■「今日のことば」カレンダー 2014年2月■
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2014-02-28 |
忙しいという字は「心を亡くす」と書きますね。 つまりこれば、自分の心の声が聞こえていない状態です。 自分の心が何を望んでいるかわからないまま、 「あれもやらなければ、これもやらなければ」 と、追い立てられている心理状態が「忙しい」状態なのです。 自分がどの位置にいて、この先どこに向かっているか、 ハッキリしないまま、とりあえず 駆け足で駆けているようなイメージです。 これでは、息切れしてしまいそうですね。(略) 歩くという字は、「少し止まる」と書きます。 休まず走り続けるのではなく、ときに立ち止まって 振り返りながら進んで行くことが大切です。 この立ち止って振り返る時間が、自分と対話する時間であり、 本当の意味で一人になる時間なのです。 自分と向き合い自分と対話することは、 私たちが精神的に成長し、内面を豊かにしていくうえで、 とても大切な時間になります。 |
2014-02-27 |
人は、よいことをしようと思ってもできない存在なのです。 生きるということが、他の生命を奪い、他人と競争して、 勝とうとし、その間に人を傷つけてしまう存在なのです。 このために不幸になり、苦しむのです。 とくに、他人の心を傷つける、嘘を言う、人を貶(おとし)める、 他人の不幸を望むなど、人間は悪いことをします。 円覚寺の管長ををされた古川尭道(ぎょうどう)老師は、 「若いときに不隠徳(徳を損なう)をした人の晩年は必ず悪い」 と、言っておられました。 私も年をとり、周囲の人の生き方をいろいろと見てくると、 若い時に闘争的で、相手を傷つけてもなんとも思わず、 言いたい放題のことを言って暮らしたような人の晩年は、 必ず孤独、孤立し、愛情に恵まれない人生を送っています。 |
2014-02-26 |
あなたが問題と「思っている」ことは、 あなたが「問題視」しなければ、 問題じゃないかもしれないんだよ。 問題じゃないものを問題視しているから、 答えが見つからない、解決にたどりつかない。 いつまでも解決しないものは、 問題じゃないのかもしれないよ。 つまり、それは普通のこと。 普通に起こることかもしれないよ。 有名になれば叩かれる… 成績が上がれば妬(ねた)まれる… 幸せになれば拗(す)ねられる… 痩せれば体力が落ちる… 楽しめば怒られる… そんな「陰」の問題ではなく、 普通のことかもしれないよ。 |
2014-02-25 |
あなたが置かれている状況を変えたいのであれば、 思い切り方向性を変えてみるのもありです。 つまり、真逆の考え方をしてみるのです。 固定された自分、ある一定の方向からしか 物事を捉えていないと、どうしていいか、 わからなくなってしまうことがあります。 つまり、自分の考え方を変えてみれば、 現状は変わるということです。 実は、あなたが変わるだけで、 現状は一気に変わるのです。 |
2014-02-24 |
私たちは本来楽をしたい、なまけたいという気持ちを持っています。 ですから、心と体によい座禅、呼吸法でも、ときどき、続けるのが 嫌になり、なまけようとします。 このようなときに「一寸の線香 一寸の仏」という 一休さんの言葉を思い出してください。 これは本来、 「一寸の線香 一寸の仏 寸〃積みなす丈六の仏 三十二相 六十種 自然に荘厳(しょうごん)す 本来の人」 という詩です。 一寸の間でも座禅をすれば、 自分の価値、徳は、一寸の分だけ大きくなる。 これをいつもやっていれば、 奈良の大仏のように一尺六寸もある偉大な仏になるのだ。 仏の清らかな上にも、かたじけなく感ずるような姿、 これが本来私たち全員が持っている姿なのだ。 それが自然に現れてくるのだ、という意味の詩です。 何かけだるくなる、あまり気が進まない、 やる気がしない、というような場合には、 「一寸の線香 一寸の仏」 と口ずさむと意外に元気が出て、やる気が出てきます。 |
2014-02-21 |
欧米人は一般的に「休むために仕事をする」という 感覚の人が多いようですが、日本人は対極的に、 「きちんと仕事をするために休む」というスタイルの人が 多いのではないでしょうか。 仕事中心の生活スタイルに加えて、そのときの精神状態、 疲労状態に合わない休日を過ごしたりすると、休日の終了時、 あるいは翌週にかけて疲れや良くない影響を残しかねません。 「ヘコまない」休日の過ごし方を、 それぞれに検討してみてください。 これは、万人に共通する正解はありません。 また、家族などの意向もあって、自分の思い通りには 過ごせないのが『大人の休日』でもあります。 その中で、短時間でもいいので、 「自分のための時間」や 「自分がリラックスできる時間」 を作ることをおすすめします。 |
2014-02-20 |
心に響く「ありがとう」の言い方とは? 本来、きちんとお礼を言う場面で、「どうも」などと 素っ気ない言い方をしていることはありませんか? 相手に好かれる人の口癖の一つが「ありがとう」という 言葉ですが、ただ言えばいいというわけではありません。 好感を持たれる人は、この「ありがとう」の言葉を 相手にしっかりと伝えることを意識しています。 つまり、何に感謝しているかを明確にしているのです。 「忙しい中、手伝ってくれてありがとう」 「○○さんのおかげで完成度が高まった、ありがとう」 「○○さんがいてくれただけで心強かった、ありがとう」 など、相手の行動、存在自体に対して感謝を表現しましょう。 |
2014-02-19 |
伝えないことは、伝わりません。 もし、相手に伝わっていないとしたら、 それはあなたが伝えてこなかったのかもしれません。 伝えたつもりの自分と、 相手に伝わった自分が食い違っていた場合、 それは、「伝え方」に問題があったのだと思います。 相手の理解度を変えることはできません。 変えられるのは自分の伝え方だけです。 |
2014-02-18 |
日々のうれしい出来事に出合ったら、その出来事をぜひ、 「奇跡」と呼んでほしいのです。 「奇跡」という言葉には無限の可能性があります。 「奇跡」という言葉を発することで「こだまの法則」が働き、 あなたの望みをものすごい勢いで引き寄せるのです。 ただし奇跡には「うれしい奇跡」だけでなく、 「イヤな奇跡」もあるのでそれを十分認識してくださいね。(略) いつも不安でいっぱいだったり、自分をせめていたり、 痛めつけていたり、ものごとを悪い方に考えてしまったりします。 マイナスの感情は、ネガティブなパワーを引き寄せるのです。 「じゃ、私の人生に起きたイヤな出来事は、 全部私が引き起こしたってこと?」 とショックを受ける人がいるかもしれません。 でも、考えてみてください。 イヤな奇跡かもしれないけど、奇跡は奇跡。 こんなにいっぱい奇跡を起こす力を持っているのですから、 これからはうれしい奇跡をいっぱい起こせばいいのです。 |
2014-02-17 |
「ポジティブな言葉を投げかける」 「一度失敗すると、自信のある人は立ち直りが速いが、 落ち込みやすい人は、なかなかその痛手から抜け出せない」 これは、私が赤字再生会社に乗り込んだときに、 最重要視していた人間心理です。 つまり、再生できるか否かは社員のやる気やストレスの大小など、 メンタリティにかかっているといっても過言ではありません。 ですから、これはとても単純なことですが、 たとえ会社が赤字でも危険でも、 「正々堂々と顔を上げて歩きなさい」とか、 「廊下の真ん中を堂々と歩きなさい」など、 会う社員全員にポジティブな言葉を投げかけたのです。 会社が傾くのは、社員にとってみれば、 それは人生の懸かった大失敗です。 でもその現実を素直に受け入れた後は割り切って、 前向きに立ち向かうしかありません。 |
2014-02-14 |
成績の悪い営業マンに、その理由を聞く必要はありません。 聞いても返ってくるのは、 「自社製品の弱み」や「不景気だから」という答えです。 売れない理由を探すのは簡単です。 それに、自分で開発した商品ではないので、 どんなに悪く評価しても自分に火の粉はかかりません。 しかし、本当に売れない理由は、 営業マンの中にあることがほとんどなのです。 こんな話しを聞いたことがあります。 目新しい機能もなくデザインも古くさいカメラを、 見事に何台も売る販売員がいました。彼は、 「このカメラは本当に必要最小限の機能しかついてないので、 写真の勉強には一番です。 この機種をお使いになれば絶対、写真が上手になるから お勧めです」と説いたのです。 売れない理由を探しているうちはアマチュアです。 本当のプロなら「どうしたら売れるか」、 その理由を必死で考えるべきです。 |
2014-02-12 |
「どうすればいつもそんなふうに 笑顔をふりまくことができるのですか? きっと生まれつき陽気なのでしょうね」 と言われたとき、彼女は笑ってこう答えました。 「とんでもない。 私は子どものころよくかんしゃくを起こしていました。 しかし、ささいなことで友だちに腹を立てたとき、母親から 「エリザベス、あなたを怒らせる人は、 あなたを支配することになるのよ」 と言われたのです。 私は今でもその言葉を肝に銘じています」 怒りと憎しみを抱きつづけると、 相手に支配されることになります。 幸せや心の平和を自ら手放し、 相手に屈することになるからです。(略) 怒りはとてつもなく恐ろしい負の力を持っているのです。 そんな力に翻弄されてはいけません。 怒りをしずめ、相手に思いやりをもって和解しましょう。 |
2014-02-10 |
青山俊董(しゅんとう)さんの「禅のまなざし」という本の中に、 次のようなエピソードが語られています。 仕事上、病院に出入りを許されている一人の男性がいました。 その人は、手のひらに握れるくらいの小さな石を持っていて、 その小石には、ひらがなで「だいじょうぶ」と書かれていました。 男の人は病院に行って、自分の病気が治るかどうかと悩んでいる人、 または、これから手術を受けようとする人に、 この小石を握らせてやります。すると、 患者は喜んで握りしめ「私の病気は治るのですね」 「手術はきっと、成功するのですね」と口々に言います。 これに対して、その男の人は言います。 「これは、あなたの願っている通りになる 《だいじょうぶの小石》ではありません。 どちらに転んでも大丈夫という小石なのですよ」(略) 「だいじょうぶの小石」を握りしめないといけない時が、 私たちにもあります。 「どちらに転んでも大丈夫。 神さまのなさることに間違いはないのだから」 と呟きながら… |
2014-02-07 |
「いまの若いもんは、言葉遣いがなっとらん」 と怒る年配者が多い。 ●いい間違いをする ●常識のない言葉の使い方をする ●わけのわからない流行語を使う ●敬語の使い方がなってない しかし私の見るところ、若者の言葉遣いをウンヌンする年配者は、 必ずしもほんとうに言葉遣いについて怒っているわけではない。 心寂しいから、そんなイチャモンをつけているのではないか? 若い人が、自分たちのいうことに真剣に耳を傾けてくれない寂しさ。 若い人が、なんの相談にもきてくれない寂しさ。 若い人たちから、時代遅れとみなされる寂しさ。 そんな寂しさから、なんだかんだいって、つい若い人に いいがかりをつけたくなってくる…そこには、 もっと若い人にかまってほしいといった心情があるように見える。 下の子がうまれたとたんに親にわがままをいって自分に注目を 取り戻そうとする、そんな上の子の心情に通ずるものがある。(略) さて若い人たちにもいっておこう。 「年配者は言葉遣いにうるさいから話しづらい。付き合いにくい」 という人が多いのだが、いまいった通り、じつは 言葉遣いのことなどあまり意識することはない。 それよりも会話する機会を密にすることだ。 職場では、報告、連絡、相談を密にして、 意思の疎通をよくはかっておくこと。 年配者を、ほったらかしにしておかないこと。 それができれば、多少言葉遣いが悪くても、敬語の使い方が なっていなくても、年配者にかわいがられる。 年配者を味方につけておくこと。 なんといってもその経験と知識は、 若い人たちが持っていないものだ。 何か困った局面におちいったとき、必ず役に立つ。 |
2014-02-06 |
自分の人生は、自分持ち。 世の中には、 「自分の生い立ちがこうだったから、こうなってしまった」 というように、投げやりな生き方をしている人がいます。 それでは、いつまでたっても人生がよくなりません。 そうではなく、 「こうだったのに、こうなれた」 さらには、 「こうだったからこそ、こうなった」 というような生き方をしたいものです。 |
2014-02-05 |
不健康なのは食べ物のせいではない。 あなたの健康がすぐれなかったら、 私は慎重に自己分析をするようおすすめする。 あなたはなにか悪意とか怨恨とか憤慨とかの気持ちを 抱いていないかどうかを率直に反省し、 もし持っていたならば、それらの感情を払拭しなければならない。 すみやかに取り除くのである。 それらの感情を持ったからとて、自分以外の人々を どうにかできるというものではないし、 これらの感情を持つ人々に対して害を与えうるものでもなく、 ただ毎日毎晩あなた自身の生命をむしばんでいくだけである。 感情から起こる病気はあなた自身の体内に内向し、 エネルギーを破壊し、能率を減殺し、健康を損ずる原因となる。 そして当然のことながら、 あなたの幸福を奪い去ってしまうのである。 |
2014-02-04 |
優しさは、とても変装が上手です。 時々、それは似ても似つかない格好をしています。 怒りだったり、冷たさだったり、時には、憎しみだったりします。 あんまり変装が上手なので、素顔が何年も分からない時もあります。 そして、ある時、ハッと気づくのです。 「あれは、もしかしたら…」 そういう優しさって、いいと思いませんか? 気がついた時、ドラマチックに喜びと感謝の気持ちで、 いっぱいになるでしょう。 それは、ひとつの勇気かもしれません。 嫌われる勇気です。 憎まれる勇気です。 その勇気を持つことができれば、よく言われる、 優しさとは強さだ、ということも理解できるでしょう。 自分自身が誰にも見つけられない優しい気持ちを持ち、 また誰もきがつかない優しさをちゃんと感じられること、 そんな粋で賢い女性になってください。 |
2014-02-03 |
モチベーションを良い方向に変化させるために、 ぜひトライしてほしいのが、発信することです。 一番良いのは、自分の夢、目標、チャレンジしたいことを できるだけ多くの人に伝えることです。 例えば、こんなことを口にすることです。 「業界ナンバーワンのエンジニアになりたいんです」 「今度手掛ける仕事は、いままで一番いいものにしたいんです」 「○○の資格をとりたいんです」(略) ぜひ、発信しましょう。 夢や目標だけでなく、興味があること、好きなこと、得意なこと、 助けが必要なことなど、おりにふれて口にしましょう。 発信することで、セルフイメージが変わり、 あなた自身が変わります。 役立つ情報をキャッチでき、さらに、 いろいろな人から応援されるようになります。 すると、自ずとモチベーションが高まります。 |