■2014年02月17日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「ポジティブな言葉を投げかける」
「一度失敗すると、自信のある人は立ち直りが速いが、 落ち込みやすい人は、なかなかその痛手から抜け出せない」 これは、私が赤字再生会社に乗り込んだときに、 最重要視していた人間心理です。 つまり、再生できるか否かは社員のやる気やストレスの大小など、 メンタリティにかかっているといっても過言ではありません。 ですから、これはとても単純なことですが、 たとえ会社が赤字でも危険でも、 「正々堂々と顔を上げて歩きなさい」とか、 「廊下の真ん中を堂々と歩きなさい」など、 会う社員全員にポジティブな言葉を投げかけたのです。 会社が傾くのは、社員にとってみれば、 それは人生の懸かった大失敗です。 でもその現実を素直に受け入れた後は割り切って、 前向きに立ち向かうしかありません。
まゆの感想
仕事だけでなく、普段の生活でも、失敗すると、
どうしてもネガティブな言葉を発しがちですよね。 そのネガティブな言葉によって、さらに、 気分も取り巻く環境全体も暗くなり悪循環に陥る… なんてことありがちですよね。 すると、やり直せることもやり直せなくなります。 だって、力がでてきませんもん、 内も周りもがネガティブだらけだったら…。 長谷川さんは、こんなことも言っておられます。 「その人が明るく生き生きと仕事をしているかどうかは、 上層部にとって、昇格かあるいはリストラを決める 重要な見極めポイントです。(略) 生き生きと楽しんで仕事をしている人は、 いやいや仕事をしている人より、確実に成果を出すというのが 理由のひとつだけですが、それ以上に会社を明るくするし、 周囲のモチベーションを上げてくれるという効用があるので、 手放したくないのです」 生き残るためにも、やり直していくためにも、 失敗しても何かあっても、ネガティブな言葉ばかり使わず、 自分にも周りにも明るくなるポジティブな言葉がけをし、 生き生きと仕事や生活をしていきたいものです。 |
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