■2014年02月12日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「どうすればいつもそんなふうに
笑顔をふりまくことができるのですか? きっと生まれつき陽気なのでしょうね」 と言われたとき、彼女は笑ってこう答えました。 「とんでもない。 私は子どものころよくかんしゃくを起こしていました。 しかし、ささいなことで友だちに腹を立てたとき、母親から 「エリザベス、あなたを怒らせる人は、 あなたを支配することになるのよ」 と言われたのです。 私は今でもその言葉を肝に銘じています」 怒りと憎しみを抱きつづけると、 相手に支配されることになります。 幸せや心の平和を自ら手放し、 相手に屈することになるからです。(略) 怒りはとてつもなく恐ろしい負の力を持っているのです。 そんな力に翻弄されてはいけません。 怒りをしずめ、相手に思いやりをもって和解しましょう。
まゆの感想
上の方の話しは、小児麻痺の患者のリハビリテーション技術を
開発した看護師エリザベス・ケニーさんが、 おかあさんから教わった、怒りへの対処方法だそうです。 怒りがふつふつとわいてきて、或いは、一度に爆発して、 怒りをあらわにする時があります。 怒りには、自分を自分でなくする力があるようです。 自分でも、人が変わったようになることがわかるし、 大切な人を、傷つけたりもしてしまいます。 あとで自分がイヤになったり、その結果に後悔し、 呆然としたりしますが…そんなことを何度繰り返しても、 また、次なる怒りが湧き上がってきて、 また、怒りをあらわにしてしまいます。 何百回、こんなことを繰り返してきているでしょうか… 本当に、情けない話しです… 怒りには、そのようなものすごい力があるのですね。 怒りを無理矢理抑え込むのは、次なる怒りにつながるので、 よくないとされていますが、かといって、いつもいつも 爆発させていたのでは、人間性を疑われてしまいます。 この怒りと上手につきあうには、過去の怒りをまずは手放し、 「それがいいわけではないが、世の中そういうこともある、 そういう人もいる」と、 自分なりの怒りの沈めるおまじない言葉を持ち、 それを、自分に言い聞かせることが大切だということです。 怒りに左右されない人生、怒りのために 人生を台無しにしない人生にしていきたいものですね… |
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