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■「今日のことば」カレンダー 2013年3月■

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2013-03-25
私がカウンセリングをしていると、
「できなかった言い訳」をよく聞きます。
「どうにもならない事情ができたんです」と彼らは言います。
緊急のミーティングが入って、子どもが熱をだして、
パソコンがフリーズして…などと何でも人やもののせいにします。
これらの事情は、本当に「どうにもならない」のでしょうか。

ストレスの研究家で医師のパメラ・ピークは著者の中で、
アクシデントに対処するために「バックアップ」を
考えておくよう言っています。
一つのプランが実行できないとわかっても、
次のプランを実行すればいい、それがダメなら
さらに別のプランを持ち出せばいいのだと。(略)

バックアップのプランを考えておけば、
決心を変えたり、あきらめたりする必要はありません。
言い訳をする必要も、自分は怠け者だ、
意志が弱いと責めることも必要もないのです。

運動の時間が取れなくなっても、
禁酒したのに、お酒の席に出なければならなくなっても、
笑顔で次のプランに移ればいいのです。
2013-03-22 僕の前に道はない。
僕の後ろに道はできる。
  (詩人 高村光太郎)

人がつくった道を歩いていくのは簡単である。
障害となるものは、すでにとりはらわれ、
まっすぐできれいな道ができている。
しかし、他人がつくった道をただ歩くだけの
人生はおもしろみがない。
2013-03-21 したがって、貧しさと言うのは、比較の問題だった。
尺度は自在だったから、
自分よりお金持ちの尺度で測れば
いつも貧しかったのである
   (イギリスの作家 マーガレット・ドラブルのことば)
2013-03-19 あなたの抱くすべての不満が、人生に望んでいないことを
創り出していることに気づいてください。
怒るたびに、あなたは人生でもっとも腹を立てたいと
宣言しているようなものです。
犠牲者のように感じるたびに、あなたは犠牲者になりたい、
犠牲者だと感じていたいと宣言しているのです。
人生は嫌なことばかりだと感じているなら、自らの
考え方や話し方を変えるまであなたは、他の人が
人生で楽しんでいることを、味わえなくなってしまうでしょう。

否定的なことばかり考えている人間は、
ダメな人間だと、言っているわけではありません。
きちんとした考え方や話し方を身につけないなら、
損をするだけだと言いたいのです。
まさに今この瞬間、
「思考が自らの経験を創り出している」という
真理を世界中の人々が知り始めています。
2013-03-18 意外に思うかもしれませんが、自信に根拠なんてありません。
むしろ、根拠なんてないほうが良いのです。
ほとんどの場合、その根拠が夢をあきらめる元になっていると
言ったら、あなたは驚きますか?

野球に自信がある小学生は世の中にたくさんいます。
きっと日本中のすべてのクラスに4~5人はいるでしょう。
「自分は自分の知っている誰よりも球が速い」とか
「守備がうまい」「打つのが上手い」「走るのが速い」
という根拠ある自信です。

でも、その根拠ある自信は、
その根拠が崩れた瞬間になくなります。
そしてその瞬間は、今までよりも広い世界に
入っていった瞬間にすぐにやってきます。

最終的に大人になっても、同じ根拠を頼りに
自信を持ち続けていられる人は、
その世界でほんの一握りになります。
つまり、自信に対してそれなりの根拠を持っていた人は、
ほぼ100%の割合でその自信を途中で失っているわけです。

自分はすごい才能を持った奇跡の存在だと自分で認めるために、
「○○ができるから」とか「~が他の人より優れているから」
という根拠は必要ありません。
        (学習塾聡明舎創設者 喜多川泰)
2013-03-15 「仕事は甘いもんじゃない。嫌なことも我慢して、言うとおりに
 していたらよいんだ!」と、真顔で子どもに教える人もいます。
そういう人たちは、自分の価値を、時給や生涯賃金などで、
判断してしまいます。そして、給料が安いから、
この程度の仕事でよいよなぁ、と手を抜いてしまいます。
これは、大変危険なことです。

給料分の仕事しかしていないと、
本当に給料分の価値しかない人間になります。
もしも、誰かがあなたに十分なお金をくれて、
「きみの仕事は、そこでじっと寝ていることだよ」と
言ったとします。その通りにしたら大変です。
二ヶ月くらいで、歩くこともできなくなるでしょう。

給料をもらっていようがいまいが、今の一分一秒は、
取り返しのつかない自分の人生の時間なんです。
誰かがくれる給料ごときで、自分の人生の時間を浪費しては
いけないし、自分の人生を手加減してはいけません。
給料にかかわらず、その職場の環境を活かして、
フルスロットルの仕事をするべきです。

時給一万円の仕事をすべきです。
そうすれば、時給一万円の人間になれます。
その職場で評価されなくてもいいのです。
いつかその価値が正しく評価できる人と出会えます。
そのときに、最低賃金の人間なのか、
時給一万円の人間なのかは、
職場で何をしたかによって差がでるのです。
2013-03-14 日本人が豊かになってなくしたもの。
あるがゆえに気づかないもの。
それは一番大切なものであり、自分の心を強くしてくれる
「心の支え」だと私は思います。

親や先祖に対する感謝、配偶者に対する思いやり、
子どもに対する絶対的受容の無条件の愛、それらが欠如し、
「自分自身を信じることができない人たち」が
増えているのだと思います。

逆境を生き抜く力、それは大切な人に感謝し、
自分だけのために頑張るのではなく、
その大切な人のためにも頑張るという心なのです。
あなたの心を強化するための絶対必要条件。
それが「心の支え」を持つことなのです。

愛情、感謝とは、それだけ強い感情なのです。
感謝こそ究極のプラス思考なのです。
感謝は無料です。感謝したもの勝ちです。
感謝をエネルギーに変え、逆境を吹き飛ばしましょう。
      (脳開発のパイオニア 西田文夫著)
2013-03-12 意志決定は、それだけでもかなりハードな作業である。
平常心でいられなければ、なおさら適切な意志決定が
できないのは想像がつくだろう。

ストレス、怒り、恐れ、不安、貪欲と陶酔感などは、
よい決断ができない精神状態をつくり出す。
気分が高揚していたり、落ち込んでいたりする時に
よい決断ができにくいのと同じで、感情が全くない時にも
よい決断は下せない。

神経科学者のアントニオ・ダマシオは、
情緒的なバランスが保たれている時に、
「私たちの判断力がうまく機能するのだ」という。
もし、平常心でないと感じたら、
できるだけ重要な決断を先に延ばすことだ。
2013-03-11 人間関係から生まれる悪感情の一つに「疑い」があります。
この「疑い」は、かなり個人差が大きいと思ってください。
相手のちょっとしたことでもすぐに疑ってしまう人と、
まったく何も気にしないで受け止める人がいるからです。

たとえば、「そのスーツ、よく似合うね」といわれて
「へっへ、バーゲンには見えないだろう」と笑える人は後者です。
ところが「そうか?」と返事はするものの、
「フン、どうせ皮肉だろう」とねじれた受け方をする人もいます。
こういう人は、相手が何をいってもその裏側を探ろうとしますから、
どうしても疑いがつきまとうのです。

「バーゲンで買ったのを知ってバカにしているんだろう」
「オレには安ものでちょうどいいってことか」
そんなことまで考えてしまいますから、これはもう、
疑い深いというより、ただの「へそ曲がり」になってしまいます。
他人のことばを素直に受け止められない人は、
感情がどんどん刺々しくなっていくのです。

そういう人たちに共通する考え方に、
「わたしはそんなに単純な人間ではない」というものがあります。
ほめられるとすぐその気になってしまう人は
「単純な人」ただの「お人好し」であって、
自分はそこまでバカじゃないと考えがちなのです。

でも「感情の整理」ということで考えると、
「単純な人」や「お人好し」こそ不機嫌と無縁に
生きていくことができます。
気むずかしさを気取る人は、いつもイライラしたり、
他人を疑ってばかりいます。
はたしてバカはどっちでしょうか?
2013-03-08 「わかってもらえないこと」があったとしても、
そのことは気にしなくていいのです。
決して相手が鈍感なわけではないし、自分勝手なのではありません。
好きな人や気の合う人というのも、ほかの人に比べて分かり合える
部分が多いというだけのことです。
お互いに相手をわかってあげようとする気持ちが生まれるのも、
その手がかりが多いからなのです。(略)

どんなにわかり合える部分が多い相手でも、
意見の対立や食い違いは生まれます。
感情的なぶつかり合いも起こるし、
いっしょにいても、不機嫌になるときがあります。
感情は、生きものですから、
そうなってしまうことは、不自然ではないのです。

でも、そこで「こんな人だったのか」と
失望したり、怒ったりするのは大げさすぎますね。
ただたんに、わかり合えない部分と
出合ってしまっただけのことです。
人と人とは、わかり合える部分でつき合えばいいのです。
2013-03-07 へこたれた私に、先生はこう言いました。
「話が違うと嘆くのは簡単だ。
 でもな、もうおまえは踏み切ったんじゃないか。
 そしたら割り切って一生懸命、もう一度努力する。
 それから、思い切っても遅くはない。
 世の中は、「踏み切る、割り切る、思い切る」
 の三切なんだぞ」

三切と聞いたとき、なるほどなと思いました。
自分で決断をした…それは踏み切ったということです。
進んだ先で思わぬ事態が待っていた、
これは愚痴を言ってもはじまりません。
割り切って立ち向かえということです。
そして、新しい場所で悩み、戸惑うのは当たり前なのだから、
できることはやるべきだと。
2013-03-06 ある日、中山先生から、こんな質問をされました。
「中村さん、『感謝』の反対は何だと思う?」
「『感謝』の反対?うーん、なんやろ、『不満』かなあ?」
「そうですね、では、『ありがとう』は、どうでしょうか?」

むむむっ…と悩んでいる僕に、中山先生はおっしゃいました。
「『ありがとう』の反対は『当たり前』ですよ」

私たちは大いなる命をいただいているという
喜びの世界に住んでいながら、それが
「当たり前」だとついつい思ってしまいがちです。
毎日、毎日を生きていること、
そして食べ物を口にできていること。
それらを、当たり前ではなく、
ありがたいで受けとめることが大切だ、大病を患われたことから、
今は両の目が不自由な中山先生のおっしゃる言葉に、
いつも心が洗われたような気持ちになるのです。
2013-03-05 僕の話を聞いて、なにやら興奮した様子の子どもに、
夢や目標を聞かれたら、たいていの親は、
「お父さんにだって目標くらいはある」と答えます。
「いずれは会社を辞めて自分で起業し、もっとやりがいのある
 仕事をしたい」などと説明するでしょう。
しかし、そのあとに、悪魔の言葉がでます。

「でもな」の一言です。
「おまえら、家に帰って実験してみたらいいねん。
 たいていの大人は、目標は3分で話すけど、
 出来ない理由は30分かけて説明するんや。
 夢を語ったあと、きっと、「でもな」が出てくる。
 「おまえも知ってのとおり、うちは金がない」だの、
 「お母さんもやりたいことはあるけど、忙しくて時間ない」
 「おばあちゃんが病気だから」だの、ありとあらゆる
 「できない理由」が出てくるから、試してみ」(略)

僕に言われたとおり実験をして、夢を語った直後に
できない理由を言う大人を見たとき、子どもは少なからず、
がっかりするでしょう。それを記憶していれば、
「でも」が悪魔の言葉だと実感できるはずです。(略)

「できない」と感じた瞬間、「今、何ができるか」を考え、
やれることを探すというように自分を変換することができたら、
最高ではないかと思うのです。
2013-03-04 私が決して悲観主義にならないことには、理由がある。
監督をやっていた時代に、
これはどう鍛えてもプロでは通用しないと思う選手がいた。
はっきりいって才能がないと思った。

ところが、この選手はこちらの言うことは
何でも素直に聞いて一生懸命やってくれる。
その彼が、1年半たって俄然変身した。
めきめきと力を発揮し始めたのである。

その経験から、現れた結果、いま目に見える才能というのは、
ほんの氷山の一角にすぎないことを痛感した。
人間には表に出ていない隠れた才能がたくさんあるのだ。
簡単にあきらめてはいけない。
それ以降、私は
人間の表に出ていない能力を見るようにつとめている。
        (後解説 野球解説者/広岡達朗)
2013-03-01 「望む現実を引き寄せるには思考を変えなさい」
「自分が引き寄せたい現実に思考を集中変えなさい」
「こういう方向に思考を向けることが大切です」
どれも正しいアドバイスです。
考え方を変えられれば、現実は必ず変わるでしょう。

ところが、これが普通の人にはすごく難しかったりするわけですね。
「考え方のクセに気づきましょう」とか
「思考パターンを変えましょう」と言っても、
ほとんどの人は、あまりピンと来ないのです。
私のイメージでは、ほぼ9割の人は、
「自分が今どんな考え方をしているか」を点検したことがない、
そういうことに意識を向けたことがないようです。(略)

どうしたらもっと自分の思考に気づきやすくなるか?
どうしたらもっと簡単にそれを変えられるか?
そこで、思考パターンを変えるなどの言い方ではなく、
「脳内会話をポジティブに変えていく」という表現なら、
誰にでもわかってもらえることに気づいたのです。

実際、脳内会話とは、頭の中で考えていることですから、
それを変えれば、考え方を変えたの同じことになります。
だから、もしネガティブな自分を変えたいなら、
ポジティブな会話を頭の中で始めればよいのです。

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
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