■2013年03月08日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「わかってもらえないこと」があったとしても、
そのことは気にしなくていいのです。 決して相手が鈍感なわけではないし、自分勝手なのではありません。 好きな人や気の合う人というのも、ほかの人に比べて分かり合える 部分が多いというだけのことです。 お互いに相手をわかってあげようとする気持ちが生まれるのも、 その手がかりが多いからなのです。(略) どんなにわかり合える部分が多い相手でも、 意見の対立や食い違いは生まれます。 感情的なぶつかり合いも起こるし、 いっしょにいても、不機嫌になるときがあります。 感情は、生きものですから、 そうなってしまうことは、不自然ではないのです。 でも、そこで「こんな人だったのか」と 失望したり、怒ったりするのは大げさすぎますね。 ただたんに、わかり合えない部分と 出合ってしまっただけのことです。 人と人とは、わかり合える部分でつき合えばいいのです。
まゆの感想
和田さんは、さらにこう言っています。
「逆にどんなに気の合わない人とでも一瞬、 わかり合えるときがあります。 「へぇー、こういう人だったんだ」とか 「悔しいけど考えは同じだな」と 認めてしまうときもあるのです。 そういうときは素直に喜びましょう。 「この人とつき合えないわけではないんだ」と 思うだけでいいのです。 そうすれば、すれ違った時の挨拶ぐらい、 にこやかに交わせるようになります」 人間、わかり合えないことがあってそれでいい。 それをなんとしても「わかり合いたい」などと思い込むと、 わかることを強制することになり、 互いに、苦しくなり、悩みとなってきます。 そして、逆にどんどんわかり合えなくなるなんてことになります。 「わかり合えないこともあるさ、大好きな人でも、親友でも。 それでも、大丈夫。OK!」 と思っていた方が、人間関係はうまくいくように思います。 逆に、わかり合えないと思った人とでも、 「この人とは、絶対にわかり合えない」などと、 拒否せず、もしも、わかり合えるところがあったら、 「へぇ、こんなところもあるんだ、なるほどね」 などと、その人をちゃんと認めて受け入れていきたいものです。 そのほうが、自分の人間としての幅も広がっていくと思います。 |
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