■「今日のことば」カレンダー 2012年1月■
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2012-01-31 |
他人と自分を比較することでは脳は喜びません。(略) 脳のメカニズムから考えれば、自分と他人を 比較することはデメリットだらけなのです。 大切なのは、自分自身の「喜びの感覚」です。 人間の脳は、自分が少しでも前に進んでいれば、 「喜び」を感じるようにできています。 進むペースが速い人もいれば、遅い人もいる。 人それぞれなのです。 ペースの速さがどうであれ、とにかく少しでも 前に進んでいれば、喜びを感じられるはずです。 |
2012-01-30 |
道なきところ わが道あり 夢を語っただけで、言われることがある 「うまくいかないからやめた方がいい」 「そんなこと言ったって、君にできるはずないじゃないか」 「君一人でやるというのか、冗談だろう」 その時、ワクワクする 「できたら、みんなびっくりするだろうな~」 自分の道は、自分にしか見えない。 |
2012-01-27 |
私は、「がんばることは悪いことだ」と 言うつもりはありません。 何事も努力しなければ道は開けないもの。 一生懸命やることはとても大事なことです。 しかし、「がんばらなければ…」 という発想にとらわれすぎてしまうことによって、 自分を精神的に追い込んでしまう可能性が高いことを、 みなさんに、知っておいてほしいのです。 すべてのことを完璧にこなすなんて到底不可能です。 それを知らずにがんばり続けていれば、いつか 自分のキャパシティを超えてしまう日が必ずきます。 そして、挫折を経験すると、 「ああ、自分はがんばれなかったダメ人間なんだ」と、 また、自分を責めてしまいます。(略) 全力疾走ばかりしていては、当然いつかは息切れします。 たまにはひと息いれて、ゆっくり歩いて 景色を眺めてみるそんな姿勢が必要なのです。 |
2012-01-26 |
完璧主義は意味がありません。 決して否定するわけではありませんが、 すべてにおいて〈百発百中〉はありえません。 「あーうまくいかなかったらどうしよう」 「よーし、今度は完璧にするぞ」 これで、うまくいくのなら別にOKですが、通常は、 完璧すぎるがゆえに力みすぎたり、体調を崩したりします。 私は、時に楽観主義で良いと思います。 相撲は、当たり前ですが7回負けて8回勝てば勝ち越しです。 野球も3割打者は、一流の選手です。 人は、リラックスしてこそ最高の力が発揮できるのです。 完璧主義を捨てて、〈8勝7敗〉主義でいけばよいのです。 そうして、一歩一歩少しずつでも成長と成果を だしているうちにコツをつかんで、物凄い人になるのです。 完璧な人生ではなく、人生を楽しんでください。 完璧じゃなくてもいいと思えば、 すぐに行動もできるようになります。 |
2012-01-25 |
「こんなときはどう言えばいいの? こんな人にはなんて伝えればいいの?」 と質問されることがあります。 それに対する私の答えは、いつも同じです。 「あなたが伝えたい本当の気持ちは何ですか? その人とどんな関係をつくりたいですか?」(略) コミュニケーションで大事なことは、 「HOW TO(どう伝えるか」ではなく、 「WHAT(何を伝えたいか)」、 そして「WHY(なぜ伝えたいのか)」ということです。 |
2012-01-24 |
生命のスタートは、とても単純な構造で始まっています。 たった一つの細胞が生まれ、それがどんどん多細胞へと進化していく。 そしてカンブリア爆発(5億数千前の古生代カンブリア紀に 動物が爆発的に多様化し、大進化が起こった現象)と呼ばれる 劇的なドラマによって、生命は大きな進化を手に入れてきたのです。 こういった生命の歴史を考えてみると、生命というものは、 常に新しいもの生み出してきたということがわかります。 言い換えるなら、「生命は常に創造を繰り返してきた」と 言えるのです。 新しいものをつくる、新しい形になる、そしてそのたびに 新しい機能を獲得していく…まさに生命そのものが創造性と 切り離すことができないものなのです。 私たちが「生きている」ということは、すなわち 何かを創造し続けていることなのです。 何もそれは、芸術的なことでなくてもかまわない。 大そうなものを創造することではない。 日々の暮らしの中で私たちは何かを生み出し、変化し続けている。 だからこそ、人生は刺激に満ち満ちている。 アインシュタインが言うように、創造的であること、 いろんなものに感動しながら常に新鮮な気持ちで生きていく、 ということは、実は「生きること」そのものであるわけです。 |
2012-01-23 |
自分はどうせ頭が悪いんだ、父ちゃん、母ちゃんも悪いのだから、 自分も悪いのは当たり前だ、生まれつき能力がないんだから、 いくらがんばってもムダだ、そんなふうに勝手に思い込んで いる人はいませんか。 あるいは、たまたま学校の成績が良くなかった、入学試験も ダメだったし、入試試験でも最低のほうだった。 所詮自分は出来が悪いのだから、高望みなんてできないんだ、 そういうバカげた劣等感を持ち続けている人はいませんか? それは全くの思い違いです。(略) 人間の脳には、生まれた時に予め決まっていることや、 あるいは限界などというものは一切ありません。 IQの50%は遺伝で決まると言いましたが、あくまで目安。 知能指数というものも、頭の良さの中の ほんの一部の要因にしかすぎない。 IQの高い人が社会的な評価を受け、IQの低い人は、 いい仕事ができない、そんなことがあるはずありません。 脳は使い方次第でどんどん進化するものです。 意欲を持って前向きに生きてゆけば、脳の働きは良くなる。 どうせ自分はダメだと思い込めば、 脳もまたダメな脳になってしまう。 生まれつきの良い悪いなんて関係がない。 考え方次第で脳も自分も変えることができるのです。 |
2012-01-20 |
あなたは最近、「ありがとう」をいっているだろうか。 そういえば、ここのところ、ごぶさた……という人は、 知らず知らずのうちに、心のゆとりがなくなっているのではないか。 いくらがんばっても、何か空回りしているときがある。 必死でやっているつもりのときには、そのぶん、 人に対して鈍感になっているのかもしれない。 そんなときには、周りの人の心づかいにも気がつかず、 また、なかなか「ありがとう」のひとことがいえないものだ。 それだけ、心の中は「あせっている」ということだ。 「ありがとう」は、心のゆとりのバロメーターだ。 心にゆとりがあり、周りの人の「ありがたいこと」を 感知できれば、「ありがとう」が口から出てくるだろう。 心にゆとりがない人は、「ありがとう」をいえないものだ。 |
2012-01-19 |
同僚とまったく同じ行動をしていたら、 5年後、10年後は、同僚と同じレベルで終わります。 あなたもご存じのとおり、会社内での評価は、 絶対評価ではなく相対評価です。つまり、 あなたが同僚より仕事ができる・できないという 能力の格差で決まります。 同僚と同じ行動や習慣を続けて、 「5年後、10年後には同僚よりも 一段高いレベルにいるはずだ」 なんて、考えていないですよね。 とはいえ、 社内では同僚や上司との付き合いも非常に大切です。 社内の人間関係を壊してまで実行するのはリスクが伴うので、 程度を考えて勉強時間を捻出し、勉強してください。 |
2012-01-18 |
成長する人が持っている3つの共通点 一つ目は、気配り、気が利く人。 簡単な日常業務の例で言えば、上司からある新聞記事の コピーを取って欲しいと頼まれたとき。 ただコピーを取って上司に渡すだけの人と、 記事の横に、日付を書き添えたり、読みやすいように 拡大コピーをしたりして上司に渡す人との違いです。 その違いは、 「自分で考えて行動しているかどうか」にあります。 二つ目は、好奇心です。 「それは君の仕事じゃないだろう」と言われるくらい、 周囲に興味を持つ人は必ず伸びてきます。 三つ目は、礼儀です。 例えば、反対意見を言うときにも礼儀があります。 上司に「ノー」を言える職場にしようと提案すると、 無礼な態度で「ノー」を言う人がいますが、 これは勘違いも甚だしいというものです。 礼節を持って相手に理解を求める言い方をし、 そういう態度が取れるかどうか。 もちろん、これは「精神的な礼節」です。 気配り、好奇心、礼儀、 これらは、成長する人の共通点だと、 今でも自分に言い聞かせています。 |
2012-01-17 |
思うような結果が出なかったときからが 思考の始まりであり、本当の仕事である。 企画が悪かったのか、実行が悪かったのか、 タイミングが悪かったのか……。 失敗の中に宝が隠れているかもしれない。 |
2012-01-16 |
脳の働きの本質は「自発性」です。 脳に何かを強制することは、とても難しいのです。 脳はポジティブな期待やほめられた体験を、 とてもよいものとして受け止めます。だからこそ、 「教育過程においては基本的に、ほめることが大切」 といわれているわけです。 もともと人間のモチベーション(やる気)というのは、 その人の好きなことや、人からほめられた体験、人から認められる といったポジティブなものからしか絶対に生まれません。 もし叱るなら、そのやる気を軌道修正する時だけにしてください。 行動自体を否定する叱り方は、やる気を削いでしまうからです。 これは、子どもだけでなく、社会人にも同じことがいえるでしょう。 なぜなら、脳が喜びを感じるためには、 「強制されたものではない」ことが大事だからです。 何をするにしても「自分が選んでいる」という感覚こそが、 強化学習にかかせません。 部下や子どもの主体性を引き出すためには、 どんな小さな事でもいいから自発的にやったことで、 「成功体験」を持たせることが大切。 成功体験なしには、脳は変わってくれないのです。 「喜び」がないと強化回線は回らないのです。 |
2012-01-13 |
職を失った人に対して、 「心配することないわ。あなただったら、 すぐに次の仕事だって見つかるはずよ」 といったところで、ありがたみなど感じられません。 あるいは 「これは、あなたにとってよかったかもしれないわ。 捨てる神あれば拾う神あり、というじゃない」 なんて言ったら、不謹慎きわまりないことです。 誰も当事者の恐怖心やその失態に対する痛みなど、 わかるはずはないのですから。 「わたしは靴がなくて泣いていたけれど、 そこに足のない人がきて、泣くのをやめたわ」という、 下を見ればキリがないという比喩話を聞いた方もいるでしょう。 これも何の慰めにもならないのです。 そんな慰めは滑稽なだけです。 人が陥っている不幸な気持ちやその状況のために、 あなたやわたしができることといったら、「愚痴」を 聞いて、気持ちを正当化してあげることだけ。 他にできることは、何もないのです。 |
2012-01-12 |
人は誰かを 幸せにするために 生まれてきた 不満を言わない 怒らない 批判しない イライラしない 笑顔でそこにいる それだけで 誰かの役に立っているかもしれない |
2012-01-11 |
やるという前提に立っていないと、 人を動かす企画書は書けない。 一目、見た瞬間に、わかることがある 一言、交わした瞬間に、わかることがある そっと触れた瞬間に、わかることがある その人が創ったものを見れば、 その人の言葉を聞けば その人の雰囲気に触れれば その人がどんな覚悟で取り組んだがわかる 自分が迷っていても、相手の覚悟で目が覚める だから、はじめる前に決意する |
2012-01-10 |
知ったかぶり、高慢ちき、図々しさ、横柄、とげとげしさ、 がりがり亡者…こういった人の性格は、そのほとんどが、 自分を受け入れられないから、背伸びする、大きな顔をする、 無茶をする、上げ底の自分を見せたがる… もっと自然に「自分」を受け入れてみたらどうか。(略) 人は、「自分らしい歩き方」をしているときが、 一番輝くのではないか。 手を激しく振りすぎたり、足を大きく広げすぎたり、 背伸びをして歩いたり、下ばかり見て歩いたり… では、すぐに疲れてしまうだろう。 「疲れきった人」の顔が輝いて見えることはない。 |
2012-01-06 |
あなたが夢を持ち、それに向かっていきいきと がんばっている姿が、あなたの周りにいる人たちを とても幸福な気持ちにしている。 あなたは気づいてはいないだろうが…(略) 自分にわくわくしている人は、 その人を見ている人たちをもわくわくさせる。 反対に、自分にがっかりしている人は、 ほかの人もがっかりさせてしまうだろう。 大いに夢を語るがよい。 それは生きていく原動力だ。 あなたの語る夢が、あなたの周りにいる人たちを幸福にする。 人の語る夢にケチをつけることなかれ。 「夢を語ってくれて、ありがとう」と感謝すること。 その人のおかげで、あなたは元気でいられるのである。 |
2012-01-05 |
この大惨事にも、言い争いせずに協力しあっている 日本の人たちは素晴らしい。 世界が一つになってサポートしようとしている。 日本は必ず復興し、来年(2012年)の五輪には、 誇りを持って出場するだろう。 (P98 カール・ルイス/オリンピック金メダリスト) タクシーの運ちゃんと電車駅員さんとおばさんと話したけど、 みんな遅くまで帰れなかったりしてすごく疲れているのに、 苛立つことなく、言葉遣いもふるまいも丁寧で、 逆に気遣われてしまった。 「みんな大変だから」という〝みんな〟って意識があることに 感動するし、私も受け継いで大事にしたい文化。(P21) |