■2012年01月23日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
自分はどうせ頭が悪いんだ、父ちゃん、母ちゃんも悪いのだから、
自分も悪いのは当たり前だ、生まれつき能力がないんだから、 いくらがんばってもムダだ、そんなふうに勝手に思い込んで いる人はいませんか。 あるいは、たまたま学校の成績が良くなかった、入学試験も ダメだったし、入試試験でも最低のほうだった。 所詮自分は出来が悪いのだから、高望みなんてできないんだ、 そういうバカげた劣等感を持ち続けている人はいませんか? それは全くの思い違いです。(略) 人間の脳には、生まれた時に予め決まっていることや、 あるいは限界などというものは一切ありません。 IQの50%は遺伝で決まると言いましたが、あくまで目安。 知能指数というものも、頭の良さの中の ほんの一部の要因にしかすぎない。 IQの高い人が社会的な評価を受け、IQの低い人は、 いい仕事ができない、そんなことがあるはずありません。 脳は使い方次第でどんどん進化するものです。 意欲を持って前向きに生きてゆけば、脳の働きは良くなる。 どうせ自分はダメだと思い込めば、 脳もまたダメな脳になってしまう。 生まれつきの良い悪いなんて関係がない。 考え方次第で脳も自分も変えることができるのです。
まゆの感想
この本では、こうも言っています。
「脳というのは、難しい言葉で言うと「非線形素子」といって、 要するに1+1が必ずしも2にはならないのです。 3になったり5になったりする。 たとえば、楽しいことも一人でやるより、友人や恋人と 一緒にすれば喜びは何倍にもなるでしょう。 逆に大した悩みじゃなくても、マイナス思考になることに よって、ものすごく大きな悩みに発展してしまうこともある。 「気の持ちよう」という言葉もありますが、まさに 脳はそういうシステムを持っているのです。 せっかく持っているの脳の可能性を使おうともせず、 初めから、どうせ平凡な人間だ、能力がないなどと、 諦めてしまっている人がいますが、もったいない。 もっと自分を信じること。 いや、大きな意味で人間の脳というものを信じることです」 良いと思えば、良い思いが増幅され、悪いダメだ、能力がない、 などとマイナス思考ばかりしているとそれも増幅されてしまう… 脳には、そんな動きをするのですね。 それなら、良い思い、例えば、自分はやれる、できる、 と思っていく方がいいですね。 自分の脳をもっと信じてやってもいいかもしれませんね。 |
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