■「今日のことば」カレンダー 2018年9月■
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2018-09-28 |
「あの人ったら、ちっとも人間関係のこととか 心の中のことを話してくれないわ」 (本当はしたくてもできません)と妻は嘆き、 「どうしてこうぐちゃぐちゃいつまでも話すんだ? 感情的だし、すぐ好きだ嫌いだ、結婚するとかしないとか、 人の話の多いこと!」 (それはそうです。彼女は人間関係に興味を持つように つくられているのですから)と夫も不満いっぱい。 統計的にいうと、 だいたい80%の妻が夫の寡黙に悩んでいますし、 80%の夫がぐちを言う妻にイライラしています。 男性は男性の視点で女性を裁き、 女性は女性の見方で男性を裁きます。 これは致命的です。 相手が自分と違う仕方でふるまうように プログラムされていることを知っていたら、 解決できる問題もあるでしょうに。 女性にとって、感情領域を切り離すことが難しいと理解できたら、 夫たちはきっと 「なるほど、オレにはないものをもっているというわけか」 とうなずくことができるでしょうに。 |
2018-09-27 |
デボラ・タンネンとミヒャエル・マリーは、 夫婦のコミュニケーションにとって生じやすい基本現象を 次のようにまとめています。 〇妻たちは、夫と話し合いながら 二人の関係を深めたいと考えている。 ●夫たちは、妻と話し合わないで 二人の関係を深めたいと考えている。 〇妻たちは、夫たちの「だんまり」行為を 「愛の失墜」と理解する。 ●夫たちは、妻が黙ってしまうと 「妻は今、ふれられたくないんだな」と理解する。 妻たちは、夫が話さないことを「破壊的な行為」だと認識する。 夫はそれが関係を深めるためによいと判断しているのに。 夫たちは、妻が常時語りたがるのを 「二人の関係に鬼門をいだいている」と認識する。 妻にとっては、「いつも話し合うこと」は 二人の関係をケアするためであるのに。 もう少し進むと、夫にとって、 妻の態度が「破壊的」に見えてくる。 妻は、関係を深めるためにそうしているのに。 |
2018-09-26 |
自分ではなかなか気づかないことですが、 ことばの癖に気をつけたいものです。 あなたの周りにもいるはずです。 どんなときも「やっぱし」を連発する人。 逆説を述べるわけでもないのに「逆に言うとね」と言う人。 やたら「ひじょうに」を繰り返し使って、なんでも 強調してしまう人。 「結論から言うとね」という前置きから始まって、 いつまでたっても結論に行き着かない人。 いつもひとり顔をしかめながら「いやな話なんだけど」を しゃべりだしに使う人。 こうして文字にすると、 「あ~こういう人、いるいる」と、誰しも思いあたる人物が 浮かんでくるのではないでしょうか。 「なくて七癖あって四十八癖」ぜひ一度、 自分の会話を見直してくることをおすすめします。 |
2018-09-21 |
幸せなんて形もなく、目に見えるものでもない。 自分だけが感じるものですから、人と比べる必要はないのです。 だから、 「あなたは幸せよ」 と人から言われても、私がそう感じなければ 「大きなお世話よ」となるだろうし、人が私のことを 「可哀想だ」と思っても私が不幸だと思わなければ、 不幸でもなんでもない。 物差しの単位も長さも人によってそれぞれ違います。 自分の物差しで人の幸不幸は計れません。 人のことをあれこれ言わない。 思わない。 自分は自分。 幸せと思うか思わないかは自分が自分次第。 感謝の気持ちがあればどんどん幸せになっていきます。 幸せに暮らしましょう。 |
2018-09-20 |
パッションは人それぞれ異なりますが、 自分が愛することや、自分自身の幸せにとって 本当に大切なことを書き出していきます。 ・あなたが本当にやりたいことはなんでしょうか? ・どんな環境を望みますか? ・どのような人たちといっしょに過ごしたいですか? ・あなたの心に火をつけ、やる気にさせるものは何ですか? こうした質問に対する答えが手がかりになるはずです。 また、 ・あなたが得意なことは何ですか? ・よく人からほめられることは何ですか? ・他の人たちよりも、うまくできることは何ですか? ・あなたのユニークなスキルや才能は何ですか? 人は得意なことをするときは楽しんでいる傾向がありますので、 自分が好きなことや得意なことについて考えるのも、 パッションを見つける手がかりになるでしょう。 |
2018-09-19 |
「幸せな成功者には、たった1つ共通点がある。 それは何か?」 と聞かれたら、私は迷わず、 「情熱を生きること」と答えます。 「情熱」という言葉から、暑苦しさや熱血、 ハイテンションなどをイメージして、抵抗を覚える人もいるかも しれませんが、実際、「情熱」と「テンションの高さ」は まったく関係がありません。 情熱は、どちらかというと、 「静かなるワクワク」というイメージです。(略) 自分の情熱に沿って生きると、 努力やモチベーションの必要がなく、大量の行動がとれます。 そして、直感が鋭くなり、さまざまな幸運を 引き寄せやすくなって、夢の実現が加速します。 |
2018-09-14 |
自分と他人は違うのだから、伝わらなくてあたり前。 説明しないと、伝わらない。 そういう前提で考えたほうがいい。 だから、 共通に理解しあえるところまで深く掘り下げて、 伝えていくために「論理的に考える」ことが 必要になってくるのだ。 結局、「論理的に考える」とは、 他者を尊重するということになる。 相手の立場を尊重したり、相手の立場に立ったりするから、 相手にもわかるように論理的に考えて 説明しようと思うのである。 決して相手を言い負かしたり、 自分の立場を押しつけたりするために、 論理的な考え方が存在しているのではないことを 覚えておかなければならない。 自分と相手はそもそも違う。 だれ一人、同じ人間はいない。 だから、共通の物差しを探し、歩み寄る。 論理的に考えることは、相手に対する優しさの表れである。 |
2018-09-13 |
ロースクールに入った学生がよく失敗するのは、 「考えること」と「探し出すこと」を 勘違いしてしまうことである。 ロースクールの授業で、学生は課題を出される。 そのために予習してくるわけだが、多くの学生は図書館に行って 一生懸命、文献や判例を探したり、学者の論文を読んだりする。 そしてその課題に対する答えを探しまくる。 1日がかりで探しまくって、ようやくその答えが見つかると、 「ああ、よかった」と胸をなでおろして翌日の授業に出席する。 先生に当てられると、嬉々としてその答えを発表し、 「正解だ、よく勉強しているね」とほめられる。 そんな勉強を2年、3年続ける人が多い。 これは何の訓練をしているかというと 「リサーチ」の訓練だ。 法律家になる訓練ではない。 文献などいろいろな情報を集めてきて、 答えらしきものを探し出すリサーチは、パラリーガル、 つまり法律家の秘書の仕事である。 法律家は、集められた情報の中にはない答えを 導き出すのが仕事である。 だから、3年間必死になってロースクールで リサーチャになる訓練をしてきた人間が現場に出て 法律家になると、 「ちょっと使えない」という評価になってしまう。 与えられた課題に対して、同じように答えを 探しまくってしまうからだ。 |
2018-09-12 |
決断の遅い人の中には、 「失敗するのが怖いから、よく考えて決めたい」 という人がいます。 「重要なことなんだから慎重に決めろ、熟考したほうがいい」 とアドバイスする人もいます。 僕はそれ自体は否定しません。 ただ、こう言っておきたい。 「そんな言葉に甘えて、何でもかんでも時間をかけていては、 物事は進まないですよ」と。 「ぬるい熟考」は、なかなか決められない自分に対する 逃げ場になってしまうでしょう。(略) 「背水の陣」とはよく言ったもので、 うしろに水があって逃げられないからこそ、覚悟ができる。 そして、素早い決断もできる。 逃げ道や逃げ場を作ると、とたんに人に決めなくなるのです。 |
2018-09-11 |
北海道胆振東部地震、台風21号で被害をうけた皆さまには、 心よりお見舞い申し上げます。 一刻も早く生活環境が戻りますよう、心から祈っております。 《お知らせ》 ■「今日のことば」8月の人気ベスト5をアップしました。 ★詳細は→「8月の人気ベスト5」 人は往々にして、自分自身に納得がいかないもの。 それでも、納得できないレベルで納得することが、 生きていく上ではけっこう大事です。 自分が生まれ持ったルックスや能力、 今ある環境で、とりあえず納得する。 「自分は福山雅治になれないから納得できない」 なんて考えるのは、意味のあることではありません。 どんなに難しくとも、 「Iam OK!」 と呪文のように唱えることが肝心。 自分自身に納得がいくと、 意外と他人を肯定するのも楽になるものです。 |
2018-09-10 |
どこかかわいげのある人は、まわりに好かれます。 素のままに生き、自分のいいところも悪いところも 相手にそのまま「自己開示」できている人たちは、 その自然さが魅力となっているのです。 自分自身も楽に生きることができているでしょう。 反対に、無理していいところばかり見せようとする人は、 なかなか親しみを持ってもらえません。 どこかにやはり不自然なものが感じられますし、 カラをかぶり、まわりを警戒しているあり方だからです。 気取っている人、〇〇ぶる人というのは、 まず好かれないタイプでしょう。 |
2018-09-06 |
年齢を重ねた者同士のおつきあいで、 とくに気をつけたいポイントをまとめてみましょう。 ひとつ目は、相手のプライベートに 必要以上に立ち入らないこと。 これは、自分に置き換えればわかります。 誰でも知られたくない部分はあるでしょう。 二つ目は、よその家のやり方に口出ししないこと。 よそ様はよそ様の事情があり、 その家庭ならではの生活があるのです。 自分の尺度を押しつけると煙たがられてしまいます。 そして三つ目は、たとえ夫婦であっても、 相手のところにズカズカ入り込まないこと。 長年連れ添っていると、伴侶が自分の体の一部のように 思えてしまいますが、夫婦であっても別人格であることを 忘れてはいけません。 いずれにしても、人間関係をスムーズに運ぶには、 相手を思いやりながら余計な干渉はせず、 ほどよい距離感を持つことが大切です。 |
2018-09-05 |
定年を迎えても、 「生活のペースを変えると ますます年寄りくさくなってしまうから、 できるだけ現役の頃と変わらない暮らしをキープしよう」 と、勤めていた頃と同じような消費生活を続ける人や、 そうとは意識しないで、つい買い過ぎてしまう人がいます。 でも、身の丈に合わない生活スタイルは修正したほうが、 快適に過ごせるのではないでしょうか。 子どもが小さかった頃や大家族で住んでいた頃は、 スーパーで特売品をまとめ買いしたり、 洗剤などはジャンボサイズのものを買ったりしたでしょう。 しかし、そんなに大量の品物を必要としなくなってくると、 それは「安物買いの銭失い」で、経済的にも デメリットのほうが多くなってしまいます。 それに、食事量が落ちているところに 大量の食品を買い込んでも、結局、食べきれずに味が落ちたり、 腐らせたりということになりかねません。 いつまでも、昔の習慣にこだわらずに、 今の自分にピッタリのサイズに暮らしも スリム化したほうがいいはずです。 |
2018-09-04 |
「そんなことをやっている暇はない」 などと言って好きなことを我慢していると、 時間の使い方はいつまでもうまくなりません。 好きなことのために時間をつくろうと思えば、 おのずから仕事の効率を上げる方法を考えますし、 時間の使い方にメリハリが出てきます。 「好きなことができない」と思いながら ダラダラ仕事をしていると、 精神衛生上も、あまりよくありません。 好きなことを我慢して能率が下がるくらいなら、 好きなことをやる時間をつくるつもりで 能率を上げればいいのです。 |
2018-09-03 |
「試行力」を高めるには、失敗を恐れ過ぎないことです。 失敗をしてもへこたれないと考える以上に、 今やっていることは「実験」だという発想で、 ことを進めなくてはいけません。 実験とは、失敗を前提にして行うものです。 失敗して反省することもあれば、 失敗して新しい発見ができることもあります。 1つの失敗から学べる人は、 次のビジネスでも成功の確率が高まります。 「なぜ失敗したか」がわかれば、それを避けられますし、 「ああしていたら、うまくいったのに」 と思えたら、次はその方法を験すことができます。 次も同じやり方をするのではなく、 「新しいやり方を試す」ことが賢いのです。 同じ失敗を何度も繰り返していては、 失敗学的にもダメな人間ということになります。 さらに、失敗してもへこたれるのではなく、 むしろ失敗は「織り込み済み」と考えるべきです。 前もって失敗が織り込み済みなのですから、 失敗を恐れるあまり、なかなか仕事が進まなかったり、 決断をグズグズ先延ばしにしたりすることはなくなるはずです。 |