ことば探し
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■2018年09月28日の「今日のことば」■

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「今日のことば」

「あの人ったら、ちっとも人間関係のこととか
 心の中のことを話してくれないわ」
(本当はしたくてもできません)と妻は嘆き、

「どうしてこうぐちゃぐちゃいつまでも話すんだ?
 感情的だし、すぐ好きだ嫌いだ、結婚するとかしないとか、
 人の話の多いこと!」
(それはそうです。彼女は人間関係に興味を持つように
 つくられているのですから)と夫も不満いっぱい。

統計的にいうと、
だいたい80%の妻が夫の寡黙に悩んでいますし、
80%の夫がぐちを言う妻にイライラしています。

男性は男性の視点で女性を裁き、
女性は女性の見方で男性を裁きます。
これは致命的です。
相手が自分と違う仕方でふるまうように
プログラムされていることを知っていたら、
解決できる問題もあるでしょうに。


女性にとって、感情領域を切り離すことが難しいと理解できたら、
夫たちはきっと
「なるほど、オレにはないものをもっているというわけか」
とうなずくことができるでしょうに。


出典元 二人が向かい合うために
おすすめ度 ★★★★☆  ※おすすめ度について
著者名 フォルカー A.レーナルト, フェリシタス A.レーナルト

まゆの感想
どうして、このような違いがでるのかというと、
脳の神経のつながり方が、男女ではちがうらしいのですね。
それが、昨今の大脳神経生理学などの研究からわかってきたのです。

大昔から子育てをしてきた女性は、
子どもや周りの人間関係に気を配り生活を切り盛りしてきたし、
狩りをしてきた男性は、獲物を捕らえることに集中し、
周りと協力して捕らえるための情報伝達を発達させてきたので、
脳の働き方、情報の伝え方の違いがつくられてきたのではないか、
といわれています。

そのため、女性は、人間関係に敏感で、感情豊かに話し、
手間をかけて、人間関係をケアするのが得意ですが、
男性は、何かをつくりあげるなど、1つのことに集中しやすく、
結果がみえることに力を注ぎます。
そうなると人間関係には鈍感になりケアもおざなりになりがち、
というわけです。

生きていくには、どちらの傾向も、
必要不可欠で大事なことですが、どこかが違っているようです。
この違いを受け入れられて、大きな気持ちで相手を、
包み込めるといいですね~
これが、とても難しい~のですが(ため息)
わかっていても、ね(苦笑)


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