■2018年09月03日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
「試行力」を高めるには、失敗を恐れ過ぎないことです。 失敗をしてもへこたれないと考える以上に、 今やっていることは「実験」だという発想で、 ことを進めなくてはいけません。 実験とは、失敗を前提にして行うものです。 失敗して反省することもあれば、 失敗して新しい発見ができることもあります。 1つの失敗から学べる人は、 次のビジネスでも成功の確率が高まります。 「なぜ失敗したか」がわかれば、それを避けられますし、 「ああしていたら、うまくいったのに」 と思えたら、次はその方法を験すことができます。 次も同じやり方をするのではなく、 「新しいやり方を試す」ことが賢いのです。 同じ失敗を何度も繰り返していては、 失敗学的にもダメな人間ということになります。 さらに、失敗してもへこたれるのではなく、 むしろ失敗は「織り込み済み」と考えるべきです。 前もって失敗が織り込み済みなのですから、 失敗を恐れるあまり、なかなか仕事が進まなかったり、 決断をグズグズ先延ばしにしたりすることはなくなるはずです。
まゆの感想
和田さんは、さらに次のように言っています。
「失敗でへこたれるようなものの考え方は、 しないほうがよいのです。 例えば、異性に声をかけてふられても、 それは別の異性に声をかけるための練習だと思えばいいのです。 へこたれたり落ち込んだりが、あまりにひどいと むしろメンタルヘルスに悪いでしょう。 大切なのは 「全部が全部、成功しなくてよい」 と知ることです。 いくつも成功しようと思う必要はありません。 いろいろ試しているうちに、 1つ成功すればいいと思えばよいのです。 一人の素敵な異性が見つかるまで、あるいは、 1つ成功するまで地道に試し続けられる人が勝つのです」 また、このような「試行力」をつけるには、 「気分が乗らない」「天気が悪い」「モチベーションが上がらない」 などの、今の気分や感情に左右されず、 行動することが大切だそうです。 |
|