■2018年09月12日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
決断の遅い人の中には、 「失敗するのが怖いから、よく考えて決めたい」 という人がいます。 「重要なことなんだから慎重に決めろ、熟考したほうがいい」 とアドバイスする人もいます。 僕はそれ自体は否定しません。 ただ、こう言っておきたい。 「そんな言葉に甘えて、何でもかんでも時間をかけていては、 物事は進まないですよ」と。 「ぬるい熟考」は、なかなか決められない自分に対する 逃げ場になってしまうでしょう。(略) 「背水の陣」とはよく言ったもので、 うしろに水があって逃げられないからこそ、覚悟ができる。 そして、素早い決断もできる。 逃げ道や逃げ場を作ると、とたんに人に決めなくなるのです。
まゆの感想
著述家、編集者である石黒さんは、
「どっちでもいい」「どっちでもいいや」と、 いつもそう言ったり思ったりしていると、 決断力が落ちてくるそうです。 また、いつもそう言っていては、 人生が楽しくなりっこない、と言っています。 そういう人は、人生もおそらく、 楽しくても、楽しくなくてもどっちでもいいと 思うことが多いと思われますから。 自分の決断力を落とさないようにするには、まずは、 2択で考えるようにしてみるといいそうです。 自分に正直に、シンプルに、 これは「いいな」「嫌だな」とか、「イエス」か「ノー」か、 「やりたい」か「やりたくない」か、「言う」か「言わない」か、 「行く」か「行かない」かなどなど。 こうして2択をしてみると、 「ああ、自分は本当は、こう思っていたんだ」 「本当は、やりたいんだ」 などと、自分の本音もわかったり、 いろいろな気づきもあるそうです。 しかし「どっちでもいい」と言ったとたんに、 自分で考えたり、行動することを放棄して、 ただ流れるままになっていきがちだとか。 自分の気持ちがどっちに傾いているか確認してから、 では、どうしていくか、と考えると、決断も早くできるし、 行動にも移しやすくなるそうですよ。 |
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