■「今日のことば」カレンダー 2014年8月■
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2014-08-29 |
万物は流転する。 「安全な状態を保つことができる」と思うから守りに入るわけで、 「誰もずっと安全な場所にい続けることはできない」 と考えれば、前を向くしか方法はなくなります。 自分なりにいろいろなことを考えて試し、 違うことに挑戦することを続けていくと、そのうちに、 「こっちのほうが楽しい、おもしろい」 と感じられるようになります。 予想通りの答えがでることは、限定された喜びにすぎません。 自分がとても予測できなかった状況のなかで、 思いもよらない意外な結果、信じられないことに遭遇することこそが、 本当のおもしろさであるような気がします。 そのおもしろさに向かって、未知の世界を目指したほうが 充実するし、やりがいがある。 何かに挑むということは、そういうことだと思います。 |
2014-08-28 |
くれぐれも、貯めるが、 溜めるになりませんように。 溜めるは澱み(よどみ)のもとだから。(略) |
2014-08-26 |
どうしてもわからないことがあったとき、どうしたらいいですか? 解決できない悩みに苦しんでいるとき、あなたはどうしますか? 答えが見つかるまで一人で勉強する。 悩みが解決するまでひたすら苦しむ。 心構えは立派ですが、そうした方法は、 時間ばかりかかって、効果的とはいえません。 インターネットで必死になって探してみても、 ぴったりの答えが見つからずに、 時間ばかりかかってしまうなんてことは、日常茶飯事です。 答えが見つからないと、かえってストレスを生むことになります。 では、どうしたらいいでしょう。 誰かに聞けばいいんです。 答えを知っている人に聞けばいいんです。 恥ずかしがることはないのです。 わからないことも、わかることも、自分の思いや考えを どんどん開示していくことがすごく大切なのです。 |
2014-08-25 |
なぜか強烈に興味を引かれたこと。 とてつもなく魅力的に思えたこと。 わけもなく憤ったこと。 どうしようもなく不快に思ったこと。 直感的に正しいと信じられたこと。 絶対にこれをやりたいと強く願ったこと。 そういった〈何か〉に出会った瞬間はありませんか? 覚えがあるのなら、それはあなたが雷に打たれた瞬間です。(略) 大きな雷に打ち抜かれることは、人生にそう何回もあることでは ないですが、小さな雷に打たれることは日常的にあります。 気になったこと、心に引っかかったことにもっと敏感になりましょう。 これだと思ったことには躊躇せず、どんなことでも挑戦することです。 |
2014-08-22 |
自分の思いをきちんとした形で夫に妻に伝えたい。 そう考えたときに効果的な会話術があります。 それは、「私メッセージ」と呼ばれる話法で、 以下の6つのポイントを抑えた話し方をします。 1.「私は」を主語にする 2.いまの状況、事実を忠実に伝える 3.それによってどういう影響があるか、具体的に言う 4.私の本音(いまの気持ち、好き嫌い、要望など)を言う 5.あなたはどう思うかと、問いかけて相手の気持ちを尊重する 6.私の話を聞いてくれてありがとう、と感謝の気持ちを述べる 「私メッセージ」は、いろいろに応用が利く、 ある意味で魔法のような会話術です。(略) 夫や妻に本音を伝えることを怖がってばかりいては、 相手は自分の行動がどれだけ家族に影響を与えているか、 わかるすべがありません。 いままで本音を言うのを怖かった方、嫌な思いをしそうで 夫婦の会話を避けてきた方は、この話し方をぜひ身に付けて、 安心して会話にのぞんでください。 それが、まごころをこめたメッセージであるほど、 相手も深く受け止めてくれるでしょう。 |
2014-08-21 |
ふだんできない人が本番でうまくいくことはない。 試験で集中するためには、当たり前のことだが、 ふだんから集中する訓練をしなければならない。 今、ダラダラと何も考えずにすごしている人が、 試験の数時間だけ、一生懸命考えて答案を書けるわけがない。 その時間だけに、奇跡が起こるわけではないのである。 奇跡を引き寄せるなら、それ以前の時間の積み重ねを、 どれだけ大切にしているかが問われてくる。(略) たとえば、甲子園の決勝のその瞬間に頑張れる人は、 その何ヶ月も前の練習試合にも頑張れる。 オリンピックの試合の数分で全力を出せる人は、 きっとそれ以前の練習でも力を発揮できるだろう。 |
2014-08-20 |
写真家の橋本和典さんから、こんな話を教えてもらいました。 例えば、同じくらい美しいモデルが2人いた場合。同じレベルの 2人ですから、どちらが選ばれるか意見が分かれるところです。 でも、こういう場合、数十人、数百人と、できるだけ多くの人に 見てもらうと、はっきりと傾向が現れるのだそうです。 最後に選ばれるのは、必ず感じがいいほうのモデルなんだとか。 感じがいいというのは、つまりやさしさ、性格です。 写真だけで選んでも、やさしいほうの人が選ばれるなんて、 写真のどこかに、そのやさしさはちゃんと写っているのでしょうね。 ちなみに、萩本欽一さんもこう言っています。 「僕は長いことテレビをやってて、 「あいつはうまいから使おう」なんて話、聞いたことない。 一番使われるのは、 「あいつはいいヤツだから使おう」っていう、 この言葉が多いですもん。 だとすると、演技なんかより性格を磨いた方がいいよ」 性格こそ、究極の才能のようです。 だから、人を蹴落とそうという思いがあるなら、いくら頑張っても、 逆に遠回りにをすることになる。 |
2014-08-08 |
年齢にかかわらず、不幸や不運をただ悲しむだけの人と、 面白がれる才能のある人がいるような気がします。 思いがけなく、給料が下がったり、人に裏切られたり、 そのいう単純な不幸も、これから起きるさまざまな人間の葛藤とか、 外界の変化とかをじっくりと見て、 へぇ、こんなこともあるのか、と面白がる。 それができたら、人生はワンダーフルだと思います。 「ワンダーフル」という英語は、 「すばらしい」とか「すてき」とか訳されていますが、 これは「フル・オブ・ワンダー」、つまり、 「驚きに満ちている」という意味なんですね。 人生がすばらしいのは、 予想通りにことが進んだからではなく、 むしろ予想されない連続だからこそ、すばらしい。 意図しなかったことではあるけれど、 それなりに意味があったのだ、ということを発見できたら、 その人は、「人生はすばらしい」と言える成功者なんです。 |
2014-08-07 |
「だからそうじゃなくて!」 「私、そんなこと言いましたか?」 「あなたの言っている意味がよくわかりません」 つい、こんな言葉が口から出ていませんか? 身に覚えがある人は、相手の話を聴くということが できていないと思ってください。 聴くというのは、相手の言ったことを、 心を開いていったん全部受け止めるということです。 感情のままに態度や言葉に反応しないで、 相手の気持ちを感じ取ろうとする。 これこそが聴くの本当の意味です。 ところがほとんどの人は、 相手の言葉が自分にとって都合が悪いと感じると、すぐに それを否定したり、相手の間違いを正そうとしたりしてしまいます。 「私が正しくてあなたが間違っている」という感情が抑えられず、 それを相手に言わずにはいられないのです。 「それは嘘です」なんて、とうとう相手を嘘つき呼ばわり。 こういう反応をしてしまったら、 相手のとの信頼関係はなかなか築けません。 相手には相手の解釈があるということを、 まず理解し尊重してふんばる。 自分の知らない情報や事情があるかも知れないのです。 コツとしては、単純に自分が感情を害したと感じたときこそ、 自分を高める、また試すチャンスととらえて、自分のマイナス感情を まず「消す」(略)感情をスイッチすることです。 |
2014-08-06 |
就職や転職時に問われるのは、 「あなたは何がアウトプットできるの?」 ということです。 履歴書に輝かしい学歴や資格を書き連ねて、 「僕はこれだけインプットしました!」 とアピールする人がいますが、 問われているのは、 「そのインプットで、どんなアウトプットがだせる(だした)の?」 という点です。 大事なことはインプットではなく、 「アウトプットにつながるインプット」 なのです。 |
2014-08-05 |
コミュニケーションの目的はなんでしょうか? 「伝える」ことでしょうか? もしも「伝える」ことに意識がいっているとしたら、 ここから変えていきませんか? なぜなら、コミュニケーションの本当の目的は、 「あなたが伝える」ことではなく、 「相手に伝わる」ことにあるからです。 この違いに気がついて、意識を、 「相手に伝わる」に集中すると、 これまでとは明らかに違うコミュニケーションのとり方が できるようになります。 |
2014-08-04 |
不安定で未来が見えない社会の中で、 あなたがあなたらしく生きることは、本当に難しいことです。 そのことに気づいているものの、どうしたらいいか分からず、 自分がどう生きるかを見失っている人たちが 多いのではないでしょうか。 けれど、見方を変えれば、この不安定な時代は、 何かを始めて変革を起こすためのチャンスの時代です。 明日何が起こるかわからない社会だからこそ、あなたが、 「これがしたい!」と強く想えば、昨日、 不可能だったことが、明日実現することも十分あり得るのです。 |
2014-08-01 |
私たちは、見えないものを追いかけがちかな。 そして、見えないものは、必ず見えるモノに現れる。 たとえば、元気のあるなしで、表情や姿勢も違うはず。 たとえば、口癖(これは「見える」というより「聞こえる」か)は、 その方の、思考や観念の見えるカタチ。 見えない心の状態、心にトラブルがあるとしたら、 それが、物質界、住まいに現れる。 だからこそ、物質界にあるこの諸々をきれいに整える。 だからこそ、メンタルな諸々がクリアに調う。 物質世界の状態、そこに置かれているモノを見ると、 その人の見えない世界が手に取るように見えてくる。(略) 心が荒れたり、忙しくて時間に追われたりすると、 やはり、部屋は散らかる。 ゆとりを取り戻したら、きれいにできる、整う。 逆に、自分の住まいの状態から、今、心が荒れているんだな、 今、忙しすぎて心を失いかけているな、 などと気がつけば、自分を取り戻すことができる。 ひと息入れて、自分の住まいを整えると、 落ち着いてきて、新しい発想も行動も出来るようになる。(略) そしてこっちもあっちもと片付けを進めていくと、 「気場」がどんどん整い、その「気場」の影響が返ってきて、 その人が、おのずと整う。 そう、断捨離という片付けは、道具として使えます。 |