■2014年08月22日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
自分の思いをきちんとした形で夫に妻に伝えたい。
そう考えたときに効果的な会話術があります。 それは、「私メッセージ」と呼ばれる話法で、 以下の6つのポイントを抑えた話し方をします。 1.「私は」を主語にする 2.いまの状況、事実を忠実に伝える 3.それによってどういう影響があるか、具体的に言う 4.私の本音(いまの気持ち、好き嫌い、要望など)を言う 5.あなたはどう思うかと、問いかけて相手の気持ちを尊重する 6.私の話を聞いてくれてありがとう、と感謝の気持ちを述べる 「私メッセージ」は、いろいろに応用が利く、 ある意味で魔法のような会話術です。(略) 夫や妻に本音を伝えることを怖がってばかりいては、 相手は自分の行動がどれだけ家族に影響を与えているか、 わかるすべがありません。 いままで本音を言うのを怖かった方、嫌な思いをしそうで 夫婦の会話を避けてきた方は、この話し方をぜひ身に付けて、 安心して会話にのぞんでください。 それが、まごころをこめたメッセージであるほど、 相手も深く受け止めてくれるでしょう。
まゆの感想
この「私メッセージ」は、夫婦や恋人同士だけではなく、
子ども、親、兄弟にも、仕事でも、友人関係にも使え、 コーチング、心理の観点からもいいとされている会話法です。 例えば、ご主人が帰宅して、 折り悪く子どもたちがケンカをしているのを見て、 「うるさい!そんなに騒ぎたいなら外でやれ!」と、怒鳴ったとき、 妻としては「そんなに大声をださなくても」と思いつつ、 これ以上の厄介を恐れてぐっと不快感を抑え黙ったり、無視したり、 逆に、「やめてよ!あなたの方がうるさいくらいよ」 と反論し、夫婦ゲンカに発展してしまいそうなときは、 こんなふうに言ってみるといいそうです。 1.「私は」(主語) 2.「あなたが帰ってきてすぐに、子どもたちを怒鳴りつけたりすると」 (事実) 3.「そんなに大きな声を聞くと、私も疲れているので、 とてもイライラするの」(影響) 4.「あなたもお疲れだと思いますが、これ以上トゲトゲされたら、 あなたのことを嫌いになってしまいそうだわ」(本音) 5.「あなたは、どうお思いになる?」(問いかけ) 6.「私の話を聞いてくれてありがとう」(感謝) (抜粋ここまで) 6.の感謝については、 ついつい「聞いて当然よ、当たり前でしょ」という気持ちに なりがちですが、そこをぐっと抑えて、 「私のために時間をくれてありがとう」 きちんと言うことが大切だそうです。 また、5の相手がどう思っているのかも、聞くことも。 私も実践しています。 最初は、自分の普段の言い方のクセ(つい、責めたくなる)が どうしてもでてきて、うまくはいきませんでしたが、 うまく言えないままでも、最後まで言えないまでも、 何度か実践していったら、なんとなくコツがつかめてきて、 この頃は、言えるようになってきたと思います。 効果はあると思いますよ~ すぐに言い返してケンカになるより相手は聞いてくれるし、 お互いに冷静になれ、その事実についてお互いに考えるきっかけにも なります。すると次から、ちょっと違う反応が返ってくると思います。 ぜひ、チャレンジしてみてください。 もし、面と向かって言うことに抵抗があるなら、まずはメールでも。 (メールは残るでキツイ言葉を書かず、ていねいにやわらかくね) 今回紹介したやり方のコツ知りたい場合は、こちらに↓ 「問合せ」してくださいね。お気軽にどうぞ。 |
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