ことば探し
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■「今日のことば」カレンダー 2010年6月■

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2010-06-30 「怖い!」だから挑戦するのです。

何かことにあたる時、怖いからやらない人がいます。
しかし、怖いからこそやってみるのです。
「あの時、怖いと言っていた自分が嘘のようだ」
とゆとりの笑顔が生まれる瞬間がおとずれますよ。
2010-06-29 「笑顔の大切さを頭では理解できているつもりなんですが…
 私は根暗なんです。どうしたら根暗が直るのでしょう」
その質問に対し、次のように言いました。

「どうして根暗を直さなければならないのですか?
 根は暗い方がよく伸びて、上の木や幹や花を
 よりしっかりと支えますよ」と。(略)

人においては、根暗ではいけない、根暗は悪いと思われることも
ありますが、人間も植物と同じように自然界の一員なのですから、
全体を捉えて見つめてみると根が暗いことを悪いと決めつけて
しまわなくてもよいのではないでしょうか。
根暗な性格に対するそのマイナスイメージこそが、
次の自分を発見出来なくするのです。

根暗を直さなければいけないと思う前に、
根暗な自分を丸ごと認めて、そこから根の深いしっかりとした
笑顔の花を咲かせてみてはいかがでしょう。
2010-06-28 自分を変えずに人を変えることは不可能だよ。
自分を変えずに世の中を変えることは不可能なんだよ。
思い方、考え方を変えれば、自分を変えることができるんだ。
その思いを変えるために言葉があるんだよ。
言葉を変えれば、心が変わる。
言葉と思いを変えて、今のままで幸せになることが大事なんだ。

「課長が怒ってばかりいるんです」と言うなら、
その課長が鈴木なら、「鈴木の滝」と名付けて、
「いい修行だな。ありがたいな。ふつうの人は山奥まで行って
 滝に打たれているのに、ここに滝がある」
「感謝してます。ありがとうございます。
 ここまで言ってくれるのは課長しかいませんよ」と
言ったときに、人生は変わっちゃうんだよ。
「いやだ、いやだ」と言っていると
その現象がずっと続くんだよ。(略)

面白いからやってごらん。
人生はむちゃくちゃ面白いよ。
2010-06-25 私たちは、とかく「いい・悪い」の判断よりも
「好き・嫌い」の判断に押し切られて、行動してしまいます。
その訳は、私たちが「好き・嫌い」の判断を最初にし、
次に「いい・悪い」の判断をしているからであり、
「好き・嫌い」という感情こそが自分のものさしだからです。(略)

とはいえ、この世の中で「いい・悪い」の判断基準を持たず、
「好き・嫌い」だけの判断で生きていくことはなかなかできません。
好きなことだけをして嫌いなことはやらない、好きな人とだけ
つきあって嫌いな人とはつきあわないという生き方は、
大人げないと非難され、人間関係を悪くします。

一方、なんでもかんでも「いい・悪い」だけで判断され、
その価値観だけで、みんなが行動してしまうのであれば、
これほどつまらないことはありません。
理性では押さえきれない「好き・嫌い」という
感情があってこそ、人間的なのです。(略)

「好き・嫌い」「いい・悪い」のどちらか一方の判断に
極端に偏らないことが、人間関係を、そして人生を、
楽しくさせる術といえるでしょう。
2010-06-24 あなたの考え方があなたの未来を決定する可能性は高い。
前向きで建設的な考え方は
僕たちを大きく育ててくれる可能性があるが、
後ろ向きでどうしようもない考え方をしていると、
人生はどんどん暗くなっていくだろう。
どちらを選択するか、それはあなたの責任で決めることだ。
すばらしいことに、僕たちはどちらでも選ぶことができる。

物事を積極的に考える訓練をしていると、
積極的に生きられるようになるし、
怠情でどうしようもない考え方ばかりしていると、
本当に情けない状況に陥って人生をのろうはめになる。
2010-06-23 「象と小枝」の小話をご存知だろうか。
インドでは子象が逃げ出さないよう服従を教えるために、
子どものうちに頑丈な木など動かせないものにつないで
おくそうだ。子象がもがいても頑丈な木はびくともしない。
そのうちに子象はいわゆる「学習性無力感」を学び、
何をしても逃げられない、いましめは解けないのだと
思い込むようになる。そうすると、
成長した象を、折れそうな小枝につないでおいても逃げなくなる。
それどころか、逃げようと試みることもしないそうだ。
 
同様のことが僕たちの人生にも起こる。
「人生はもともと単調なものだ、変えることなどできない」
と言われ続けたら、だんだんそんな気がしてきて、やがて、
その通りだと思い込むようになる。
象と同じで、それが信念になってしまうのだ。結果として、
思考が狭くなり、のびのびと物事が考えられなくなる。(略)

人を縛るのはその人自身の考え方である。
つまりあなたを縛っているのは、あなた自身なのだ。
だが人を解放するのもまた、その人自身の考え方である。
2010-06-22 プロブレムトークというのは、たとえば、
やりたいけれどできなかったことについて話すとき、
「なぜ、うまくいかなかったのか?」
「なぜ、できなかったか?」に焦点を当てて質問することです。
すると、相手は、できなかった、できないという
気持ちが大きくなり、萎縮してしまいます。

逆に、「何ができるか?」「どうしたらできるか?」
「どうすれば欲しいものが手に入るか?」に焦点を当てると、
「したいところに行ける」という気持ちになり、その方法は、
具体的に絞られ見つかっていきます。
これをソリューショントークといいます。

重要なのは、解決に向うような質問をすること。
2010-06-21 (親が欠陥人間で、自分もああなるのではないかと
 悩んでいる人の問いに対して)
「あなたの血液の中には何百人、何千人という人の血が
 流れているのよ。あなたのお父さんにも、お母さんにも、
 両親がいるでしょう。その人たちにもまたそれぞれの
 両親がいるのよ」と答えました。

そうやってさかのぼると、日本中に
何百人何千人という先祖ができますね。
中には徳の高い人格者もあれば、バカもいる。
そいういうふうに、あらゆる人の性癖や因縁や歴史や血が、
全部自分の中に入り込んで、体の中をめぐっているわけです。
つまり自分自身が1つの宇宙なんですね。
けれども、みんな自分をたった1個の完結した人間だと
いうふうに、誤解して考えています。

よく「親の頭が悪いから、あんたもその程度でしょ」なんて言う
おかあさんがいますけれど、母親だけの子供じゃないんです。
親はバカかもしれないけれど、先祖は頭がよかったかもしれない。
大天才がいたかもしれない。
ですから、子供にも、あらゆる人間の可能性が
自分のからだの中にあるんだということを自覚させてください。
自覚したところに、自信というものが出てくるのです。
ひょっとしたら、本当にものすごい大天才の血が
流れているかもしれないのです。
2010-06-18 たとえば、天使のあなた、と、悪魔のあなた。
はっきりとここにいるぞとつかまえることはできないかも
しれないけど、それらしいのがいるでしょ?
強いあなた、と、弱いあなた、もいますね。
その他にも、意地っ張り、と、甘えっ子。
頑張り屋、と、意気地なし。
出たがり屋、と、引っ込み思案。
我がままさん、と、素直ないい子。
もしかしたら、ついつい死にたくなっちゃうあなた、と、
生きたいあなた、もいるかもしれません。

誰の心にも、複数のお互いにけっこう牽制しあっている
自分がいる、そして、牽制し合う自分をひとつに
まとめる役目の自分がいてくれるからこそ、
1人の人間として生きていられるということだと思います。
2010-06-17 不安や心配ごとを減らすために
「菜根誕譚(さいこんたん)」※では、

「人生は、ちょっぴり減らすことを考えてみよう。
 そうすれば、それだけわずらわしさから抜け出せる。
 もし、人の交際を減らせば、もめごとや争いごとが少なくなる。
 口数を減らせば失言もなくなる。
 いろいろと思いめぐらすことを少なくすると、
 それだけ心労は減ることになる。
 賢ぶることがないようにすれば、ものごとの見分けが
 きちんとできる。
 日毎に減らすことを考えないで、かえって、
 日毎に増やすことを考える人は、自分の自由を
 束縛することになってしまう」(略)

私たちの持ち物、財産、お金、名誉などについても、
増やすことを考えるから、それにともなった悩みごとが
増えているのではないだろうか。と言っても、減らすと、
かえって心配が増えることもあるときは、現状維持、
あるいは、どこまで減らしてよいか考えてみよう。
2010-06-16 24年以上、夫婦セラピーをおこなってきていえるのは、
これまで結婚や夫婦関係について見聞きした不和の多くが、
カップル双方、またはどちらか一方がちょっと冷静になって、
相手の気持ちや意見を認めさえすれば
避けられるということである。

いや、なにも無条件に相手の意見に賛成しろ、
相手が正しいと受け入れろといっているわけではない。
そうではなくて、あなたが相手の言い分を理解していること、
わかろうとする気持ちがあることを示すだけでいいのだ。(略)

とにかく、大事なのは否定しないこと。
相手のものの見方や感じ方をおかしいとか間違っているとか
批判しないようにすることだ。これをしてしまうと、
相手からまず間違いなく辛辣な言葉が返ってくる。
2010-06-15 傷ついた心は、ひびの入ったせともののようで、
いざというときにこわれてしまう。
いくら固い心でも、ひびが入るともろくなる。
それなら水のような柔軟な心がいい。
これなら槍をさされても、ひびが入っても、
槍を抜かれてしばらくたつと何事もなかったように
元の静けさをとりもどせる。

小さなものごとにとらわれない心をもとう。
小さなものごとにかたよらない心をもとう。
小さなものごとにこだわらない心をもとう。
いちいちとらわれたり、かたよったり、
こだっていると、心がくたびれてしまう。
広い心、大きな心で、豊かに生きよう。
2010-06-14 人は、本能的に、現在の状況を維持しようとします。
たとえば、人間の体は外部環境が変わっても、生態の状態を、
一定に保とうとします。わかりやすのが、体温です。
零下の温度でも、40度を越えるような灼熱の暑さでも、
人の体は一定の体温を保とうと機能するのです。
これを「ホメオスタシス」といいます。

脳も同じです。
意識では「変わろう」と思っても、潜在意識では
現状維持をしようとするベクトルが働きます。
そのため、考え方や習慣を潜在意識のレベルから更新することは、
時間がかかるので、まずはじっくり取り組むことが大切です。

そのうえで、より効率的に成功ノウハウにはどういうものがあり、
それを身につける際にどのような点が問題になるのか。
さらには、自分のパーソナリティを知り、それに合った、
成功ノウハウを実践すること…それが、成功ノウハウを
本当に自分のものにするために必要になってくるのです。
2010-06-11 私たちは健康であるかぎり、自分の体を意識しません。
でも、考えてみれば、体は私たちに
実にいろいろなことをしてくれているのです。

活力やエネルギー、みずみずしい感覚やよろこび…
体の贈り物を私たちは毎日受けとっています。
私たちは体に対して、もっと敬意を払うべきではないでしょうか。

体にやさしい言葉をかけてあげましょう。
体を励ましてあげましょう。
手を胸にあて、意識を集中して、体に話しかけます。
「ありがとう」「いつも、ご苦労さま」
少し疲れているときには、「無理をして、ごめんね」
人に何かしてもらったら「ありがとう」を言うのに、
体にお礼を言わないなんて、考えてみれば失礼なことですね。
2010-06-10 相手がさて、どう出てくるだろうかと気にしながら、
相手にかけることばは、例外なく質問形になる。
文字に書けば語尾に?がつく。気まずいやりとりの最初は、
ほとんど例外なしにそうなっている。(略)

しかし、話したくない時は、話したくないのである。
なにも問われたくないものである。
面子(メンツ)の壊れるような答え方はしたくない。あるいは、
問われたってどう答えるべきかが皆目見当もつかない。
話すだけで気分が悪くなる。どうせ言うなら、
自分が傷つかぬように、よほど繕った言い方したいが、
それをするにはエネルギーがいる。とてもそれだけの元気がない。
そういう時は、何を問われても答えたくない。(略)

相手が答えを言い淀むだろうと気づいたら、
こちらからは、一切質問することをなしにしまう。
ただ必要な情報を表現するだけにする。これが、
気まずい関係をそれ以上気まずくしないコツのような気がする。
2010-06-09 問題を解決する簡単で効果的な方法は、問題と
比較的楽に関わることができた時のことを思い出して、
そのときとった行動を今度は意識的にやってみることだ。(略)

《成功するパターンを見つけるテクニック》 

《1》問題が起きそうで起きなかったのはどんなとき?
   失敗するいつものパターンにならなかったときのことを
   思い出して、そのとき役に立った行動を意識的に
   くりかえすことで状況を変えよう。

《2》問題が終わりに向うのはどんなとき?
   問題が終わりに向うときに無意識にしている行動はないか、
   探して、つぎに問題が起きたら、いつもより早い段階で、
   意識的にその行動をしてみよう。

《3》違った状況でうまくいった解決パターンを利用する
   仕事や趣味、友人関係など、いまのあなたの問題とは
   関係ないところに目を向けて、問題解決に応用できそうな
   ものはないか探してみよう

《4》問題がそれ以上悪化しないのはなぜ?
   問題がいま以上悪化しない理由を考え、自分でも気がつかない
   うちにあみだしていた問題解決法を、意識的に使ってみよう。
                  (※一部まとめています)
2010-06-08 たとえ今は順調な人生を歩んでいても、将来、
いつどんな不運に見舞われるかわかりません。

「今、経済力があるか」ということよりも、
「経済力を失った時、うまく対処できるか」
ということの方が重要です。
2010-06-07 同じことを何度もくりかえして、
違う結果を期待するなんてばかげている。

なにかがうまくいかないと、私たちは同じことを、
今度はもっと熱心に、集中してやってみようとする。
ときには執拗にくりかえすことで結果がついてくる場合も
あるが、たいていは望んだ結果から遠ざかることになる。

だとすると、問題を解決する方法は、問題の原因を
分析することではなくて、問題との関わり方を変えることだ。
つまり、どうしていつも同じことをくりかえしてしまうのかを
考えて(失敗する行動パターンの見極め)、
それと違うことをしてみる(パターンを変える)のだ。

人間関係のトラブルも同じ。
こちらがつきあい方を変えれば、
相手も変わるということがよくある。
2010-06-04 たとえささやかであっても、成功や幸福をしっかりつかんで
逃すことがない人は、いつも人生と真正面から向き合って、
自分の歩んできた道を認めています。
自らを卑下するような言葉を口にする必要もないし、決して、
口にしないからこそ、成功も幸せも逃げていかないのです。(略)

人生はどれもオリジナル。
大事に精一杯生きれば、その人だけの輝きが現れてきます。
幸福は、身近な日常で得られたものの中に必ず存在していて、
他人から「十分幸せじゃない」と教えられる前に、
自分の眼で認めてこそ本物になる。
たった一度の人生を「なかなかいいじゃない」と、
自分でも好いていて、自信をもって溌剌と生きる人が、
魅惑的に見えるのです。
2010-06-03 〈この人は話しあえる人だ〉という安心感は、
いわば直感が働くというか、文句なしにそんな気がするというか、
とにかくそれを思う人自身の感覚だ、という気がする。

つまり〈この人なら話しあえるだろう〉という安心感は、
どうもこれを言い換えると、
〈この人ならなにかあっても私を恕(ゆる)してくれるだろうし、
 私もこの人を恕すことができそうだ〉
という安堵の思いなのではないかと思うのである。

だから逆に〈この人とはとても話しあえそうにない〉という
不信や拒否の思いは、
〈この人はもし私になにかあったら直ちに咎めてくるだろう。
 自分の足りないところは棚に上げておいて。
 だから咎められる前に、私の方がこのひとのことを
 咎めなければこっちの気持ちが到底持たないような気がする〉
と、緊張して構えてかかるということなのだろう、
と、思うわけである。
2010-06-02 剣道の達人の方から、
「本物の刀で対戦すると、有段者が素人に勝つとは限らない」
というお話を聞きました。
竹刀を持って戦えば、有段者が100%勝てるのに、
生きるか死ぬかという状況では、ともすれば、
素人が勝つこともある…
これは、危機感がパフォーマンスを最大限に
引き上げることを示した例といえるでしょう。

「窮鼠(きゅうそ)、猫をかむ」
「火事場の馬鹿力」
といった言葉は、人間がこうした脳の反応を
体験的に知っていたことからできたものだと考えられます。

裏を返せば、
「たとえ実力が上であっても、負けてしまうことがある」
ことを表しています。
2010-06-01 怒りや悲しみに任せて出てきた言葉は、
自分の本心とは、ほとんど無関係のことが多いものです。
だから、口論中に「それがあなたの本心だったのね!」
などと嘆くのはナンセンス。
口論中の言葉など、本心であるわけがありません。

自分の感情に瞬時にたどり着き、かつそれを
精緻に言語化するなんて、そんな状況下(ケンカ中)では、
特に、絶対にできっこないからです。
「火のない所に煙は立たぬ」と言いますが、
人の感情に関しては、火が全くなくても、煙だけ
モクモクと立ててしまうというわけです。
怒りや悲しみで混乱すると、まったく心にもないことでも、
勢いで言ってしまう…(略)

ケンカのときほどグッとこらえて「言葉にしないで」一晩寝かす。
その一晩が、言語的隠蔽を避け、より正しい「自分の気持ち」を
相手に告げるための、貴重な時間になるのです。

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
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