■「今日のことば」カレンダー 2011年11月■
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2011-11-30 |
「まったく不景気でいやになっちゃうね」 「ほんとう。こんなんじゃ未来は真っ暗だわ」 「雨ばかりで嫌ね」「ほんとう、雨って憂鬱ね」 「寒くて嫌だね」「まったくね、外にでるのもおっくうだね」 「暑くて嫌だわ」「ね、日本の夏って最低ね」 「嫌な事件、事故ばかり続くね」 「そうね、世の中どんどん悪くなっていくみたい」 こんな会話を重ねていたら、 心はどこまでも重くなってしまいますね。 お互い同意し合っているようでいて、こんなやり取りが 重なる中からはエネルギーなんて少しも湧き上がりません。(略) 「まったく不景気で…」 「そうかもしれないけど、それはそれで暮らせているもの、 楽しいことだってあるんだもの、悲観することないわよ」 「雨ばかりで…」 「でも、雨には雨のよさってのもあるよね。私はけっこう好き」 「寒くて(暑くて)…」 「私は、寒い(暑い)けっこう好き。それなりの装いも楽しめるし」 「嫌な事件、事故…」 「そうね、悲しいことね。けれど、だからって私はこの世を 悲観したりしない。少しずつかもしれないけれど、 よい方向に変化していると実感出来るんだもの」 こんな具合に、ネガティブな思いを向けられても、 ポジティブに置き換えてゆける日常を過ごしていると、 心は驚くほど軽くなってゆきます。 エネルギーも湧き上がってきます。 そんな日々を重ねれば重ねるほど、あなたの周囲には、 エネルギー豊かな人々の輪が広がってゆきます。 |
2011-11-29 |
いつもよりも家がキレイになっているとか、 いつもはギリギリに出社している人が、たまった仕事を 片付けるために今日は特別に早く出てきてがんばっているとか… その人の、ちょっとしたがんばりや努力に気づいたら、 「私は気づきましたよ、がんばっていますね!」 というサインを送りましょう。 「今日は、家の中がキレイできもちいいね」 「あれ?今日は早出なの?がんばっているね」 本人は、ほめてもらうつもりで力を入れてやったわけじゃない、 当たり前にやったことだとしても、 「見ていてくれる人がいるんだなぁ」とわかると、 きっとうれしくなり、そのちょっとしたことを また続けようという気持ちになるはずです。(略) 人はだれでも、誰かに認められたいという気持ちを持っています。 とくに自分の好きな人や身近にいる人から 認められたいという気持ちは強いもの。 「私は気づきましたよ」というメッセージは友情の印であり、 また、親子や恋人同士、夫婦の間の親密な愛情を深める きっかけとなります。 |
2011-11-28 |
世界を変えるために、 あなたにできる最大のことは、 人生のあり方、 人間について、 現実について、 あなた自身の見方を もっと肯定的に変えることです。 そして、 それに従って、 行動することです。 アメリカ ベストセラー作家 シャクティー ガーウェイン |
2011-11-25 |
自分の人間性を成長させるということは 自分を磨き、自分を高め、自分を素晴らしい人間に していくことだけではない 私とあなたの関係を磨き、 素晴らしくしていくことである 「私は弱いところやダメなところもたくさんあって 大した人間ではないけれど あなたといると心が豊かになり 自分も少しは成長していくような気がする あなたのおかげで…」 自分を磨くということは そういう関係をより多く より高く築き上げていくことである 人間とは「人の間」と書く 人間性とは人と人の間にある |
2011-11-24 |
「火付け」 昔 ある新興宗教に凝っている友人がいた 彼が言った 「この宗教の教祖さんはすごい人なんだ 屋外の何もないところに藁を集めて 遠くから2~3時間じっと念力をかけていると そのうちメラメラと自然に火が起きるんだ 種も仕掛けもない どうだ!すごいと思わないか?」 僕は言った 「僕だったらマッチを使って 2~3秒で火をつけられる」 どんなすごい能力を持っていたとしても どんなに難しいことが出来たとしても それだけでは何の意味もない それがどんな効果をもたらすが大事だ 人の役に立ったのか、人が幸福になったのか そこに意味がある |
2011-11-22 |
組織で働く限り、 目的を持たぬ人間は、 目的を持った他の人間に 使われるだけになる。 計画を立てない人間は、 ほかに計画を持つ人間の 手駒になるだけの話しだ。 作家・水木楊 「「人生後半戦」に笑う時間とカネの使い方」 2004年8月16号 |
2011-11-21 |
手をローソクの火に照らしてみると、 灯りのほうを向いている側は明るく、手の裏の方は暗い。 どちらも手であるのに、灯りが当たっているか否かで、 明暗が分かれます。 この世も同じで、明暗、苦楽は表裏一体です。 自らの人生を明るくしたければ、明るい気持ちで、 明るいほうを向いて歩き続ければよいのです。(略) 不平不満、愚痴を言うことをやめて、 常にプラスの気を発散して明るく生きることです。 いかに暗い世の中であろうとも、 まず自らが1本のローソクとなれば、少なくても 自分の周りは明るくすることができます。 その火を次々と隣の人に移していけば、 この世は次第に明るくなっていきます。 他人のせいにせず、 まず自分が一隅を照らす努力をすることが大切です。 自分が最初の一人になることです。 |
2011-11-18 |
人って、 いいことは、いつの間にか「当たり前」と感じてしまう、 失ってはじめてその大切さが身にしみるという、 習性を持っているのですね。 |
2011-11-17 |
左手首の骨折は、生まれて初めての大きな怪我でした。 正直に言いますと、長い期間グラウンドから離れなければ ならないことに、かなり大きなショックを受けました。(略) 気分が一転したのは、担当医のローゼンワッサー医師の 言葉を聞いてからです。 「骨折した箇所は、前よりも強くなるよ」 一瞬、僕は返事ができませんでした。 骨折という大怪我をして、左手首は自分の弱点になると 思っていたからです。 しかし、担当医は「君の手首は、これまで以上の負荷に 耐えられるようになるだろう」と言ってくれました。 手術でボルトやプレートで固定しているからという理由でした。 本当に強くなるかどうかは僕には分かりません。 しかし「前よりも強くなる」という言葉が、 発想の転換につながったのは確かです。 それまでの僕は、怪我をマイナス要素としてしか 受け止めていませんでした。しかし、もしかすると、 怪我をしたことによるプラス要素もあるのではないか、 怪我をしたからこそ得るものがあるはずだ、 そんなふうに考えるようになってきたのです。 元に戻ろうとするから苦しく感じます。 しかし、前よりも進化するための戦いだと思えば、 少々苦しくても我慢できるのではないか。 そう考えると、スッーと悩みが消えていくようでした。 「怪我を経験した選手は、前よりもすごくなる」 と考えたのです。 |
2011-11-16 |
花の種が春を前にしていた。 冬の間、土の中でたっぷりと水を吸い、暖かくなってきたため、 いまにも土へ芽を出そうとしていた。 一粒の種が、 「さあ、待ちに待った春がやってきたわ。 私これから地上にでるわ。 それにはまず、根を思い切り深く張るわ。 根本をしっかりしておかなければ、水分もとれないし、 地上の茎を支えられないし、大きくなって、大きな花も 咲かせることができないわ。 地上は春の太陽をサンサンと浴びているでしょうよ。 ああ、待ち遠しいわ。 春風だって、やさしくしてくれるわ。 精一杯きれいに咲いて、蜂蜜さんに蜜をあげるわ。 人間たちも私たち花の咲くのを楽しみにしているはずよ」 もう一粒の種は、 「あなた、楽天的ね。私はやめておくわ。 根っこを深くおろすのは大変よ。 せっかく伸ばそうとしても、下に石がいっぱいあるでしょ。 どうして、こんなに石だらけにして置くのかしら。 畑の石ころぐらいとってくれたっていいはずよ。 それにさ、地上に芽を出すっていってもさ、 どれくらい芽をだしたら地上へでられるか、わかってるの? もし、途中で力が尽きたら、それで、おしまいだわ。 ああ、恐ろしい。そればかりじゃないでしょ。 地上に芽をだして、小鳥についばまれたらどうするの? 雨がふるかどうか当てにできないし、降ればどしゃぶりかもよ。 苦労して花を咲かせても、誰も見てくれないかもしれないし。 近所の悪ガキどもに、踏みつけられたらおわりよ。 私、やめとくわ。 あなたがうまくいってからにするわ」 かくして、一粒の種は大きくきれいな花を咲かせて、 蜜蜂にも人々にも喜ばれたが、もう一粒の種は、 発芽のタイミングを誤って、土の中でむれて腐って、 日の目をみることはなかった。 |
2011-11-15 |
裏切られるってことは、自分を鍛える経験でもあるんだよ。 人間いろいろ、仕事もいろいろだってことを、 身にしみて知ることになるし、 自分がしちゃいけないことを教えてくれる。 本やネット情報をいくら読んだって、 「へぇ、世の中、こんなこともあるのかね」 くらいのことでしかないけれど、実体験は重みが違う。 必ず、自分の血にもなり肉にもなるんだ。 だから、裏切られたからって、「へこむ」ことなんかない。 世渡りを学ぶいい機会だっていうくらいに考えてりゃいいんだよ。 俺は何度裏切られたって屁でもないね。 極端なことをいえば、全財産がなくなるようなことになっても なんともないよ。 そこが職人の強みなんだ。 腕さえあれば、すぐに稼ぐことができるのが職人だからね。 手に職をつけるってことは、どんな時代でも武器になるんだよ。 |
2011-11-14 |
義理を欠いたツケは必ず戻ってくるぞ。 俺は「義理を欠く」ってことがいちばん嫌いだ。 義理だなんていうと、「古くせぇ」と思うかもしれないけど、 人付き合いで義理ほど重要なものはないよ。 最初に仕事を紹介してくれた人、 情報を持ってきてくれた人、 つまり、最初に井戸を掘った人の恩は、 絶対に忘れちゃダメだ。 仕事がうまくいったりすると、そのきっかけを つくってくれた人のことなんかすっかり忘れちまって、 自分の力でそこまで行ったと勘違いするヤツがいるだろ? 義理を欠いていると、そのツケは必ず回ってくるんだよ。(略) 自分じゃうまく立ち回ったつもりでも、「してやったり」 なんて思ってても、お天道さまはお見通し、頭隠して 尻隠さずって無様なことになっちまうんだ。 義理人情を忘れた世渡りをしちゃいけないよ、これだけは。 |
2011-11-11 |
謝るのはカッコ悪いし、恥ずかしいし、 面倒くさいかもしれない。 でも、その一手を打っておくことが、どれだけ 後々のためになるかを想像してみればいい。 自分は恥をかいたけれども、 しかるべきときに堂々と頭を下げられた。 オレはきちんと謝罪できるんだ、と思うのと、 ああ、謝っておけばよかったな、 つまらない意地張っちゃったな、と思いながら 過ごすのと、どっちが心の財産になるでしょう。 そして、もし次に同じようなことがあったら、 前より遙かに簡単に同じだけの勇気が出せる。 一度、勇気を持てば、 次からはどれだけ楽になるかしれないんです。 |
2011-11-10 |
自分に「ないもの」ではなく「あるもの」で幸せになる。 人間の性格に2つあって、 ないものを数えあげる人と、 あるものを結構喜んでいる人があるんですね。 私は心根がいいからではなく、 得をしようという精神から、 あるものを数えあげようとするんですね。 |
2011-11-09 |
うまくいかないからこそ、 うまくやれるようになる。 このことがわかれば、成長している証拠だろう。 神が人の気持ちをくじくのは、 その人間に力をつけさせるためだ。 |
2011-11-08 |
もしあなたが立ったまま靴のひもを結んだことがなかったら、 一度それに挑戦してみてほしい。 もし社会活動に参加するのが苦手なら、思い切って、 いくつかの社会活動に参加してみてほしい。 そのものが重要でないように思えてもかまわない。 大切なことは、それまでは無理だと思っていたものや、 やったことがないことをすることである。 固定観念を打破することが目的である。 これを少なくても一日一回はすることである。 そうすれば、いずれ 「やればできる」という記憶が潜在意識に蓄積され、 毎日勝利者になれるのが当たり前のように感じられるようになる。 |