ことば探し
★心の痛みを受け入れ、心の痛みを愛します★

■2011年11月30日の「今日のことば」■

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「今日のことば」
「まったく不景気でいやになっちゃうね」
「ほんとう。こんなんじゃ未来は真っ暗だわ」
「雨ばかりで嫌ね」「ほんとう、雨って憂鬱ね」
「寒くて嫌だね」「まったくね、外にでるのもおっくうだね」
「暑くて嫌だわ」「ね、日本の夏って最低ね」
「嫌な事件、事故ばかり続くね」
「そうね、世の中どんどん悪くなっていくみたい」

こんな会話を重ねていたら、
心はどこまでも重くなってしまいますね。
お互い同意し合っているようでいて、こんなやり取りが
重なる中からはエネルギーなんて少しも湧き上がりません。(略)

「まったく不景気で…」
「そうかもしれないけど、それはそれで暮らせているもの、
 楽しいことだってあるんだもの、悲観することないわよ」
「雨ばかりで…」
「でも、雨には雨のよさってのもあるよね。私はけっこう好き」
「寒くて(暑くて)…」
「私は、寒い(暑い)けっこう好き。それなりの装いも楽しめるし」
「嫌な事件、事故…」
「そうね、悲しいことね。けれど、だからって私はこの世を
 悲観したりしない。少しずつかもしれないけれど、
 よい方向に変化していると実感出来るんだもの」

こんな具合に、ネガティブな思いを向けられても、
ポジティブに置き換えてゆける日常を過ごしていると、
心は驚くほど軽くなってゆきます。
エネルギーも湧き上がってきます。
そんな日々を重ねれば重ねるほど、あなたの周囲には、
エネルギー豊かな人々の輪が広がってゆきます。


出典元 気持ちいいことから始めてみよう
おすすめ度 ★★★★☆  ※おすすめ度について
著者名 金盛 浦子

まゆの感想
この本では、さらにこう言っています。
「能天気な楽観論者になりましょう、
 といっているのではありません。
 生きていればいろいろあるし、あってほしくないことも
 ありがちだけど、全体としてみれば決して悪くはないね、
 プラスマイナスしたらプラスだよね、と感じて
 生きていきたいね、といいたいんです」

ネガティブなことを口にしがちな人は、
何に対しても、たとえいいことがあっても、
悲観的で、明るくない話題にしてしまう…
「ボーナスが上がってよかったね~」
「今回だけさ、次回はたぶん悪いよ」などと。
未来に対して、悲観的な方が安心するのでしょうか?
悲観的な見方の方が、賢そうに思えるのでしょうか?
それとも、単なる条件反射でしょうか?
なぜ、今のいいことに感謝して、
プラスととらえられないのでしょう?
不思議ですね。

生きていれば、いいことも、明るいこともあるのだから、
そのことも認め、それには感謝したほうがいい方に向くし、
周りも嬉しくなるし、明るくなるし、なにより、
エネルギーも湧いてくるように思うのだけど、どうでしょう?
今日は、思いきってネガティブことばを
「絶対封印」してみるのは、どうでしょう。
明るい12月を迎えるためにも…ね。
そしてもしよかったら、続けていきましょう。
明るく豊かな来年にするためにも…ね。

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