■「今日のことば」カレンダー 2017年10月■
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2017-10-31 |
主張が通らずに人間関係を小さくしたり、 ビジネスで失敗をしたりしている人たちを見ると、 決まって言語調整動作が下手な人であることがわかります。 人にあいづちを打たず、 人の言い分に「なるほどね」と関心も示さず、 聞くなり「それはおかしい」「それは間違っている」 「あれはくだらない」「君の言うことよりこちらが大切だ」 という自分の自己主張のほうが先に出る人は、 まず間違いなく嫌われます。 |
2017-10-30 |
相手に感謝し、明るく自己主張すること。 何かを主張するには、主張している自分がまず楽しくて、 しかも相手も明るく乗ってくる雰囲気づくりが非常に大切です。 それにはやたらに自己卑下しないこと、 むしろ、自己肯定的自己主張が望ましいのです。 自己肯定自己主張とは、まず自分を打ち消さないこと。 つまりこんな具合です。 「いまの仕事はとてもおもしろくて、少しずつ覚えながら 勉強になって、励みになっています。 とても感謝しています。 でも、そろそろ慣れてきましたので、もう一歩上の仕事を 与えていただけませんでしょうか」 そう言われれば、聞いた上司は、 「なるほど、頑張っているな。彼は成長したんだな」 と嬉しくなります。そこで、 「そうか、それではもう一歩上の仕事をやってみるかい」 ということばかけが、自然に出てくるわけです。 自分を否定するのではなく、自分のいまやっていることを認め、 そのような状況を作ってくれたまわりの人々に大いに、 感謝を表明すること。 まずそれが肝心です。 |
2017-10-24 |
何気なく頼まれている仕事を ただ言われるままにこなすのではなくそのひとつひとつが あなたの能力を高める「チャンス」だと思いましょう。 「結果」を積み重ねれば、それは「実績」や「評価」となって さらに別の仕事、そして「こんなことも任せてみよう」と 新たなワンランク上の仕事のチャンスも舞い込みます。 サラリーマンならば誰しも思い当たるでしょうが、 社内でも「仕事がデキる人」というのは、 次から次へと仕事が集まってこないでしょうか。 特に外資系企業など極端な実力主義の職場では、 忙しい人はとことん忙しく、ヒマな人にはまったく仕事が こなくなりやがてリストラへ…ということも珍しくありません。 このような現象からもわかるように、会社とはすべて 「頼まれごと=試されごと」でまわっているのです。 頼まれごとというのは、試されごとだと思いましょう。 |
2017-10-23 |
ビジネスの世界で「きく」という行為には、 「聞く」「聴く」「訊く」の3種類あると言われています。 「聴く」は「聞く」よりさらに深く耳を傾けて 話を受け取る行為(傾聴)ですし、 「訊く」は英語でいうところの「ASK」で 尋ねるというニュアンスになるでしょう。 「聞く」を含めた3種類の「きく」を駆使して、 相手の話を正確に把握することが ビジネスパーソンにとっての「聞く」ことです。 とはいえ、その重要性をいくら教え諭そうとしても、 そもそも聞く力に難があるわけですから改善できませんよね。 そこで「聞く」ことをさらに強調した 「聞き切る」という言葉を使ってみてください。 このキーワードを使って社員指導する企業は実際に増えています。 「聞く」のではなく「聞く切る」… 相手の話をちょっと聞いて、自分が延々と話すのではなく、 あくまで、 ・相手の話を全部「聞き切れ」 ・余すことなく「聞き切れ」 です。 |
2017-10-20 |
あなたにとっての「報酬」は何でしょうか? 頑張ってでも手に入れたいと思うもの、もしくは、 そのためなら頑張れるというもの、 それがあなたにとっての報酬です。 今、多くの人が頑張れなくなっているのは、 最もわかりやすい報酬が「お金」になってしまった からだと思います。(略) 昔も、お金のため、生活のために 働いている人はたくさんいました。 でもそこには、誰かのためという「人」が必ず存在していました。 自分が働くのは、自分と自分の大切な人々が 楽しく生活するために必要なお金を得るため、だったのです。 今、多くの人が夢を持てなくなっているのは、 「人との関係」を手放してしまったからだと私は思います。 人々は失ったのは、「夢」や「希望」ではなく、 「人との関係」だったということです。 |
2017-10-19 |
「日本の組織で、意見を言わない社員が多い」のには、 はっきりとした理由があるということです。 それは、以下のような社員の「思い」です。 「引っ込み思案だから、自分から声を上げるのはイヤだな」 「あえて自分が意見を出さなくても、誰かが出すだろう」 「意見を言うことで仕事が増えそうだから、面倒だ」 「間違っていたら、かっこ悪い」 「自己アピールをしているみたいで、かっこ悪い」 「〝能ある鷹は爪を隠す〟というスタンスの方がかっこいい」 「自分の意見など、必要とされていない」 これらの「思い」のほとんどは単なる「思い込み」です。 しかし、この思い込みがある上に、 「とくに尋ねられてはいない(意見を伝えるきっかけがない) から、なんとなく伝えない」となっているようです。 だから、 「それで○○さんは、どうしたい?」 と上手に水を向けるだけで、 自分の意見を明確に伝えてきたりするものです。 「どうしたいか」とストレートに問うことが、 「思い込み」を乗り越えて、自分の考えを出す 「きっかけ」になることがあるのです。 |
2017-10-18 |
自分の意見を述べた後に、 「あなた、そう思いません?」と、 いちいちたたみかけてくる人がいて、これはもう陰謀である。 特に反論することもなければ、「そうねぇ」と相づちをうって しまうだろうし、その確信に満ちた言い方に、気の弱い人なら、 「そうですね」と肯定してしまうことになるだろう。 少しでも同意の態度を見せれば、もうその人の意見の 賛同者にさせられるだから、本来なら、 「あなた、そう思いません?」より 「あなたならどう思いますか?」 と聞いてほしいところだが、なかなかそうはならない。 これが意見を述べるときの口癖になって、 相手に無自覚に同意を求めているという人は、 堂々と意見を言っているわりには、自信がないのもしれない。 反論されるのを怖がる気の小さい人か、あるいは、 反論を拒むわがままな人か…の、どちらかであろう。 |
2017-10-17 |
若いころは自信過剰になりがちで、 ひた走りに走ることが多い。 だが、できるだけ自分の力を正しく見つめて、 実力に合わせた走り方で走るようにしよう。 才能がうすいならうすいなりに、ゆっくり、 その代わり、息長く走り続けるという方法を選べばいい。 スポーツには短距離レースも長距離レースもある。 だけど、人生はひたすらに長距離レースなんだ。 |
2017-10-16 |
「菩提(ぼだい)さとりとは何かといえば、 ありのままに、みずからの心を知ることである」 みずからの心を知ること、それは私たち一人ひとりには、 仏さまからいただいた「光」があるのだと知るというのが、 お大師さまの教えです。 私たちは、心に光を持っているのに、 その光がなかなか見つかりません。 私たちの生命の旅は、 闇の中を手探りで歩いているようなものなのです。 ただただ本能の欲望に振り回されて生きたのでは、 闇の暗さを抜け出すことはできません。 「背暗向明(はいあんこうみょう)」… 暗いものに背をむけ、明るいものにむかう生き方です。 暗いものとは、たとえば、絶望であり、失望であり、萎縮です。 いっぽう明るいものとは、希望であり、発奮であり、挑戦です。 どちらを向いて生きるかで、 同じ状況でも大きく変わっていきます。(略) たとえ現状が厳しくても、かならず道は開けるという 希望をもって、毎日を大切に生きることです。 |
2017-10-06 |
泣ける一作で「週末号泣」を! 普段から定期的に感動の涙を流すことをすすめています。 なぜなら、感動の涙を流すことは、ストレスを消すと同時に、 共感脳の機能を高めることにもつながるからです。 共感脳は、普段はあまり興奮しないクールな脳です。 そんなクールな脳が号泣する直前には、 驚くほどの興奮を見せます。(略) 号泣は一瞬にして劇的なほどの潤いを 前頭前野に与えてくれるのです。 毎日する必要はありません。 週に一回号泣できれば共感脳は十分潤います。 |
2017-10-05 |
「クライアントを勇気づける方法」 (スーザン・パイ・プローカ先生のよるもの) ・その人の価値を認めること 「あなたの価値は、何をしたかではなく、 あなたが存在していることです」と伝える ・その人の強みや長所に注目を向けること ・その人の価値と行動を分けること。 「私はあなたのことが好きです。でも、 あなたのしたことは好きではありません」 (その人に対する評価ではなく、行動に対する評価) という考え方で臨む ・その人は自分自身で問題を解決できる人間であると信じること。 その人が自分を信じられなくても、カウンセラーがその人を 信じることが大切である。 ・その人の失敗を受け入れる。 なぜなら、失敗はミステイクでありリテイクが可能である。 「しまった」というくらいのものであり壊滅的なことではない。 ・その人の努力やがんんばりを認めること。 どんな小さなことでもよい。 ・その人の成功に注目すること。 どんなに小さなことでもよい。 ・その人が失敗しても信じ、再チャレンジをうながすこと。 「あなたならやり方ができます。あなたならやれます」と伝える。 ・その人の行動の過程や方法に注目すること。 「あなたのやり方はよいと思います。 とても自信になったことでしょう」と伝える。 |
2017-10-04 |
人が「何を持って生まれてきたのか」 も大切ではありますが、アドラー心理学では、それ以上に、 「持っているものをどう活かすのか」 ということに重点をおいています。 これを「使用の心理学」といいます。 一方の「何を持って生まれてきたか」は、 「所有の心理学」であり、この考え方は、自分自身の行動や 活動範囲におのずと制限をかけてしまいます。(略) 使用の心理学とは、 「短所と思っていた特徴を、 どのように長所におきかえられるか」 ということです。 たいていの短所は、かならず長所におきかえられます。 |
2017-10-03 |
ポルトガルを訪れるたびに思ったものです。 のんびりワインなんか飲んじゃって、 なんだかみんな楽しそうだなぁって。 たいしたものを食べてるわけじゃない。 ワインだって安いのを飲んでいるのに(笑) それでも、お金をもっている日本人よりずっと幸せに見える。 「今日より明日」と思うから、もっといい家、もっといい車、 もっと高い給料、と果てしない欲望にとらわれる。 その欲望を満たすために、仕事に時間とエネルギーを注いで、 家族との団らんや日常を楽しむ術を忘れてしまったのが、 今の日本人じゃないか。 「今日よりよい明日はない」のなら、今日が最高! 安ワイン一杯でも「幸せ」と笑って一日を終えられるんです。 そのほうがずっといい生き方だと思いますね。 (エッセイスト、画家 玉村豊男) |
2017-10-02 |
テレビに出演していると、皆が競って カメラの真ん中に立とうとする。 人を押しのけてでも真ん中で映ろうとする。 僕はそういうことが苦手だから、いつも隅っこに立っている。 「真ん中にいなくったって、隅っこでも こうして生きていけるんだよ」 そのことを観ている人たちに分かってほしい。 だって、ほとんどの人は真ん中には行けないんだもの。 こんな僕でも、呼んでくれる人たちがいる。 そういう人がいる限り、 僕はどこへでも黄色い燕尾服を着て行く。 そして迷惑をかけないように、 自分のできることだけを一生懸命にやる。 ただそれだけでいい。 大きな欲なんていらない。 こうして生きているだけで、だいたいOKなんだから。 (手品師、タレント マギー司郎) |