■2017年10月31日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
主張が通らずに人間関係を小さくしたり、 ビジネスで失敗をしたりしている人たちを見ると、 決まって言語調整動作が下手な人であることがわかります。 人にあいづちを打たず、 人の言い分に「なるほどね」と関心も示さず、 聞くなり「それはおかしい」「それは間違っている」 「あれはくだらない」「君の言うことよりこちらが大切だ」 という自分の自己主張のほうが先に出る人は、 まず間違いなく嫌われます。
まゆの感想
言語調整動作とは、
相手の発言を促進したり、止めたりする作用のことで、 これが上手な人は、あいづちやうなずきをし相手の発言を促し、 相手の共感を呼びながら、いい関係づくりが出来ていくそうです。 ところがこれが下手だと、 片っぱしから途中で話しを遮り、 「お前の言うことは一切わからないし聞く気もない。 しかし僕に力を貸せ」 という感じになり、仕事はもとより、 人間関係も、決していい方には進まないとか。 また両方が、自分の主張ばかりを通そうとしたら、 力と意地の張り合いになり、何ひとつ合意点も見つからず、 まとまるものもまとまらなくなります。 最悪の場合は、相手に対して嫌悪を感じるようになり、 こうなると、通るはずのものも通らなくなりますよね。 自分の主張をするのは、 相手の話をきちんと聞いてからでもよく、 いえ、むしろその方がこちらの主張を聞いてもらえる 確率がぐんと高くなるそうです。 相手がキチンと聞いてくれたのだから、 こちらも聞かなければ、ということにもなって。 どうも、仕事も人間関係もうまくいかない、というときは、 自分の「言語調整動作」はどうか、見直してみる必要がありそうです。 |
|