■2017年10月18日の「今日のことば」■
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![]() 自分の意見を述べた後に、 「あなた、そう思いません?」と、 いちいちたたみかけてくる人がいて、これはもう陰謀である。 特に反論することもなければ、「そうねぇ」と相づちをうって しまうだろうし、その確信に満ちた言い方に、気の弱い人なら、 「そうですね」と肯定してしまうことになるだろう。 少しでも同意の態度を見せれば、もうその人の意見の 賛同者にさせられるだから、本来なら、 「あなた、そう思いません?」より 「あなたならどう思いますか?」 と聞いてほしいところだが、なかなかそうはならない。 これが意見を述べるときの口癖になって、 相手に無自覚に同意を求めているという人は、 堂々と意見を言っているわりには、自信がないのもしれない。 反論されるのを怖がる気の小さい人か、あるいは、 反論を拒むわがままな人か…の、どちらかであろう。
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「あなた、そう思いません?」
「ね、そう思うでしょ?」「ね、そう思わない?」 と聞いて来る人、いますよね? 心の中では「私は違うと思う」とか、 「ちょっと違うんじゃないかな?」と思っても、 いちいち反論するほどのことでもないか、反論するのも面倒だし、 と、適当に相づちをうっていると、こちらが同意したものとされ、 「みんなそう言っている」の中に入ってしまうことになったりし、 後で「えっ?私そんなこと言ってないよ」と 困ったことになることもあります。 押しつけの口癖は、答えに困りますよね。 渋谷さんは、この口癖を持っている人の、 それが同意を得る、無意識の戦略であることもあるので、 内容次第では、しっかりと、 「私はそうは思わない」と言わなければならないことがある、 と言っています。 特に、「あの人は、○○な人だと思わない?」 などの噂話や評価などは。 下手に反論するとやっかいになりそうなときには、 「あなたは、○○な人だと思っているのね?」 「そっか、あなたは、○○な人だと思っていたんだ」 などと、オウム返しの問いかけや返しが有効なようです。 これが何度が続けば、こちらが簡単に同意しないことがわかり、 口癖の問いかけも少なくなると思います。 |
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