■「今日のことば」カレンダー 2016年2月■
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2016-02-26 |
リチャードは、妻を批判し続ければ、彼女は世界情勢と 政治学と社会学の理論について議論することに興味をもつ人間に 変わるだろう、と期待しています。 リアンヌは、文句を言い、怒り続けていれば、夫の仕事と 趣味への熱中を変えることができると考えています。 リチャードとリアンヌの問題は、人間の行動に関する、 基本的な事実に気づいていないことです。人は、 1)変わることで何らかの報酬を受け 2)変わることができるときにだけ、変わるのです。 言い換えれば、人は自分が変わりたいときに変わるので、 あなたが変えたいと思ったときに変わるのではありません。 リチャードとリアンヌは、自分のパートナーが 変わっていかないことに気づきました。(略) 自分以外の人が変わることを期待しても、 欲求不満と幻想しか生まれません。 |
2016-02-25 |
みんなと違っていい。 みんなと同じだと、なんだか安心です。 みんなと同じであれば、いいこと、正しいことと思いがち。 でも、ときには違っていてもいいじゃないですか。 もともと人間は一人ひとり違うのですから、 全員同じなんてありえない。 違っていて当たり前です。 自分と違う人がたくさんいるからこそ、この世は面白い。 自分と違う考え、違う趣味、違う好みの人を受け入れましょう。 他人と違う考え、違う趣味、違う好みの自分を受け入れましょう。 自分と違う人を受け入れるこということは、 その人のいいところを認めるということ。 人と違う自分を受け入れるということは、 自分のいいところを認めるということ。 違いを受け入れ、認め合いましょう。 |
2016-02-24 |
噛む回数より、 《しっかり味わう》ことを意識しましょう。 精進料理の食事作法では、 しっかりと目の前の食事に意識を向け、静かに味わっていただきます。 この《よく味わう》という姿勢がとても重要なポイントなのです。 人間はよく味わおうとしたとき、 食べ物が口の中に留まっている時間が長くなります。 すると自然に咀嚼回数は増え、脳内の視床下部にある満腹中枢に 働きかけて食欲を抑えるだけでなく、内臓脂肪の合成を阻害したり、 基礎代謝を高めたりする機能を発揮するようになるのです。 つまり、今まで散々メディアで言われてきた 「20~30回ぐらい、よく噛んで食べましょう」や 「租借回数を増やしましょう」というスローガンよりも、 「しっかり味わって食べましょう」と言うだけの方が、 抵抗なく実感できていくのです。 |
2016-02-23 |
真心で話せば心に響く 「心で話せば心に入る」 「頭で話せば頭に入る」 「口先で話せば口先だけのものになってしまう」 |
2016-02-22 |
次の言葉をぜひ頭の片隅に 入れておいてほしい。 「話すのは技術、 聞くのは器」 相手に対する思いやり、 度量がなければ人の話を 聞くことはできない。 |
2016-02-19 |
あなたが腹の底から「伝えたい」と思ったことには、 必ず意味があります。 「必ず伝えたいこと」は、 魂から生じる「想い」です。 言葉を発することは、自分の本当の「想い」を自覚し、 口に出す勇気にほかなりません。 そして 勇気をもって発した言葉には、 パワーがあります。 |
2016-02-17 |
「現場の声なんてどうせ聞いてもらえないんだよ。 出席してもしょうがないよね」 まさに会議に対しての愚痴、嘆きです。 彼らはなぜ愚痴をこぼしたのかを考えてみましょう。 それは彼らに 「意味のある会議をしたい」 「自分には別の考えがあるから、聞いてほしい」 という本当の「想い」が潜んでいるからです。 その「想い」が伝わらないから、愚痴を言うわけです。 愚痴を言う、嘆くということは、 その対極の「想い」を魂にもっているという、 厳然たる証拠なのです。 愚痴や嘆きに注目してみてください。 愚痴や嘆きの言葉を裏返すと、 あなたの本当の「想い」が出てくるはずです。 |
2016-02-16 |
僕とは対極のやり方で成長している会社には、 不思議な包容力のある経営者がいる場合が多い。 そういう経営者は、 だいたい昔からの仲間を大事にしていて、家族を愛している。 自分のためではなく、自分を支えてくれる他人のために、 仕事をしているという考えだ。 ……どうしても、その良さが僕にはわからないのだ。 自分の時間と才能を、他人に分け与えることに、 何の幸せがあるのだろう。 喜ばれることに対するモチベーションか? 心の安穏か? そういう観念的なものが、僕は人の成長を防げている 危険なものだと信じていた。 包容力も、これからのビジネスには必要なのかもしれない。 もっと言うなら、他人への無償の愛は効果的な トレードオフのひとつということだろう。 |
2016-02-15 |
アイディアよりも価値のある実行力。 アイディアよりも圧倒的に大事なのは実行力だ。 思いつきより、考えたことを努力して、 形にした人が本当に評価されるのだ。(略) 躊躇する人の大半は、「そこそこ」できる人たちだ。 何でもこなせて、頭がいいから、失敗したときの 悲惨な未来も予測できてしまう。 ひと言で言うと、小利巧なんだ。 ビジネスでは、この小利巧な人がいちばん損している。 理解緑も学歴もあるけれど、 ためらうから突き抜けられない。 突破したければ、ある程度はバカになるのも必要だ。 |
2016-02-12 |
幼稚園のとき、はさみをつかうことができるようになりました。 どこに貼るのか教えてもらえれば、のりで貼ることも できるようになりました。 けれども自分ひとりで作品を完成させることは、 なかなかできませんでした。 やり方を教えてもらっても、覚えるのが難しかったからです。 みんながどんどん自分の力で、切ったり貼ったりして作品を 完成しているのが、本当にうらやましかったです。 今僕は、幼児用の工作ワークなら、 完成図を見て、自分で作ることがきます。 4~6歳くらいの子どもでもできるものなので、 自慢するようなことではないかもしれませんが、 ひとりで作ることができて楽しいです。 昔は、こんなことができるようになるなんて 思ってもいませんでした。 13年もかかりましたが、僕はようやく、 幼稚園の頃うつむいていた僕に、こう言ってあげられます。 「君は、必ずできるようになるよ!」 |
2016-02-10 |
僕は、いろいろな所に出かけるのが、大好きです。 でも、喜んでいることを、一緒にいる人に わかってもらえないときがあります。 心の中では喜んでいても、初めての場所で自分の行動が イメージできずに、大騒ぎしたり、些細なことでも 感動し過ぎて泣いたりするからです。 普通の人は、言葉でも自分の気持ちを説明できるので、 喜んでいるか嫌がっているかで誤解されないと思います。 僕は、こういうとき、とても悲しい気持ちなのです。 そのせいで、周りの人に迷惑かけたり、一緒にいる人を 嫌な気持ちにさせたりすると、絶望的な気分になります。 連れてきたことを後悔しているのではないか、もう二度と 外出できなくなるのではないかと心配になるからです。(略) 旅行に行けることは、僕にとって最高の楽しみです。 それは、いつも見られない風景に出会えるからです。 目にする景色が違うだけでも、まるで生まれ変わったような 気持ちになれることがあります。 障害があると、旅をするのも、大変なことがあるかもしれませんが、 ぜひ、連れて行ってください。 時に気分転換が必要なのは、みんな同じです。 いつもと違う環境のために、混乱するかもしれませんが、 ひとつずつ解決することで、見えるものがあります。 |
2016-02-09 |
唐突ですが、まず、あなたへのこんな問いかけからです。 あなたは、給料が10万円上がったときの「喜び」と、 10万円さがったときの「悲しみ」、 どっちが脳にインパクトが大きいと思いますか? 「損害回避傾向」が強い脳グセの人なら、マイナスのほうが インパクトが強いのは当然です。 一方で、進取の精神に富む「新規探索傾向」の強い人は、 プラス側評価する傾向にあるのですが、 それでも全体的に見れば「損はイヤだ」と、 マイナス10万円のほうがずしりと響くはずです。(略) 同じ10万円という金銭的な価値でも、 マイナスになったときのほうが、 心理的に与えるインパクトが大きいということです。 マイナスのほうがイヤだ、マイナスのほうが効く、 この性質を「損失忌避(きひ)性」といいます。 |
2016-02-08 |
反対されても、失敗しても、やってみる。 なにか新しいことを始める時、 たいがい反対人がいるものです。 「10人の人がいたら、10人の人に 賛成してもらわなければ、行動しない」 と決めてしまうと、新しいことは始められません。 仏陀やキリストなどのような偉い人でも、新しいことを 始めようとした時には、たくさんの人の反対にあっています。 「反対されること=悪いこと、ダメなこと」 ではありません。 どうしても行動したい時には、反対されても がんばる勇気を出してみましょう。 |
2016-02-05 |
断捨離日常トレーニング 身近なところから取り掛かるとすれば、 お財布の中のいらないレシートを捨てる。 メールで必要のないメッセージを削除する。 机の中の使わないボールペンを処分する。 靴箱の履き心地の悪い靴を捨てる。 クローゼットやキッチンは大掛かりになるので、 一つでも気になるものがあれば捨ててみる。 何年も着ていない洋服、賞味期限の切れている調味料など、 一つ気になり出せば、「捨てる」というアクションに 自分自身が許可出すことができるので、 どんどん捨てることができるようになります。 ただし、大切なことは、 はじめから完璧にやろうとしないこと。 昔はこのぐらいできたとか以前の自分と比べることもせず、 気分がよい日に、やりたくなったときに始めてみればよいと 気軽に考えていくのです。 |
2016-02-04 |
断捨離は自分自身と環境を整えていくことになります。 モノが減るということは、 そのモノから発信されている情報が減るということ。 情報に煩わされたきたことや刺激自体が音でも匂いでもない 情報ノイズであり、モノにまつわるノイズが減るので、 環境がシンプルに整っていくのです。 うつ病の場合、何もやる気がわかない状態のときは 無理に動くことはおすすめしませんが、 今日は何かをやってみようという気分のとき、 そして、少しずつやる気がわく回復期などは、 気になるところを片付けてみるという小さなアクションを してみることで、無意識だった自分自身のことや 周りの環境に「気づき」が起こります。 |
2016-02-03 |
動かない人ほど、よく考えてから動こうとする。 が、それは逆だ。 自分の体が動くことによって一種の興奮状態が 体内につくり出され、脳が刺激されて活性化する。 脳を活性化するためには動くしかないのである。 こんな言い方もできるだろう。 自分が動いていないとき、見える景色はすべて静止画の状態だ。 しかし動き始めると自分の視点も動く。 視点が変わると、今まで見えていた風景の背後に隠れていたものや その風景の奥行きを認識できるようなる。 今まで平面にしか見えなかった対象物を 立体的にとらえることができるようになるのだ。 一つの事象を上から見たり横から見ることで新しい発見ができる。 いうなれば多両視ができる… これが動くことの大きな意味なのである。 「条件が揃わないから動けない」 という人は、条件が見えないから動けないのではない。 動かないから見えないのである。 |
2016-02-02 |
恋愛とは、 《幸福感》《充足感》《快適》《楽しい》《希望》《やる気》 《情熱》《活力》《安らぎ》《ロマンチック》《叙情性》 《生き甲斐》などなどの《正》だけを思い望み、 それが恋愛の新骨頂だと盲信して、 「恋愛したい」「恋愛したい」という人が多いけれど、 恋愛とは、おっとドッコイ、その裏に、 《嫉妬》《不安》《悩み苦しみ》《裏切り》《別れ》 《絶望》《恨み》《憎しみ》《悲しみ》等が、 べったりと表裏一体のおまけとしてくっついてくる、 ということも知っておく必要があるのです。 惚れ方が激しいほど、幸福感が高ければ高いほど、 それとまったく同じ量の《負》もまた連れ添って やって来ているということを、初めから知って 覚悟しておけば、後々が楽なのです。 |
2016-02-01 |
わたしたちの頭の中は、どうしたら幸福になれるかと いう思いつきや計画でいっぱいだ。 夫や妻の態度が変わりさえすれば、自分は幸福になれるはずだ、 と信じ込んでいる。支払いを済ますことができれば、 あるいは収入がもっと増えれば幸せがやってくると考えている。 子どもがもっとよい成績をとってくれば、裏庭の雑草がこんなに 速く伸びなければ、あるいは時間がありさえすれば…。 望みはどんどん広がっていく。 そして、一つの望みがかなえば、別の望みを持ち出し、 この望みさえ実現すれば、待ち望んできた 心の平和が訪れるのだと考えるのである。(略) 悲しいことに、望みがかなったとしても、 心の平和を感じていられるのはほんのつかの間である。 あなたの心は、最初に条件を作り上げたときと同じような 働きをまた繰り返す。(略) ストレスを減らすためには、 望むものを手に入れて幸福にはなれないのだと、 理解する必要がある。 幸福に生きるための近道は、 穏やかな考え方を身につけることなのだ。 望むものを手に入れるか入れないかは、問題ではないのだ。 |