ことば探し
★私には、人の話に耳を傾け、じっくりと聞く余裕があります★

■2016年02月16日の「今日のことば」■

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「今日のことば」

僕とは対極のやり方で成長している会社には、
不思議な包容力のある経営者がいる場合が多い。
そういう経営者は、
だいたい昔からの仲間を大事にしていて、家族を愛している。
自分のためではなく、自分を支えてくれる他人のために、
仕事をしているという考えだ。

……どうしても、その良さが僕にはわからないのだ。
自分の時間と才能を、他人に分け与えることに、
何の幸せがあるのだろう。
喜ばれることに対するモチベーションか?
心の安穏か?
そういう観念的なものが、僕は人の成長を防げている
危険なものだと信じていた。 

包容力も、これからのビジネスには必要なのかもしれない。
もっと言うなら、他人への無償の愛は効果的な
トレードオフのひとつということだろう。



出典元 君がオヤジになる前に
おすすめ度 ★★★★☆  ※おすすめ度について
著者名 堀江 貴文 (著), 福本 伸行 (イラスト)

まゆの感想
堀江さんは、今までこう思って生きてきたそうです。

「同じ仲間とばかり繋がっていたら、
 世界は広がらないんじゃないのか?
 10年以上も仲良くしている友達から、
 新しい情報を得られるわけがない。
 古い友人は人生を停滞させる、ある種の障害物だろう」と。

しかし最近は、
 
「僕の先を行く優れた経営者に、「ゆとり」を漂わせた人物が
 少なくないのを知って、ちょっとだけ戸惑っている。
 例えば、トヨタの奥田碩(ひろし)元会長。
 何万人もの社員から支持され、実際の社長としての高い手腕は、
 経済ニュースでもたびたび報じられているので説明するまでもない。
 
 奥田氏の持っている魅力を、ひと言で言うなら「包容力」だった。
 包容力を持つ人は、自分がもっている力や才能を
 惜しみなく仲間や家族に分け与えている。
 もっと言うと、能力のない人に奉仕できる。
 それが、幸福だと感じているんだ。
 僕にはない発想だ。

 能力のない人に、不相応な報酬を与えるのが、
 そもそも良いことなのか?
 能力のない人は切り捨てなければ、
 本人のためにもならないんじゃないか?
 この問いは、僕の38歳からの、
 重大なテーマになりそうだ」

と、思うようになってきたということでした。
また、GRAYのライブに招待され、打ち上げに参加させてもらった
ときの感想としてこんなことが書かれていました。
GRAYのメンバーの仲の良さは有名で、堀江さんとは、
正反対のやり方で、成功しているということです。

「いまさら包容力を身につけて、
 他人に奉仕する人生を送りたいとは思わないが、
 GLAYの打ち上げ会場で、
 楽しそうにしているメンバーたちを見て。
 20年間、同じスピードで、
 高いレベルへかけ上げることのできる仲間たちがいたら、
 それはそれで楽しい人生だったかな、と、少し思った。
 同じステージでライブをやって、何万人もの人を感動させた後、
 高校時代の友達みたいに談笑できる彼らが、ほんの少し
 うらやましく映ったのも事実だ」

ちなみに、逆にGRAYのメンバーは、
堀江さんの生き方に興味あったようで、
熱心に聞いてきたそうです。

両対極にあるようなリーダー、経営者のやり方、在り方、
生き方を知り、いろいろなことを感じました。
みなさまは、どう感じられましたでしょうか?

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