■2016年02月09日の「今日のことば」■
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![]() 唐突ですが、まず、あなたへのこんな問いかけからです。 あなたは、給料が10万円上がったときの「喜び」と、 10万円さがったときの「悲しみ」、 どっちが脳にインパクトが大きいと思いますか? 「損害回避傾向」が強い脳グセの人なら、マイナスのほうが インパクトが強いのは当然です。 一方で、進取の精神に富む「新規探索傾向」の強い人は、 プラス側評価する傾向にあるのですが、 それでも全体的に見れば「損はイヤだ」と、 マイナス10万円のほうがずしりと響くはずです。(略) 同じ10万円という金銭的な価値でも、 マイナスになったときのほうが、 心理的に与えるインパクトが大きいということです。 マイナスのほうがイヤだ、マイナスのほうが効く、 この性質を「損失忌避(きひ)性」といいます。
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仮に1万円でも下げられると、
「なんで、下げられたの?これからどうしよう」 などという気持ちがわき上がってきて、いろいろなことを考えて 暗い気持ちになり後を引きますよね。 反対に1万円上げられると、 「よかった、ラッキー、何に使おうかな」 という気持ちで、それはすぐに生活になじみ当たり前になります。 考えてみれば、 誰かに言われた「イヤなこと、きついこと」は、 なかなか忘れられなくて、心のどこかに残るけれど、 誰かに言われたいいことは、あまり印象に残らず、 すぐに忘れたりします。 どうやら人間には、マイナス要素の方が強く印象に残る、 プラスの要素は、すぐになじみ忘れやすいという 脳機能があるようです。 誰かに、マイナスのことをするとき、言うときは、 それが残りやすい、忘れにくいということを 肝に銘じておかねばと思ったところです。 |
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