■「今日のことば」カレンダー 2009年7月■
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2009-07-31 |
もしモチベーションが下がってきたら、 そういう自分を認め、原因を探ってみます。 「何が憂うつのもとなんだろう」と。(略) やる気が下がっているのには、やはり何かあるんです。 やる気のでない要因「逆モチベータ」に気づくことができれば、 「では、どうするか」と解決法を考えることができます。 たとえば、「どうも一歩踏み出せない、何でだろう」 と、考えていたとき、この仕事の中で必要な、 あるスキルを自分が身に付けていないことに気づく。 だから、能力的にできないんじゃないかという不安で、 一歩が踏み出せないことがわかる。 それなら、スキルを身に付けるように勉強したり、 人に教えてもらいに行くという解決策が見えてきます。 |
2009-07-30 |
過去から現在に至る流れを感じる。 そうすると、過去が許せると同時に、 これからの課題も見えるようになります。(略) いまは毎日が無意味な連続としか思えないかもしれません。 しかし、より大きなタイムラインのなかで眺めてみれば、 いまこの瞬間に、生きる意味がどんなに満ち溢れているかを 感じることができます。 数年後には、どんな季節に入るのかわかります。 すると、もうひとつ上の段階からから、 いまの課題に立ち向かう勇気が得られるのです。 どんな辛い体験も、いつかは過ぎ去ります。 そして、その辛い体験は、いつか恩恵に変わります。 時間の流れを把握することで、 あなたは不運を幸運に変えることができます。 |
2009-07-29 |
《今日は、この本から要点をまとめてみました》 ■季節ごとの成長カーブ特徴を表すキーワード■ 冬 「いろんな発想がわいてきて、新しい試みを始めた」 新たな始まり、発想、試行錯誤、低収益、定着 方向性が見えてくる ・スピードが落ち、立ち止まって考えることができる ・アイディアがわいてきて、新しい技術、発想、 商品を実験するには最適なタイミング ・種まきの時期、古いものが死に向かい、また始まる ・焦らずじっくり準備を整えることが大事 ・数多くの小さな失敗をしておくとよい 春 「それまで大変だったけど、スムーズに動き始めた」 方向性が定まる、やっと芽がでる、投資が必要 出会いが広がる、仕掛ける ・蒔いた種から芽がでてくる時期 ・アイディアを大事に育てることが大事 ・エンジンスタートしたので、どこに、何時までに 行くのか目標を定める必要がある 夏 「うわぁー、このときは調子よかったなぁ」 追い風、「売って、売って、売りまくれ!」 コントロール不能、管理強化 エネルギッシュ、自我肥大、無茶は禁物 ・芽が育ち、いよいよ売れて軌道に乗る成長期 ・商品、品質、運営、価格など管理が大切 ・思い切ったことをするには最適なタイミング ・しかし、落とし穴も多い時期 (下に続く) |
2009-07-28 |
いまは、楽しい時期なのか、つらい時期なのか、 活動する時期か、それともペースダウンしている時期か、 一つのことに集中している時期か、それともいろいろなことに 興味をもって自分の領域を広げている時期か。 自分のことばでいまを表現すると、日々のできごとや 自分の行動に意味づけができます。 自分の人生の中で、いまがどのような意味を持っているかを 認識していれば、楽しいこともつらいことも、自分なりに 納得して受け留めることができるのではないでしょうか。 そして、そのようないまだからこそ、できること、 したいことを、ぜひ行動に移しましょう。 |
2009-07-27 |
世の成功者に、リスクを一度も 負ってない人など存在しないのです。 あなたの中に眠る本来の能力を発揮するには、 そうしたリスクを負って行動する経験が必要なのです。 リスクを負わずに、 あなたが心から達成感を感じる成功など、 ありえないということを知ってください。 |
2009-07-24 |
人生順調で、一見悩みがないように見える人だって、 後ろ向きになることはあります。 というより、明るく前向きな姿勢をキープし続けるのは、 普通の神経を持った人間には無理なのです。(略) まずは人間、オンとオフ、明るさと暗さ、前向きと後ろ向き、 というように相反する面を持ち合わせているもの。 だから、後ろ向きになっている自分を「ダメな人間だ」 など思わないでいいのだと、ということを知ってほしいのです。 自分の中には、 ポジティブな感情もあるし、ネガティブな感情もある。 美しい部分も醜い部分も、善も悪もあるでしょう。 それらすべてを、自分の大切な部分として認め、受け入れる。 そうすることによって初めて、 私たちは変わっていくことができるのです。 |
2009-07-23 |
《法則4 不運を幸運に変える》 ポイント1 運のいい人は、不運のプラス面を見ている (ゴミの山から宝物を探す) ポイント2 運のいい人は、不運な出来事も、長い目でみれば、 最高の結果になると信じている (灰の中から不死鳥が飛び立つ) ポイント3 運のいい人は、不運にこだわらない (気分転換の達人) ポイント4 運のいい人は、積極的に行動して将来の不運を避ける |
2009-07-22 |
相手が今まで黙っていた事実がわかった瞬間、 その人への見方も変わってしまったとするなら、自分の中には 小我(しょうが)の愛しかなかった、ということです。 「結婚前に私に話してくれなかったことがショックだ」 という人もいるでしょう。 けれど、「話さなかった」のではなく、 「話せなかった」「言いたくても言えなかった」 のかもしれないのです。 愛する人に言えないほど大きな問題として抱えているのです。 そこまで見通して相手を思いやるのが本当の愛、 大我(たいが)の愛です。 「話してくれなかったことがショック」 というような、自分かわいさの気持ちが強いからこそ、 相手は、話せなかった、ともいえます。 今まで知らなかった相手の真実がわかったとき、 自分の心の中にあるのが小我の愛か、 それとも大我の愛かがわかります。 いいかえれば、大我の愛とは何か、 それを学ぶときがきたといってもいいでしょう。 |
2009-07-21 |
人は望んだことが実現していても、 それが望んだことだと気がつかないことがあります。 人に評価されたいのなら、相手は上司でも 上司でなくても、いいではありませんか。 上司から評価されることばかり望んでいたが、 こんな評価のされ方もあるのかと楽しめばいいのです。 願望があなたの予想とは違う形で実現することは多いものです。 ところが、あなたは自分の期待したものに対して、 その実現の仕方まで決めつけてしまいます。 だから、期待したものが実現しても気がつかないのです。(略) 自分の仕事が報われることを期待しましょう。 でも、上司によって報われるとは限りません。 幸せも、愛も期待しましょう。 ただし、あなたが考えた形でもたらされると 考えてはいけないのです。 |
2009-07-20 |
いらない関係は断ちましょう。 それこそ“腐れ縁”で、いまさらその思いを 断ち切れないという人もいるかもしれません。 でも、私はこう思うのです。 人生のステージによって、必要な人間関係が 違ってくるのではないか。(略) 人間というのは成長するにつれ、また、暮らしの環境などが 変化するにつれ「自分に必要なもの」が変わっていくものです。 人間関係にしても、自分の状況が変化すればそれに ともなって別れもあれば、新たな出会いもあります。 人生そのときそのときで、自分らしく精一杯生きようとすれば、 つきあう相手は変わって当然なのです。(略) 相手のことを思いやり、つかず離れずでいて、 お互いに必要がなくなったら去っていく。 そして新たに必要な人ができれば近づいていくけれど、 また、古い関係が必要となったらつきあいを再開する… これが、大人のつきあいではないでしょうか。 |
2009-07-17 |
例えば、台所で煮炊きしているときに、 突然、来客があったとします。 ガス台のナベをそのままにしておいて来客を迎えると、 両方に気がとられてしまい、心配がつのり平心を乱します。 これを、ガスの火を消して接客すれば、 心は来客のみに向かい、一心になれます。 来客が帰った後、調理を再開すれば、 失敗もまぬがれ、心に余分の負担もかけません。 心を平心にして一(いち)に集中するとは、 こういうことです。 |
2009-07-16 |
他人の人生や生き方を「比較する」のではなく、 「参考にする」という姿勢はどうでしょうか。 お金持ちや有名人にはどのような幸せがあり、 どのような苦労があるのか。 高学歴で一流企業に勤め、高収入のサラリーマンは、 どれだけ楽しい時間を過ごしているのか、 あるいは逆に、どれほど息苦しく生活している部分があるか。 自分の生活と比べて他人を羨むのではなく、 あるいは、自分より過酷な状況にいる人を 蔑むような優越感を抱くのでもなく、 良い部分も悪い部分も含めて「参考」にしながら、 自分の生活に活かす… そういう姿勢で他人の人生に接するようにすれば、 劣等感や嫉妬心を抱くこともなくなるでしょう。 むしろ、「参考にする」ことで、自分の人生をより 豊かにすることができるのではないでしょうか。 |
2009-07-15 |
同じことを2回繰り返すのは、効率が悪い。 ものを2倍覚えた方が賢明だと、多くの人は思い違いをする。 しかし、それは錯覚である。(※本書にはグラフあり) いったん覚えたものを、 一週間後にもう一度繰り返し勉強したとする。 この段階では、一週間前に覚えたことの8割はまだ記憶している。 残りの2割も、一度頭に入れたものなので、 わずかな労力で思い出すことができる。 2回目に記憶しようとするときは、おそらく 初めて覚えるときの、半分以下の労力で十分なのである。 それなのに、2回同じことを繰り返せば、一年後の記憶量は、 (受験生に対しては収穫量と説明している)倍増する。 さらに、もう一度繰り返して勉強する。 3回目は、すでに9割以上は記憶している。 残りの1割もすでに2回繰り返しているのだから、 覚える労力は大したことはない。 ところが収穫量はまた倍増するのだ。 つまり、忘れないうちに、 なるべく早く繰り返せばいいのである。 では、何回繰り返せば、一年間、記憶を維持できるのか? 脳生理曲線の実験データでは、 「平均4~5回」という数字が出ている。 それだけ繰り返せば、忘れなくなるのだ。 |
2009-07-14 |
あきらめても、 楽しみがなくなるわけではない。(略) 人の生き方は、いく通りもある。 ひとつの生き方に、 自分を縛り付けてしまうことはないだろう。 ある生き方がダメならば、 ほかの生き方に身を移してしまえばいい。 要は、それで幸せになればいいのだから。 |
2009-07-13 |
あなたが営業マンだとしましょう。 仮に売り上げを10%増やそうというのなら、 今までよりちょっと余計に働けばすみます。 しかし、もし売り上げを倍にしようと思ったらどうでしょう。 今までの倍働く、というわけにはいきません。 新しい方法を学び、知恵をしぼって、仕事の習慣を 根本的に変える必要があります。 これは実質的に、今までとは違う人間になるということです。 行動も考え方もこれまでとは変わるでしょう。 そうなれば、売り上げを倍にはできないかもしれませんが、 小さな目標を上げた場合より、 はるかに大きな成果が上がるはずです。 だからこそ、目標は小さなものにしないほうがよいのです。 |
2009-07-10 |
人間の書いた書物は、その内容を頭から信じるための 金科玉条として存在しているのではない。 そこからさらに考えていくためのヒントとしてあるのだ。 正しいかどうかということではなくて、 一つの見解として存在している。 結論として見解がどうあるかではなく、 どのようにしてその見解に達しているかが問題なのだ。 そこを見極めるのがもっとも肝心なのだ。 そこを見ようとするときに、わたしたちの頭脳は、 ようやく動きだして、「考える」ことを始める。 ここに知性の始まりがある。 |
2009-07-09 |
ソウルメイトの思想のなかには、 人の魂が生まれ変わりを繰り返し、過去世において 特別な関係を持っていた魂たちがいるといういう考え方がある。 そういう魂との関係は無意識の心なかに記憶されているので、 現世においても引かれ合うというわけだ。 そしてそういう存在がソウルメイトだと……。 確かにそういうことはあるかもしれない。(略) しかし、過去世といってもそれは過ぎ去った遠い日のこと。 その人と特別な関係を持っていたかもしれないが、 その過去にまでさかのぼって人生をやり直すことはできない。 過去世の自分がどうだったとか、 過去世にその人との関係がどうだったかと思いを巡らしたって、 凡人の私たちには、どうすることもできない。 それより、現実を見つめて、よりよい未来をつくるには、 どうしたらいいのかを考えたほうがいい。 |
2009-07-08 |
人は誰でも自分が愛されたいとか、 あなたの愛がほしいとか思う。 しかし、それを与えてくれる人が ソウルメイトだと思ったら見当ちがいだ。(略) ソウルメイトとは、 その人がいることによって自分の運命がよくなり、 自分で自分を幸せに導いていける相手と考えるのだ。 決して相手から愛や幸せを受け取ろうというのではない。 そのときのキーワードは「純粋にその人のため」である。 それこそが私の究極の愛だ。 自分への見返りを期待することなく、 純粋にその人のために尽くす。 そういう愛を無償でいつまでも与えることができる相手。 それがソウルメイトだ。 あなたの愛を捧げ続けることのできる相手、 それがソウルメイトなのだ。 |
2009-07-07 |
最新の脳研究が明らかにしていることであるが、 大人でも脳の神経経路を新しくつくることができるのだ。 だから、生まれながらに持っている「愛のプログラム」が、 今あまりうまく動いていなくても、 たぶん、それはちょっとしたきっかけで動きだすに違いない。 そのきっかけとは、自分の心を ほんの半歩前に進ませる勇気であろう。 あるいはまた、自分が他の人に必要とされていると 感じることなのかもしれない。 だからみんな遠慮しないで、もっと自分の優しさを表現しよう。 仕事に疲れて帰ってくる父親や夫に、 自分のできるかぎりの笑顔で優しい言葉をかけてあげよう。 悩んだり落ち込んでいる友人の話をもっと聞いてあげよう。 自分が愛している妻や子どもたちに、 もっと優しく「愛しているよ」といってあげよう」 |
2009-07-06 |
すべての逆境、失敗、不幸な体験は いずれも不運に見えるが、実際には幸運になりうる。 なぜなら、それらには不運と同等以上の幸運の種子が 内包されているからである。 失敗と挫折。 この2つは、すべての人間を謙虚にし、 理解力と知恵を身に付けさせるために 自然が与える試練なのだ。 ある賢者は、かつてこう言った。 「失敗や挫折をまったく経験したことがないような者とは、 一緒にやっていくことができない」 |
2009-07-03 |
「八褒め二注意」のバランスを提唱したい。 八割程度は褒めることにより良好なラポール(調和関係)の 土俵を築いた上で、二割程度の注意をするという姿勢である。 日常的に、意識的に部下のプラス面を拾いだして、 たとえ小さなことでも褒めることである。 八褒めによりラポールが利いているために 残りの二注意が利いてくる。 八褒めの後に二注意を与えるに際して重要なのは、 「ヒトではなくモノとコトを注意」ということである。 「お前が悪い」「お前がダメだ」というのは 全面的な人格否定になる。 これは人間関係における基本的ルール違反である。 耐えがたくもある。 「ヒトではなくモノとコト」が正しく効果的な 「注意の鉄則」である。 |
2009-07-02 |
能力は、それを持っているだけでは意味はない。 持てる能力を発揮して、成果を上げることができなければ、 能力はなきに等しい。 モノをいうのは「保有能力」にあらずして、 「発揮能力」なのである。(略) もう一度強調したい。 自分の価値を認められるために 必要で本質的な要素は年齢や年功ではない。 保有能力でもない。 「私はこれをやりました。こういう結果を出しました」 と胸を張って言える「発揮能力」である。 |
2009-07-01 |
60歳を超えると参加したくない集まりがある。 同期会だ。会えば最初から暗い話だ。 「老人性潰瘍ができた」 「夜トイレに3回起きる」「オレは4度だ」 「つくった、つくった」と自慢話が聞こえる。 「何をつくったの?」と問えば、「お墓」という。 集まって1時間もたつと、必ず余計なことを言う者がいる。 「おーい、みんなよく聞けよ。来年全員揃うとは限らないからな」 人生の黄昏に近づいたことを確認し合っているようなものだ。 出ていて楽しい筈はない。 最近、外資系で活躍した、新将命(あたらしまさみ)さんから 「アメリカ人はとにかく明るい」と、こんな話を聞いた。 彼らは他人の同情を引くようなことはまず口にしない。 たとえば、熱っぽい顔をしているから「大丈夫か」ときく。 「あ、38.5分ある。咳もひどい」という。 日本人ならここまで言って黙る。 あとは「だから同情してくれ」という表情をする。 アメリカ人は違う。 ひと言かならず添える。 「38.5分あって咳もひどい」と言ったあと、 「それ以外は全部元気だ」と付け加える。 |