■2009年07月06日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
すべての逆境、失敗、不幸な体験は
いずれも不運に見えるが、実際には幸運になりうる。 なぜなら、それらには不運と同等以上の幸運の種子が 内包されているからである。 失敗と挫折。 この2つは、すべての人間を謙虚にし、 理解力と知恵を身に付けさせるために 自然が与える試練なのだ。 ある賢者は、かつてこう言った。 「失敗や挫折をまったく経験したことがないような者とは、 一緒にやっていくことができない」
まゆの感想
この本では、繰り返しこのことを言っています。
このことを、忘れるべきではないと。 1.何らかの逆境が、すべての人にいつか 襲いかかる 2.逆境には、それと同等以上の幸運の種子が 必ず内包されている 自分が、失敗と挫折の中にいて、苦しいときには、 こんなふうに思おうと思ってもとてもできない、 「なぜ、私が、私ばかりが…」と思ってしまって。 また、渦中にある他の人も聞く耳を持たない。 しかし、多く人が(自分も含めて) 「あの苦しいとき(失敗、挫折)が あったからこそ、今の自分がある」 などと言っているように、これらがなければ、 切ないが、気付かないことがあまりに多い… 気付かないままの自分であったならどうなっていたか… 考えるだけでも恐ろしい… (おそらく、高慢で人を見下し、眉間にしわをよせ 愚痴や不満ばかりを言っている人間になっていたと思う) 以前にも、書いたことですが、 「人間はあえて自分自身に負荷をかけるということが なかなかできないから」自然の何かが、 気付け、学べ、そして賢くなれ、とばかりに、 負荷をかけてくるのでしょうね。 きっと、ここに、幸運の種子があるのだと思います。 |
|