■「今日のことば」カレンダー 2010年9月■
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2010-09-30 |
受け容れる つまらないと思う些細なことも 受け容れる 人生とは所詮、 些細なことの積み重ねに過ぎない。 ただその数が膨大なだけだ。 受け容れる お気に入りのコーヒーカップが割れても落ち込まない。 もっと素敵なコーヒーカップを見つける 楽しみが生まれるから 受け容れる 恋人とのせっかくのドライブが 渋滞にはまっても…。 好きな人が、そばにいるのだから。 受け容れる ツイてないことを受け容れる。 月が変わればツキも変わる。 それまでは、 ちょっと間、ひとやすみ。 下に続く |
2010-09-29 |
良寛さんは、「和顔愛語(わがんあいご)」を モットーにして生きていました。 和顔とは、穏やかで和やかな顔を言います。 そして愛語は「言葉を愛する」ということ。 自分の口から出てくる言葉は、全部 「人に対する温かい贈り物でありたい」 「人を安らげるものでありたい」 「励まし、力づけるものでありたい」 と常に思っている方でした。 そして、「言葉は無尽蔵にある。たくさんの人に 使っても使い切ることはない」と言っています。(略) 常に自分の口から出てくる言葉が、喜ばれる言葉であり、 「嬉しい」「楽しい」と言い、人を温め、励まし、 勇気づける言葉にしていく。 すると、周りの人から「明るい人」「楽しい人」と 思われて、たくさんのよき仲間に囲まれていくことでしょう。 |
2010-09-28 |
勉強でも仕事でもスポーツでも、人から言われてやっていると、 壁にぶつかったときにすぐにあきらめてしまいます。 それに対して、自分ではじめたことは、自分自身への 言い訳ができないので、とことんやり続けるものです。 面白いもので、失敗に落ち込まずに続けていると、 やがて必ず次につながる「一歩」、あるいは「成果」が 出てくるものです。それ自体は、 斬新なアイデアではなく、世紀の大発見もないのですが、 確実に前進していることが自覚できる瞬間があります。 周りの人はまったく評価しないかもしれません。 それでも自分が「これだ!」と力づけられるような「何か」が あると、意外なほどやる気がでてくるものです。 そして、このやる気が将来の成功につながっていくのです。 |
2010-09-26 |
人生で出合う人々や、経験する出来事に、 あなたは何度も傷つき、失望を味わうことでしょう。 それがこの世界の現実です。 あなたに、そのような思いをさせる人々の中には、 ほとんど他人といっていい人だけでなく、 大切に思っている人たちもいます。(略) こうしたことは、人類の歴史が始まった六千年前から、 ずっと続いてきたことです。 身の回りの人間によって傷つけられるのは、 あなたが初めてというわけではありません。 人や出来事に傷つけられるのは、 避けられないという前提に立ったときに、 あなたにできる唯一のことは、 ひたすら自分を高める努力をすることです。 |
2010-09-24 |
認められたい人に認められる… 人が意欲的に何かに取り組む時、 これほど単純で分りやすい動機はない。 |
2010-09-22 |
腹を空かせた貧しい青年が、橋の上に座ってぼんやりと 漁師たちの仕事を眺めていました。漁師の釣りカゴの中をのぞき、 近くに魚の群れが泳いでいるのを見て、青年は言いました。 「まったく、あれだけの魚が手には入ったら、ぼくだって 元気になれるのにな、魚を売って、服と食べ物を買えるのに」 すると、漁師のひとりが青年に話しかけました。 「あのぐらいの魚ならくれてやってもいいんだが、 ちょっと頼みをきいてくれるかな」 「もちろんです」 「しばらく、この釣り糸の番をしていてくれないか、 町に用事があるんだ」 とその年配の漁師は言いました。 青年は喜んで引き受けました。 そうやって竿の番をしているうちに、魚がどんどん 食いつきはじめ、彼は次から次へと釣り上げていきました。 それがとても楽しくて、青年の顔には笑みがこぼれました。 やがて漁師が戻ってきて、こう言いました。 「約束どおり魚をやろう。さあ、自分で釣った魚を全部、 持っていくといい。それと、ひとつ忠告もしてやろう。 今度何か必要になったら、こうなればいいのに、 などと空想にばかりふけって、時間を無駄にしてはだめだぞ。 すぐに仕事にとりかかり、自分の手で釣り糸を投げ込んで、 何かを起こすことだ」 |
2010-09-21 |
人生で多くのことを達成できない人間には、 ふたつのタイプがある。 言われたことをやろうとしない人間と 言われたことしかやらない人間だ。 アンドリュー・カーネギーの言葉 (米国の実業家、慈善家、カーネギー財団創設者) |
2010-09-20 |
人は、愛しているときは、 多少嫌なことをされても、そのときは許します。 しかし、頭のどこかで不快な感情が残っています。 愛が冷めたときに不愉快な感情が突然わき上がってきます。 それが憎しみに変わります。 最後は顔を見るのも嫌になってしまうのです。(略) ある日突然、なぜこんなことになってしまったかと 思ったときは、それは自分自身が招いた不幸だと思うことです。 油断、慢心、傲慢の精神は順風満帆のときについてきます。 とかく愛されていると感じているときに傲慢さがでます。 愛されていればなおのこと、 誠意と真心を尽くすことが大切です。 |
2010-09-17 |
いまの子どもや若者は、大人をバカにしたり、 先生を先生とも思わない人間が多いと嘆く人がいます。 しかし、彼らは、大人を尊敬しないのではなく、 したくてもできないでいるのではないでしょうか。 彼らに大人を軽んじるような言動が目立つのは、 若者が傲岸なのではなく、 大人の側に尊敬に値する重みがない、 大人の役割を果たしていない、 役割不全の大人が多いからだと思うのです。 つまり、若者のご機嫌をうかがうようなことばかりで、 叱り役、憎まれ役を果たす大人がいないからなのです。 親や大人が憎まれ役となって、叱るべきは叱り、 砂糖ばかりでなく塩も与えないと、 若者や子どもにものの道理が身に付かないし、成長できない。 上司と部下の関係も、まったくこれと同じだと思います。 |
2010-09-16 |
信心深かった祖母は、いつもいつも 「神さまにお願いすれば、何でもかなえてくれるんだよ。 でもそのためには、た~くさん《天上預金》を しなけりゃいけないの。 どういうことかというとね、天にいる神さまは、人間が することを全部見ていて、それを記録されているんだよ。 善いことも悪いこともね。 だから人が見ていないからといって悪いことをすれば、 神さまはちゃんと見ていて、いつか利息がついて その人に返ってくるのさ。その代わり、 誰にもほめられなくったって善いことをたくさんすれば、 やっぱり利息をつけてくださって、その人の願いを かなえてくださるんだよ」 と、幼い私に噛んでふくめるように話してくれるのでした。 |
2010-09-14 |
すべて「ラク」を基準に選択をすると、 苦痛を乗り越えたときの喜び、充足感といった「快感」も 一緒に放棄することになります。 仕事から逃げて辞めてしまえば、困難を乗り越えて 何かを達成したときの喜びを味わうことはできません。 子育てを放棄すれば、子どもと接する中で知る、 何ものにも変えがたい幸福感はけっして得られません。 かたづけを放棄すれば、周りの環境はますます、 劣悪なものになっていくでしょう。 食事をお座なりにすれば、いずれ、体に何かの 不調が起こってくるでしょう。 ただ、ラクなほうへ、ラクな方へと選択しながら生きると、 人生にとって本当に面白いこともどんどん減少してしまうのです。 |
2010-09-13 |
もしかしたら、あなたは、 「学歴がないからロクな職につけない」 「貧乏だからしようがない」 「才能がないから出世できない」 「何かをやろうと思っても、持続しない」 などと言い続けていませんか? もし、そんなふうに思い続けているとしたら、そう思い続けた 結果として、今のあなたがあるのではないでしょうか。 「人生は、あなたが思ったとおり」になっているのです。 貧乏だから、学歴がないから、才能がないから、 自分にはどうせ無理さ、などと最初から諦めてしまわないで、 「なりたい自分」をちょっとイメージしてほしいのです。 「願いつづければ、夢はかなうんだ」 現状はどうあれ、自分がなりたい理想の姿を心に思い描き、 それをちょっと念じ続ければ、あなたは、 これまでとは違ったあなたになれるはずです。 |
2010-09-10 |
「今日」の私は、人生の中で最長老であり、 最ベテランであり、最古参である、と言えます。 私という人生の中で、これ以上経験を積んだ人はいないのです。 今日が最も経験を積み重ねた日、最も知恵がたくさんある日です。 その人が下した判断なのですから、すべてがその日の時点では 最高の正しいということが言えます。 つまり、今日下した判断はどんな判断も100%正しい。(略) 逆に、今日を含めた未来ということを考えてみたとき、 「今日」の私は、最も未熟者であり、最若年層である、 ということに気がつきます。 最も若く、もっとも未熟だ、ということです。 それがわかったときには、さらにもっと勉強しよう、 もっと向上しよう、もっとも魂を磨こうということに なるのではないでしょうか。(略) つまり、今日という日は、過去の人生の中では もっとも優れた最高位にある自分であると同時に、 未来に向けては、もっとも未熟な最年少の私である、 というその2つの特別日が重なった特別な日なのです。 |
2010-09-09 |
「今、目の前に起きている現象って過去の集積なんですよ」 過去の行動、言葉の積み重ねが、 現在の状況を全部つくっています。だから、 「目の前に起きている現象をインスタントに3秒で解決してくれ」 というのは無理な話なんです。 これまでの積み重ねなのだから。 過去の集積があって、初めて目の前の現象として現れてきている。 それが「気に入らないから、すぐにどうにかしてくれ」 というのは、ものすごく宇宙の法則に反しているのです。 そんなことは誰にもできません。(略) 過去、どう生きてきたか、 その結果として、今のあなたがここにいる。 自分の投げかけたものが、現在をつくっているということです。 もし、今の状況が自分にとってイヤなものだと思うなら、 今この瞬間から、過去にやってきたこととは 違う積み重ねを始めたほうがいい。 すると、何年か経ったときには、穏やかな関係、人生を 築くことができるかもしれない。 |
2010-09-08 |
そもそも、夢にせよ、目標にせよ、 それは「自分のしたいこと」であるはずだ。 ところが、ビジネス上の目標となると、どうしても 「自分がすべきこと」を考えがちになってしまう。 営業成績を前年度の1.5倍に伸ばす、月商500万円にする、 クレーム発生率を何%にまで抑える… はたして、これが目標だろうか。 ひょっとすると「ノルマ」ではないか。 あまり「すべきこと」を考えると、 それはノルマになってしまう。 そして自分自身を苦しめる重荷となる。 そうではなく、なるべく自分が「したいこと」を考えよう。 夢も目標も、誰かから与えられたり、 強制されたりするものではない。 そもそも、あなたが 「すべきこと」ばかり考えてしまうのは、 心のどこかに「夢=仕事」という図式があるからだ。 夢とは、仕事に限られたものではない。 仕事は仕事としてしっかりこなしながら、 プライベートな夢を実現していく。 そんな選択肢があることも、忘れないようにしよう。 |
2010-09-07 |
われわれの生への戦いは、なるほど絶望的かもしれない。 だからといって、その戦いの意味や尊厳を 少しも傷つけるわけではない。 困難な状況にあるわれわれ、また、近づきつつある 最期のときを迎えるわれわれを、だれかが見ている。 友が、妻が、生きている者が、あるいは、死んだ者が、 そして神が見ているのだ。 その者は、われわれに期待している。 われわれの生き様を見て失望しないことを。 われわれが哀れに苦しまないで、誇らしげに苦しみ、 そして死んでいくことを期待しているのだ。(略) 彼らは、見えない領域から、常に私たちを見守り、 私たちが責任ある生き方、意味ある人生を送ることを 期待しているというのだ。 フランクルはそれを、客席に座っている観客にたとえている。 私たちは舞台に立って演劇をしているのだが、 スポットライトがまぶしいため、 こちらから客席を見ることはできない。 しかし見えないとはいえ、そこには「観客」がいて、 私たちがどのように感動的ですばらしい劇を演じていくのか、 期待しながら静かに見つめているのだ。 |
2010-09-06 |
信じてもダメかもしれないが、 信じなければ、実現するものもしなくなる。(略) もちろん、私は力尽きてしまうかもしれない。 だが、未来のことはだれにもわからない。 自分としてはただ、自分の生命を信じて、 限りなく信じて、全力を尽くすだけではないのか。 実現できたはずのことを、 実現させずに終らせてしまったら、 人間存在として責任を問われることになるだろう。 ならば、自分自身への信頼(信仰)をもつことは、 人間として責任の現れであり、 義務とさえいえるのではないか。 |
2010-09-03 |
苦しんでいる人は、その苦しみを 誰にでも言うわけではありません。 たとえ、苦しくても、言いたくない人の前では、 決して苦しいとは言いません。 あるいは、苦しみがわかってくれない人の前でも、 苦しいとは言いません。 苦しい人は、自分の苦しみをわかってくれる人にだけ、 苦しいと言います。 では、苦しいときに、苦しいと言ってもらえる関係を 築くためには、どうしたらよいのでしょうか。 どのような私(あなた)であれば、苦しみを打ち明けて もらえるでしょうか。(略) それは、楽しい話をしたり、 状況を詳しく説明する私ではありません。 その人の辛い苦しみをじっと耳を傾けて聴いてくれる私が、 苦しんでいる人にとってよき理解者になるのです。 聴くことは、苦しんでいる人にとってとても大切な、 『援助』となります。 私が苦しんでいる友人を理解するのではなくて、 聴くことを通して、友人が私のことを理解者と、 認めてくれることを、しっかりと心に留めてください。 |
2010-09-02 |
夢を実現させるには、「夢を明確にする」ことと、 「必ず実現させる」という意志、そしてその意志を 持続させていくことが肝要なのですが、 「夢をかなえたい」という単なる願望では潜在意識に届きません。 潜在意識に刻み込まれていくのは、 「必ず実現する」という強い想いなのです。 それには、その想いが実現したときのイメージを心に描き続け、 さらに、その想いを強調するためにノートに書きまくり、 書いたことを声に出して読むのです。 そうしたことを続けることによって想いが、 潜在意識に刻み込まれ、自分が思ったとおりの成功が 達成できるのです。 |
2010-09-01 |
執着と表現してもいいが、夢を実現させるのは、 どれほどまでに想いが強いかにかかっている。 その想いをいついつまでも持ち続けることだ。 想い続けるというのは、けっこう辛いものがある。ときには、 はたして実現するのだろうかと疑心暗鬼になったりする。 その間、いつまでもこだわって…お前はバカかというような、 周りの冷たい目が痛々しく突き刺さってくることもあろう。 辛くて、諦めてしまいたくなる誘惑にかられる。 でも「辛」という字の上の部分に、横一本の棒を入れると… 「幸」の字になるではないか。 辛いというのは、幸せの一歩手前なのだ。 辛いままやめちゃうのは、もったいない。 あと一歩ふみだそう。 もう一回想いの丈を募らせよう。 |