■2010年09月29日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
良寛さんは、「和顔愛語(わがんあいご)」を
モットーにして生きていました。 和顔とは、穏やかで和やかな顔を言います。 そして愛語は「言葉を愛する」ということ。 自分の口から出てくる言葉は、全部 「人に対する温かい贈り物でありたい」 「人を安らげるものでありたい」 「励まし、力づけるものでありたい」 と常に思っている方でした。 そして、「言葉は無尽蔵にある。たくさんの人に 使っても使い切ることはない」と言っています。(略) 常に自分の口から出てくる言葉が、喜ばれる言葉であり、 「嬉しい」「楽しい」と言い、人を温め、励まし、 勇気づける言葉にしていく。 すると、周りの人から「明るい人」「楽しい人」と 思われて、たくさんのよき仲間に囲まれていくことでしょう。
まゆの感想
この話を読みながら、
「ああ、今日も人に文句を言い、怖い顔になり、 嫌な気持ちにさせてしまったなあ」と振り返り、 凡人だから仕方ないと思いつつも… もっと違う言い方はできなかったろうか、 もっと愛がこもった言い方はできなかっただろうかと、 反省し、いろいろと考えました。 そして、全ての発する言葉が、 「温かく、安らぎ、励まし、力づける」ことは無理にしても、 少なくても、 「人が気持ちを閉ざすような言葉」 「人をイライラさせる言葉」 「人をがっくりさせ、やる気を失わせる言葉」 そんな言葉は、使うまい、言うまいと思いました。 |
|