■2010年09月10日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「今日」の私は、人生の中で最長老であり、
最ベテランであり、最古参である、と言えます。 私という人生の中で、これ以上経験を積んだ人はいないのです。 今日が最も経験を積み重ねた日、最も知恵がたくさんある日です。 その人が下した判断なのですから、すべてがその日の時点では 最高の正しいということが言えます。 つまり、今日下した判断はどんな判断も100%正しい。(略) 逆に、今日を含めた未来ということを考えてみたとき、 「今日」の私は、最も未熟者であり、最若年層である、 ということに気がつきます。 最も若く、もっとも未熟だ、ということです。 それがわかったときには、さらにもっと勉強しよう、 もっと向上しよう、もっとも魂を磨こうということに なるのではないでしょうか。(略) つまり、今日という日は、過去の人生の中では もっとも優れた最高位にある自分であると同時に、 未来に向けては、もっとも未熟な最年少の私である、 というその2つの特別日が重なった特別な日なのです。
まゆの感想
だから、
「半年前や一年前にした判断で、 「あのとき、ああすればよかった、こうすればよかった」 と思うことが少なくありません。しかし、 そう思えること自体が、自分が進歩、向上していることに ほかならないのです。 「三ヶ月前の自分は未熟だった」「半年前の判断が未熟だった」 「ああすればよかった、こうすればよかった」と思えるのは、 その三ヶ月、半年の間に自分が以前よりも、ずっと大きな 判断力を身につけたということになります。あるいは、 広い視野を持った、それだけ成長したということです」 と、この本では言っています。 過去の自分より、今の自分の方が、 経験豊かで、知識を蓄えていて、しかも、成長している、 だから、過去の決断を許し、過去の自分を受け入れ、 頑張ったことをほめてやり、そして、未来に向っては、 今の自分は、未熟で発展途上だから、まだまだ成長できるし、 魂を磨いていくこともできるのだなぁと思った。 今日という日は、実は、特別な日でもあるのだなぁ、とも。 |
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