■2010年09月16日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
信心深かった祖母は、いつもいつも
「神さまにお願いすれば、何でもかなえてくれるんだよ。 でもそのためには、た~くさん《天上預金》を しなけりゃいけないの。 どういうことかというとね、天にいる神さまは、人間が することを全部見ていて、それを記録されているんだよ。 善いことも悪いこともね。 だから人が見ていないからといって悪いことをすれば、 神さまはちゃんと見ていて、いつか利息がついて その人に返ってくるのさ。その代わり、 誰にもほめられなくったって善いことをたくさんすれば、 やっぱり利息をつけてくださって、その人の願いを かなえてくださるんだよ」 と、幼い私に噛んでふくめるように話してくれるのでした。
まゆの感想
最近、植村花菜さん「トイレの神様」という歌が
ヒットしているが、おばあちゃんに教わったこと、ことば、 というのは、案外覚えているものだと思う。 私も祖母に育てられたが、私が何かをしでかすたびに、 「いいさ、いいさ」 と、言って受け止めてくれて、いつも救われていた。 それが、現在の私の口ぐせともなっている。 (私も、植村さんと同様、祖母にはとても感謝しています) 今どきのおばあちゃんが、どんなことを話したり、 教えたりしているのか、わからないけれど、 今日のことばの話などは、伝えてもらいたいなぁと思う。 もちろん、おばあちゃんでなくても伝えてもらいたいし、 私も、伝えていくつもりだ。 ただ、伝えていくには、 自分も善い《天上預金》をたくさんしていかないと、 口先だけの実感のないものになってしまう。 だから、この話を自分もしっかりと受け止めて、 善い《天上預金》をしていきたいと思っている。 願いをかなえてもらえるように、お願いしつつ。 このおばあちゃんの教えを守って、著者の藤川さんも 夢をかなえたということですから。 余談ですが、トイレとお風呂を掃除するとき 「トイレの神様」のサビの部分をいつも口ずさんでいますが、 (お風呂の時には、トイレをお風呂に変えて) 楽しく掃除ができていいように思います(笑) |
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