■「今日のことば」カレンダー 2011年3月■
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2011-03-31 |
命を大事にするようになった。 だけど命を大事にすることが、 勇気を失うことにつながっちゃいけないんだ。 いちばん必要なものは勇気なんだ。 戦うのも勇気だし、辛抱するのも勇気。 やけっぱちと勇気は違うんだ。 (作家安部譲二さんのことば) |
2011-03-30 |
知恵があるやつは知恵を出そう 力があるやつは力を出そう 金があるやつは金を出そう 自分は何も出せないよ というやつは元気を出せ |
2011-03-29 |
A弦が切れたら残りの3本の弦で演奏する、 これが人生である。 ハリー・エマソン・フォスディック (アメリカのプロテスタント神学者) |
2011-03-27 |
私たちは、結果が保証されていることに対して、 夢や希望が湧くと勘違いをしているところがあります。 そうではありません。 何の保証もないことに向けて果敢に挑戦するからこそ、 夢や希望が与えられるということを知るべきです。 |
2011-03-25 |
恐ろしくなったら、 自分のやるべき仕事の事を一心に考えることだ。 すっかり仕事に対する心構えができれば、 恐怖心は消え去る。 恐怖心を克服したければ、 自分のことばかり考えていてはだめだ。 他人を助けるように心掛ければ、恐怖は消え去る。 デール・カーネギー |
2011-03-23 |
野や山の花々は、精いっぱいに美しく咲いては、 またたく間に散っていきます。花のその姿を見て、 「どうせすぐに散ってしまうんだから、 そんなにがんばって咲くことはないだろうに」 と言った人を、私は聞いたことがありません。 誰もが一瞬の命の輝きについて、その素晴らしさを 理屈ではなく、当たり前のように理解できるからでしょう。 花にかぎらず人間にも、自然にそういう力が備わっているのに、 いざ自分のことになると、 「なんでわざわざ、目標なんてつくって苦しんだり、悩んだり、 汗をかいたりしるんだ」「楽に生きればいいじゃないか」 と思ったりするのが、また、人間というものなのです。 確かに、美味しいものを食べ、部屋に高級家具をそろえて、 大画面のテレビを見て、温泉に旅行に行ければ、 人生をよしとする考え方もあるでしょう。 ところがそんなことを全部実行できたとしても、決して、 「ああ、すべて満足だ」 という気持ちにならないから、不思議なものです。 何かを達成したい、というのは命の使命。 人には何かを成し遂げたい、命を充実させたいと 願うものなのです。 |
2011-03-22 |
まだレーダーもない時に小さな飛行機が飛んでいたそうです。 ポツンと山奥についている燈の電気にパイロットは、 どんなに励まされ、慰められ、力付けられて 導いてもらったか計り知れないそうです。 裸電球をつけている方は、 山の中の田舎の一軒家や二軒家かわからないけれども、 一つの灯の明りがパイロットにとっては大きな助けでした。 「なんだ、こんなつまらないところで一生を過ごすのか」 という状況の中でも、灯した一燈はどんなに多くの パイロットを励ましたことでしょう。 ですから、あなたも灯すのです。 |
2011-03-18 |
ほとんどの人は、自分が本当はどんなに 勇敢かしりません。 事実、男性にも女性にも英雄になる可能性を秘めた人は 沢山いますが、ほとんどの人は、 自分に対して疑念を抱いたまま、生きています。 自分の深いところにある資質を知りさえすれば、 かれらは自分を信頼して、ほとんどの問題に対処し、 大きな危機をも克服することができるでしょう。 (R・E・シャンバース) |
2011-03-17 |
七へん倒れたら 八へん起(た)て 日が入れば 月がでる 花は散っても 果(み)をむすぶ 眼は前へ 前を見よとて 前につく |
2011-03-16 |
(この本に書いてある インド詩人タゴールの詩「ベンガルの祈り」から) 危険から私を守ってくださいと 祈るのではありません。 危険の中にあっても 怖れることのないようにと祈るです。 悲しみや心の痛みの最中にある私を 慰めて下さいとは願っていません。 悲しみから立ち上がる力を下さいと お願いしているのです。 追いつめられた時にも 崩れおれることのないように 世間的な失敗、挫折を繰り返しても それらが取り返しのつかないものだと 考えることがないように助けて下さい。 私を救いに来て下さいと 祈っているのではありません。 打ち克つ力が欲しいのです。 私の荷を軽くして 楽にして下さらなくてもいいのです。 重荷を担う強さをお与えください。 |
2011-03-15 |
闇があるから 光がある 苦があるから 楽がある 闇を生かせ 苦を生かせ |
2011-03-11 |
気の合わない友だちと少し距離を置いてつき合ったって、 大変なことにはなりません。 仲間はずれになったって、ちゃんと生きていけます。 もちろん、ときにはつらくなることもあるでしょうが、 自分を信じていれば、前向きにやっていけるのです。 ところが 「大変なことになってしまう」と固く思い込んでいると、 「ちょっと待てよ、そう大変でもないだろう」 という別の考え方ができなくなります。 しかも、思い込みによって自分で自分を縛っていることに 気づいていないのです。(略) 人間関係の中で疲れたときは、自分の心を見直してみてください。 偏った考えに気づいて、それを理に適った考え方に転換できれば、 心がすうっと解放されていくはずです。 |
2011-03-10 |
「認められる」ということで 子どもの心にエネルギーが満たされます。 認めるということは、 甘やかす、おだてるということではありません。 「子どもの心に○をつける」ということです。 得てして親は 「何かいいことをしたときにほめよう」と思いがちですが、 それは「条件つき」のほめ言葉で、裏返せば、 「いいことをしないと認められない」 ということになります。 しかし、子どもは存在するだけで親を喜ばさせてくれています。 それを言葉にして、「いい子だね」 「がんばっているね」と○をつけてあげることで、 子どもは「自己信頼感」を持つようになります。 子どもでも大人でもそうですが、誰かに○をつけてもらうと、 その○をたいせつにしようと思うものなのです。 |
2011-03-09 |
親の義務は、ちゃんと「大人」であること。 子どもに安心感を与えるためには、親が揺れないことです。 たとえば子どもが第一志望の高校を落ちたとしても、 学校でいじめられていることがわかっていても、 いつもある日常がそこにあるのがいちばんいいと思います。 なかには子ども以上に親が落ち込むこともあるでしょうけど、 そこはぐっとがまんして、安定感のある日常を 用意してあげるのです。 子どもが帰ってきたら温かいごはんがあって、 「おみそ汁の中に卵入れといたよ」とか、 そういうちょっとしたサービスがある。 笑顔の会話がある。 それだけで、子どもの揺れは 最小限で済むものだと、ぼくは思います。 |
2011-03-08 |
あなたの人生はたぶん、 自分で思うほど悪くもなく、混乱もしていない。 あなたは弱い人間ではなく、魅力に欠けるわけでも、 手の施しようがないわけでもない。 自分を「なんとか改善しなければ」と考えている人でも、 たいていは“ちょっと航路がずれているだけ”なのである。 確かに人生には、“大きな変更”を必要とするときもある。 たとえば、命に関わる病気などの場合は、 直ちに思い切った行動、処置をとらなければならない。 だが、ほとんどの問題は、そんな危機的な段階には 至ってはいない。ならば、 少しだけ変化する方法が最適である可能性が大きい。(略) 「スモール・チェンジ」…という習慣を身につけることで、 ささやかな成功を積み重ね、感動的な効果を手に入れる、 本の少しの変化でも、積み重ねていけば、 確実に大きな進化となるのだ。 |
2011-03-07 |
山を登るのは確かに苦しくて辛いもの。 途中で引き返そうと考えてもおかしくはありません。 でも、ある地点まで上りつめると、 眼下に美しい光景が開けてきます。 そして、頂上にたどり着いて眼下を見下ろしたとき、 すがすがしい気分を味わい、苦労して登った甲斐があったと、 心の底から思えるようになるのです。 こうした苦労をしないで、ヘリコプターなどで瞬時に 山の頂上へ移動したらどうなるでしょう。 おそらく充実感もなければ、満足感も味わえず、 感激だってそんなにないのではないでしょうか。 人生も同じで、困難や苦痛を乗り越え、 ついには目標を達成するところに真の意義があります。 それに(これがもっとも重要なことですが)こづかれ、 責められ、何度も失敗することで、その人の能力が開発され、 人間性が鍛えられ、成長、発展していくようになるのです。 人生の「登山」楽しんでいきましょう。 |
2011-03-04 |
「ため息」というと、 「ひとつため息をつくたび、幸せが逃げていく」など、 ほとんど人はマイナスなイメージを思い浮かべるでしょう。 しかし、実は深い呼吸をすることで、溜めていた古いエネルギーと さよならでき、からだと心をクリアにすることができます。 「ため息」=「溜めた古い氣」を吐き出す、ということです。 ストレスが溜まると自然とため息をついてしまうのは、 悪い氣を溜めないために自然と備わった智恵なのです。 不平不満があったとき、ストレスを感じたとき、 息を吐きながら、それらのものがからだの中から出て行く イメージを思い浮かべながら、大きなため息をついてみましょう。 胸に溜め込んでいた息を、 大きく声を出しながら思いっきり出します。 息を吸いながら、方をギューと上げて、吐くとき ストンと落しながら声を出すとより吐き出せます。 「はぁぁぁぁ~~」 大きなため息といっしょに古い氣が出ていき、 新鮮な氣が入ってくることで、新陳代謝が起こります。 |
2011-03-03 |
思ったことを行動に移せない人の多くは、 相手に受け入れられないということを 「自分という人間が否定された」 と感じてしまう傾向にあります。 たまたまひとつの取引先に断られることや、 今回の資料の出来が悪いと言われることを 自分の全体を否定されているように 思い込んでしまうのです。 取引き先に断られることや資料の出来が悪いと 言われることは、自分のある部分に対する ほんの一部の人から受けた評価であって、 決して全人類から自分という人間が否定されたと いうわけではありません。 |
2011-03-02 |
昔からの知合いで、しばらくぶりに会ってみても、 以前と全然変わらないという人がいます。 それもいい意味で変わらないというのでなく、 以前と同じようなことで腹を立て、 同じようなことを心配し、 同じようなトラブルを抱えている。 そして、昔と同じようなことを話題にし、前に何度か 聞いたことのある冗談を口にする… まるでその人の内面がある時で止まっているかのような。 古い友人や身内の人間がそんなふうだと、 ちょっとがっかりすることがあります。 じつは、これこそ心の生活習慣病の兆候で、 心の柔軟性を失い凝り固まってきています。 |
2011-03-01 |
人間関係で相手のペースに巻き込まれ、 自分の方がおかしいのかな、間違っているのかな、と、 思うようなとき、それはたいてい相手に問題があるものです。 というのは、自分がおかしいのか、間違っているのかという 問いは、ある程度自分自身を客観視する目を 持っている人でなければできないことだからです。 自分自身の日頃の言動と自分を眺めるまなざしの間に、 距離がなければ、自分が何をやっているのかわかりません。 その人の人間性は、どのくらい自己観察ができているか、 というところに、表れてくるものです。 自分との距離がなければ、人は物事に対して自動的に反応し、 自分が何を言っているのかその意味もわからずに、 思いついた言葉を発し、行動することになるのです。 |