■2011年03月02日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
昔からの知合いで、しばらくぶりに会ってみても、
以前と全然変わらないという人がいます。 それもいい意味で変わらないというのでなく、 以前と同じようなことで腹を立て、 同じようなことを心配し、 同じようなトラブルを抱えている。 そして、昔と同じようなことを話題にし、前に何度か 聞いたことのある冗談を口にする… まるでその人の内面がある時で止まっているかのような。 古い友人や身内の人間がそんなふうだと、 ちょっとがっかりすることがあります。 じつは、これこそ心の生活習慣病の兆候で、 心の柔軟性を失い凝り固まってきています。
まゆの感想
例えば、以下のことが多ければ、
心の柔軟性が失われつつあるので注意だそうです。 □家族、親しい人に「また言ってるよ」と言われる □過去のことを後悔したり恨みを抱き思い悩みくよくよする □同じ話がぐるぐるめぐり、堂々巡りで話に進展がない □同じ失敗を繰り返し、どうせやっても同じと思うようになる □自分のやり方にこだわり、他人のやり方は受け入れない □自分と価値観の違う人、常識はずれの人を受け入れられない □自分より若い人の意見や指導に従うことはプライドが許さない □なんでも今まで通りのやり方でやりたいと思う □めったに笑わない、人の冗談をきいても面白くない □人のやっていることをみて、つまらないことをやっている と思うことが多く、自分には心から楽しめることがない □人間関係が広がらず、どんどん狭まってきている ちなみに、現在では、年齢の高い方だけではなく、 若い人にも多く見られるそうです。 この「心の習慣病」にかかってしまうと、 「だんだんそのパターンから抜け出せなくなり、 それ以外の可能性に思い至らなくなるのです。 そして、仕事でも人間関係でも、自分のやっていることが けっしていい結果を招いていないようなときでも、 いつまでも同じパターンを繰り返すことになります」 ということです。 私の周りにも、思いあたる人が何人かいます。 自分もそうならないように注意したいな、 特に、「めったに笑わない、人の冗談をきいても面白くない」 には、なりたくないと思ったのでした。 |
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