■「今日のことば」カレンダー 2019年9月■
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2019-09-30 |
倹約は必要だが、ケチになってはならない。 では、ケチとは、どういうことを指しているのでしょうか? それは他人を不快な感情にさせることです。 自分にとって大切な人に対して敬意を欠いたりして、 人々からの好意を失うことです。 こうすることで、その人は、 お金の面ではリッチになり得ても、 「人貧乏」になってしまう怖れがあります。 要は必要な人、大切な人、大切な人の存在を 見落とさないよう、いつも気をつけていることです。 そして、そういう人に対しては、時には、 必要支出をケチらないことです。 |
2019-09-27 |
50歳を過ぎたら、 スケジュールの立て方に工夫が必要となります。 1週間、毎日なんらかの用事を入れてスケジュールを立てると 確実にエネルギーをすり減らしてしまいます。(略) 気をつけなくていけないのは、 「楽しいことであっても、エネルギーは使っている」 という事実です。 例えば、発表会(や旅行など)が終わった後に、 「疲れて何日も寝込んでしまった」とか 「抜け殻のようになって、何もやる気がおきない」 といった症状は、エネルギーを使い過ぎたために、 エネルギーが枯渇している状態そのものです。 「最近のシニア世代は元気で若い」といわれていますが、 「元気」や「若さ」を保つためにも、エネルギーを 使いすぎずに、こまめに補う必要があります。 ですから、たとえ同じ発表会に参加していた同世代の人が 翌日から元気に習い事をこなしていたとしても、 あなたがもし疲れを感じているなら、あなたは、 エネルギーを補充することに注力しましょう。 意識すべきは、 自分のモノサシ「マイ・スケール」です。 つねに「限られた自分のエネルギーを自分で調整する」 という姿勢を忘れないでいてください。 たまにはペースダウンすることも大切です。 |
2019-09-24 |
何かもやもやしていてすっきりしないと感じたとき、 私はすぐにその原因を客観的に分析するよう 自分に質問を投げかけます。 「どうしてそう感じるのか?」 「考えられる要因はなにか?」 「この感情を排除するためには何をすることが必要か?」 このように、「悩み」を第三者的な立場で考えてみましょう。 すると、とらえどころのなかった悩みの存在が 輪郭のあるものとして浮かび上がってきます。 この段階で、気分はかなりすっきりします。 場合によっては、 「ただの考え過ぎだった」ということに気づき、 一気に悩みが解消していきます。 自分の悩みを冷静に分析していくと、自分の性格、 悩みグセがよくわかってくるようになります。 「自分は、初めてやることにつまずきやすいんだな」とか、 「○○さんの話は、いつも怒られていると 思い込んでしまうんだな」など、 自分の弱点が見えてくるようになります。 また、自分の脳は、どの段階で思考停止になって、 働くのを止めて「お手上げ状態」になってしまうのかも わかってくるでしょう。 この「お手上げ状態」から先の領域が「悩み」なのです。 |
2019-09-20 |
人間は、自動車のガソリンに相当する エネルギー(気)を自分でつくり出さなくてはいけません。 しかし50代からは、もともと備わっている エネルギー(腎気)が減っていたり、 胃腸の働きが老化することで食べ物から得るエネルギーが 吸収しにくい状態になっていきます。 そのため、それまでどんなに胃腸が丈夫だった人でも、 加齢とともにカラダにとって必要かつ十分なエネルギーが 供給できていない「虚」の状態に移行していくのです。 胃腸の老化が顕著でない40代までなら、疲れすぎて 一時的にガス欠状態になったとしても、休息をとって、 胃腸を休め、栄養が吸収できる状態になれば、 ガス欠状態は改善されていきます。 しかし、胃腸の働きが悪くなってくる50代からは、 ガス欠状態がだんだんと慢性化します。(略) しかし、「年を重ねるごとに虚弱になってしまう…」 と、悲観的になる必要はありません。 ガス欠車は、ガソリンスタンドに行ってガソリンを 注入してもらえばすぐに走ることができるように、 カラダのガス欠状態にも解決方法があります。 「だるい」「疲れやすい」といったガス欠状態の カラダから発せられる信号が赤信号になる前に、 虚の状態をおぎなって、日常生活に 支障をきたさないようにすればいいのです。 |
2019-09-17 |
あなたの願望を実現したいなら、 あなたの中をエネルギーが 滞りなく流れるようにしなければなりません。 これをいうと、あなたは、 「エネルギーを滞らせる要因はなんだろう?」 と疑問に思うかもしれません。 それらの例をあげるとすれば、疑念、罪悪感、恨み、 あるいは不足や制約を示唆するあらゆる考えなどです。 これは、創造のエネルギーがあなたに注入され、 あなたの中を流れるのを妨げるネガティブな思考です。(略) それは水を撒くときに使うホースを イメージするとわかりやすいでしょう。 もし、そのホースがからまっていて、 結び目があるとしたらどうでしょう。 その場合、蛇口の栓を開けても、ホースの先からは、 ぽたぽたとしか水は出てきません。 本来ホースの先から勢いよく出るはずの水が、 結び目があるために、水がホースの中を流れないのです。 あなたの心の中にある後ろ向きな考えは、 このホースの結び目と同じで、エネルギーの流れを滞らせます。 それらがなければ、エネルギーはあなたに新たな息吹をそそぎ、 人生に豊かな結果をもたらしてくれるのです。 |
2019-09-13 |
今週は 「いつもよりゆっくり話すこと」を 心がけてみてください。 いろいろな面においてちょっと急ぎ足のようです。 焦っていたり、忙しすぎていたりするのでしょう。 でも、だからこそ 「ゆっくりリズム」を心がける必要がありそうです。 ゆっくりと落ち着きを持って語ることで、 あなたの品格はアップしていくはずです! |
2019-09-12 |
悩みを抱える人は思考系番地だけを グルグルと使っています。 つまり、悩みグセのある人たちは、 悩み自体とずっと考えてしまうことで、 「私」という個人を外から 見ることができなくなっているのです。(略) 一方で、特別な対応をしなくても自分のことを 客観的に観察できる人は、 基本的に悩みを引きずりません。 「相手は自分のことなんか何とも思っていない」 と冷静な判断を下すことができるはずです。 「あの発言はまずかったかな。あとで謝っておこう」 と、軌道修正をしていけます。 ところが、自己観察力が弱いと、 こうしたことができなくなってしまうのです。 ふさぎこんでしまうタイプだと感じる人は、 自分を客観的に見るようにしてみてください。 あなたにとって「大きな悩み」となっているものは、 客観的に見るとちっぽけなことの場合も多いのです。 |
2019-09-11 |
何かをずっと続けることは、 それだけで脳に刺激を与えます。 また、今行っていることは、 未来のために有効だと考えることができれば、 ポジティブな気持ちを保つことにつながります。 やはり、何をやるにしても、 「できない」と言ってすぐにあきらめるのではなく、 少なくとも、100のうち20くらいのレベルに 到達するように粘ってみてください。 どうにか頑張ってそのレベルにまで達すれば、 その先に見えるものが必ず違ってきます。 違ったものが見えてくる理由は、そこに至るまで あなたの脳が成長していくからです。 それを実感できれば、 今度は40までいってみようと思えるはずです。 こうした地道な全身を繰り返し、 「できる」自分を作っていってください。 |
2019-09-10 |
他人から批判されるとつらいから、 そうなる前に相手を批判してしまう。 だれにもそういう側面はあります。 ただ、最近どうも、 そういう傾向が強すぎるのではないでしょうか。 学校や社会で浴びせられる「言葉」の毒は強烈です。 「これまで、両親からもそこまでひどく言われたことはない」 というほど批判を浴びます。 インターネットでも同じことが言えます。 だから、ちょっとした言葉にも過敏になって、 「そんなことはない。自分は悪くないんだ」 と過剰反応する。そのようにして、 かろうじて自分を守っている人も多いと思います。 その一線が崩れると、 胃の痛みなどの症状が発生し、警告します。 そうやって批判や中傷から自分を守る力の弱い人が、 増えていると思うのです。 |
2019-09-09 |
恋愛というのは、フランス人の発明なんだそうです。 よく、恋人同士は相手のことを、 「この人は私にとって大切な人」だと言います。 実際そう思っているのでしょう。 でも、 恋愛を発明したフランス人の恋人同士は、 大切なのは、 「私たちのこの関係」 と言うそうです。 確かに、 「この人」は、私のつくったものではないけれど、 「この関係」は、私のつくったものですからね。 自分や相手にばかり注意を向けていると疲れちゃうんです。 でも、「関係」に目を向ければ、それは、 自分次第でどのようにも変化してゆくのだと思います。 だからね、関わりをつくる知恵を持つことです。 どうやって? 知らない。 |
2019-09-05 |
脳はいくつになっても成長できる。 脳科学の研究を通して、 このことを長年伝え続けてきた私ですが、そんな私でさえ 「脳はここまで成長できるのか!」 と痛感させられた出来事があります。 東京大田区にある機械メーカーの 社長Tさんの脳画像鑑定をしたときのことです。 Tさんは当時、御年80歳。 仕事一辺倒で生きてきたものの、 80歳を前に仕事以外のことをしてみようと、 77歳のときに社交ダンスと囲碁を習い始めたといいます。 実際に脳画像を拝見したところ、80歳とは思えないほど、 脳の神経ネットワークが活性化して発達していました。 新たに始めたダンスや囲碁が、彼の脳を活性化させていることは 容易に想像できましたが、年齢を感じさせない発達ぶりは、 見事というほかありません。 ところが驚かされたのはのその後です。 Tさんは社交ダンスや囲碁に加えて、今度は 「やったことのない音楽に挑戦してみたい」と ドラムを習い始めます。 ご存じのように、ドラムは両手両足を別々に動かしながら、 譜面を見てリズムを刻むという、高度な動きを要求される楽器です。 この難易度の高い楽器を、Tさんは粘り強く1年間習い続けました。 その結果、なんと81歳のTさんの脳の神経ネットワークは、 脳の成長が著しい小学1年から小学2年にかけての1年間と 同じくらいの驚異的な成長を遂げていたのです。 一般的な常識をくつがえし、Tさんの脳が驚異的な成長を 遂げることができたのか、それはひとえに 「素直に学ぶ力」に優れていたから。 言い換えれば、「伝えられるものを謙虚に受け止める力」が 抜群に優れていたからではないかと思うのです。 |
2019-09-04 |
過酷な現場で毎日働く看護師やカウンセラーは、 自己評価の下がった方たちに共感するうちに、 自分自身の評価まで下げてしまうことがあります。 「結局、自分にはなにもできない」という無力感、 「励ますつもりで言った『がんばってね』が、かえって 相手を追いつめることになってしまった」という自責の念… 担当した患者さんの自殺にぶつかると、 自分もうつ状態になってしまうことすらあります。 だからこそ、スタッフの「自己評価」を保つ工夫も重要です。 お互いの調子に気をつけ合って、 落ち込んでいると思えば、早めに声をかける。 「つらいことがあったら相談にのるよ」 「ちょっとお茶しようか?」と声をかけられる雰囲気を スタッフの中で維持することがとても大切なのです。 専門家を置くことも必要ですが、安心できる職場環境を 作り上げることのほうがずっと効果が高いと考えています。 会社や家庭についても、一度「自己評価」の視点から、 人間関係を見直してみてはどうでしょうか? |
2019-09-03 |
都会の人が地方に出かけると、野山の緑や澄んだ空気、 野菜や魚のおいしさにやっぱり感動します。 素朴な人情とか、さりげない親切に触れたときにも 感激します。 もともと鈍感な人、風景にも食べ物にも 関心もない人もいるでしょうが、 「人が少ないんだから当たり前」とか 「新鮮なものはどこで食べてもうまいさ」とか、 一言よけいな人もいます。 素直じゃない人です。 他人に親切にしてもらったときもそうですね。 「嬉しかった」「助かった」と素直に感謝する人もいれば、 「一人でできたのに」「べつに困っていなかったのに」 と不満を漏らす人もいます。 2つのタイプを比べてみれば、 どちらが感情コンディションを良好に保っているか、 すぐにわかると思います。 素直な人は、美しいものに感動したり 他人の好意や親切に感激します。 それだけでこころはいい感情に満たされるのです。 しかも、自分を感動させてくれるものや、 嬉しい気持ちにさせてくれるものと出会うのが上手です。 こういう人は、イヤな感情を忘れるのも上手です。(略) 素直でない人。 こちらはすべての面で逆になります。 いつも感情コンディションの悪い人になってしまうのです。 |
2019-09-02 |
引き出しの一段を整理する。 片付けは、脳内も整理してくれる。 意外かも知れませんが、片付けは脳の成長を助けます。 まず、引き出し一段の中身を片づけてみましょう。 中身を全部出して、何がどれだけ入っているかを確認。 (使うのは視覚系脳番地と理解系脳番地を使う) そして、捨てるモノ、残すモノを分けます。 この際「これは、十分につかったからもういらない」 「こっちは、まだまだ活躍する」などと考えるはず。 (記憶系脳番地、理解系脳番地、思考系脳番地を使う) まだ使うモノを引き出しに戻すときは、 より便利な収納法を工夫します。 (視覚系脳番地、思考系脳番地を使う) これらを行う時は、当然、運動系脳番地も活動中です。 一日一段ずつでいいので、毎日の習慣にすることをおすすめ。 |