■2019年09月04日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
過酷な現場で毎日働く看護師やカウンセラーは、 自己評価の下がった方たちに共感するうちに、 自分自身の評価まで下げてしまうことがあります。 「結局、自分にはなにもできない」という無力感、 「励ますつもりで言った『がんばってね』が、かえって 相手を追いつめることになってしまった」という自責の念… 担当した患者さんの自殺にぶつかると、 自分もうつ状態になってしまうことすらあります。 だからこそ、スタッフの「自己評価」を保つ工夫も重要です。 お互いの調子に気をつけ合って、 落ち込んでいると思えば、早めに声をかける。 「つらいことがあったら相談にのるよ」 「ちょっとお茶しようか?」と声をかけられる雰囲気を スタッフの中で維持することがとても大切なのです。 専門家を置くことも必要ですが、安心できる職場環境を 作り上げることのほうがずっと効果が高いと考えています。 会社や家庭についても、一度「自己評価」の視点から、 人間関係を見直してみてはどうでしょうか?
まゆの感想
心療内科、消化器内科医の梅谷さんは、
こんなことをすすめています。 「お互いに自己評価を舐め合っていないか、 だれかの評価が不当に傷つけられていないか。 他人の評価のおとしめて、 自分の評価を相対的に上げようとする人がいますが、 結局、その人も誰かから同じことをされて苦しむことになります。 「心の作用、反作用」の法則は、 こういうところで、効いていると思うのです。 「自己評価を高める言葉」を探しておく。 そういう言葉を心から言ってくれる友だちを作る。 自分自身の「リスク・ヘッジ(危機回避)の面からも、 そうした工夫の実践をおすすめしたいと思います」 今どきは、原因不明病が多くなっていて、その原因のひとつに、 誰かの言葉によって傷つけられたり、自己評価を下げてしまったりして、 それが、自分の身体に影響を与えてしまうから、 ということもあるようです。 そうですよね~ 誰かに言われたことは、気になることありますよね。 それが、何度も何度も言われたら、どんなに気持ちが強い人でも、 その言葉に負けてしまうこともありますよね。 それほど、人の言葉は強い、ということです。 そうならないように、 「自己評価を高める言葉」を探しておく、 大事ですね~ |
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