■「今日のことば」カレンダー 2010年2月■
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2010-02-26 |
人に手をさしのべられるあなた 人を思いやることのできるあなた 人の話を聞くことのできるあなた 人をわかってあげられるあなた 毎日の暮らしのなかで、 こんなあなたでいられたら、 どんなにすばらしいでしょう。 |
2010-02-25 |
弱みを克服するよりも、強みをぶっちぎり強くする方が、 その人の力を存分に引き出せるというのが、僕の考え方です。(略) 「できない理由」を100個見つけるよりも、 「できる理由」を100個見つけたほうが、生産的だと思えます。 そうした明るい世界観が人をより強くするのでしょう。 |
2010-02-24 |
世間では「恵まれていて幸せね」と 言われてきた人の多くは、そもそも自分の努力や知恵で 成果をつかみ取った経験が乏しいために、満足感、達成感と いった喜びに対する感覚そのものが鈍りがちです。 しみじみと「自分は幸せだ」というふうに感じることがあまり なくて、当たり前のようにそれを受け止めてしまうわけです。 やはり、私たちは、苦しんだり、悔しがったり、 哀しみにくれたり、絶望したりという負の感情を、 より味わわなくてはいけません。 それを知っていればこそ、平穏な日々にも幸せを感じることが できるし、さらに努力して成功や実りを手にしたときの 幸福感は、何にも変えられないほど大きなものでしょう。 自分の力で人生を切り開き、 幸せを実感する能力を磨いていくこと… これこそが、自分を幸せにする方法なのです。 |
2010-02-23 |
人生、何でも微差です。 微差を積み重ね続けるのです。 この微差の積み重ねが、 とんでもなく大きなことを生み出すのです。 「一人さんに会ったら、大きなことをドンと教えてくれて、 それをやったらお金持ちになれるんじゃないか」 みたいなことを思っている人がいるのですが、 私はそのご期待に応えられません。 それよりも、お店が汚かったら掃除してください。 人にはいつも笑顔で接してください。食べ物屋さんだったら、 味付けをもっとおいしくしてみてください。 この小さなことの連続技なのです。 機関銃なんです。 大砲だとか、原爆みたいなドンと落として、ではない。 ちっちゃい弾を、バババババッと連続して出すのです。 「微差を何個出せるか」にかかってくるのです。 この微差が面白くなってきたとき、 いろんなことが変わってきます。 |
2010-02-22 |
余計な「ひとこと、うっかり言葉」で、 人に怨まれる。 その大事な「ひとこと」を、 いうかいわないかで人間関係は変わる。 |
2010-02-19 |
見あげれば とらわれている自分を 小さく愚かでいとおしいと思う 見あげれば 失ったことなんて 嘆かなくていいことに気づく 見あげれば 哀しみがだんだん 遠ざかってゆくのがわかる 見あげれば 見おろす人よりも 見あげる人でよかったと思う |
2010-02-18 |
故意に人を傷つける人もいるし、 そのつもりはないのに、傷つける人もいる。 毎日経験している小さなできごと。 誘ったのに、誘われなかった 貸したのに、貸してくれない ほめたのに、けなされた 好きなのに、好かれない してあげたのに、してくれない 約束を破られた 誤解された 陰口をきかれた そのたびに心は乱高下を繰り返します。 それで、考えた。 「仕返しはしない」 それを選んでおけば、毎度、 心の乱高下を経験しないですみます。 |
2010-02-17 |
夢は何ですかと聞くと、「○○になりたい」と 答える人がたくさんいます。 部長になりたい、社長になりたい、野球選手になりたい…etc ところがここに「なりたい」のワナが潜んでいます。(略) 多くの「なりたい」という目標は、 なったとたんに目標がかなってしまいます。 そうすると、それ以上どうしてよいかがわからなくなります。 その後自分がしなければいけないことも見えなくなります。 また、なるために最低限のことだけを考えると自分の 実力はあがりません。「なりたい」が強いと どうしても安易な道ばかりを選んでしまいます。 この「なりたい」の間違いに陥る危険を回避するのは簡単です。 「何かになりたい」ではなく「何かをする」を 目標にすることです。 社長になって会社の年商を10倍にする、 部長になって新分野の商品を開拓する、 プロ野球の選手になってホームランを年30本以上打つ… 何かに「なりたい」ではなく、何かを「する」を 目標にすると、人生が変わってきます。 |
2010-02-16 |
相手が反対の意見を述べたときには、必ずしも、 「あなたは間違っている」「私の方が正しい」などという メッセージを含んでいるわけではありません。 単に「私とあなたは違う意見だ」ということを 言っているに過ぎないかもしれない。 相手が「違う」と言っているとき、 では、その違いは何なのかをまず聞いてみよう、 という気持ちになりましょう。(略) 意見や気持ちが違っていても、それは決して悪いことではないし、 違えば即、二人の関係は終わりだということはありません。 違いを恐れず、歩み寄ろうとする気持ちを大切にしてください。 人はそれぞれみな違う個性をもっているから、 考え方が一致するときもあれば、一致しないときもあります。 一致すればうれしいし、一致しなければその違いに 対応していける臨機応変さがほしいもの。 そうすれば、人間って面白いし、異なる人間関係を 築いていくことも楽しくなるでしょう。 |
2010-02-15 |
30数年間に及ぶジャーナリスト生活を振り返って、 ひとつ明らかにいえることは、 よけいなプライドを持っている人は、 「そこまで」だということです。 意味のないプライドが邪魔をして、 成長できるせっかくのチャンスを 自らみすみす逃してしまうのです。 実にもったいないことです。 聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥。 まず「自分は何も知らない」ことを知り、 他者から謙虚に学ぶことです。 この姿勢さえ持ち続けていれば、 コミュニケーション能力は確実に向上していきます。 |
2010-02-12 |
あなたのように、 そこまで社会や人を徹底的に否定したり、 拒絶していたら、誰だって、神様だって、 あなたを抱きしめることはできないよ。 自分の近くにいる人を好きに感じられない人が、 人に好かれるなんてあり得ない。 人があなたを嫌っているんじゃない。 あなたが人を寄せ付けないんだって。 |
2010-02-11 |
うんと上手くいってない時に一番大事なことは、 ひとまずその状態を安定させることです。 底なし沼と同じで上手くいっていない時はそこから、 出ようともがけばもがくほど深みにはまってしまいます。 まずは今の状況を認めて、 自分を許す気持ちになることが重要です。 自分を許してあげた時、心は初めて重りから解放されます。 プラス思考を目指すのはまだ先のことです。 プラス思考を目指すのは一端安定してからで十分です。 飛行機が何かの理由で急降下した時に まず大事なことは、水平飛行に戻ることです。 急降下している飛行機を無理に元の高度に上昇させようと 操縦桿を強く引っ張ると飛行機が壊れてしまいます。 うんと上手くいっていない時には、これ以上沈んで いかないように今の自分にとどまることを考えましょう。 |
2010-02-10 |
なぜ対話が成立していないかをよく観察してみると、 その人は対話をしたいと主観的には思っているのだが、 結局、いつも自分で答えを用意して対話の席に のぞんでしまっているからである。 答えを一緒につくっていく自信がないから、 答えを用意してしまうのだ。 はじめから答えが用意されていると、対話というものは、 形の上では成立しているようでも、内容としては成立していない。 双方向で話合っているかのように見えても、 答えを一緒につくっていこうとしていないのだから、 それは見せかけだけの話合いである。 答えが用意されている話合いのことは「対話」とは呼ばない。 それは「説得」なのである。 |
2010-02-09 |
職場でも家庭でも、しなければならない重要なことをせず、 鍛錬も続けないで最高の人生を送りたいと思うのは、 なにも植えずにみごとな庭園をほしがるようなものです。 あるいは、毎日チョコレート・バーを食べるのをやめずに、 すばらしい健康状態をもちたいと思うようなものです。 あるいは、魔法の薬をのんでビジネスが大成功してほしいと 祈るようなものです。 すばらしい人生はいきなりやってきたりしません。 タージマハルや万里の長城のように、 日々一歩ずつ、丹念に築きあげられるのです。 優秀なビジネスはただ現れてはくれません。 はてしない改善と努力を続けることで鍛えられるのです。 人生の最高のものが努力しないで手に入ると、 信じたりしないようにしましょう。 |
2010-02-08 |
コメディアンのスティーブ・マーティンが 若手コメディアンたちに忠告したことばがあります。 「無視できないくらいうまくなれ」 すばらしい。 人生はひたむきな人びとに恩恵をほどこします。 自分のしていることに長けていて、 いつも自分のなかにある才能をさがし、 非凡を目指している人が、 最後に勝利をおさめないわけがありません。 |
2010-02-05 |
少しは理解が深まっているはずなのに、完璧を求めすぎて 「もっとわかって」「どうして理解できないのか」 とイライラする。そうすると逆に 相手との間に溝ができてしまうことに気づきたい。 自分が思っている以上に 相手の心を理解することはできるものだが、 さりとて完全に理解できるということは決してない。 それは相手も同じである。 完璧な人間関係などないのだ。 ほどほどのところで満足し、 わかり合えた部分を喜び、大切にしよう。 |
2010-02-04 |
(創業した当時) 私にはそれまで経営の経験があるわけでもなく、 経済も経理も知りませんでしたが、 それでも判断を下していかなくてはなりません。 私は何を基準に判断していけばいいのか分からず、 困り果てていました。 悩み続けた結果、 「人間として何が正しいのか」をベースにして、 つまり、最も基本的な倫理観に基づき、 「人間として正しいことなのか」「正しくないことなのか」 「善いことなのか」「悪いことなのか」を基準にして 判断していくことにしたのです。(略) いま考えてみますと、何の経営の経験もない私が、 京セラやKDDIをそれなりの企業に育てることが できましたのも、このような「人間として正しいこと」を ひたすら追求してきたからだと思うのです。 |
2010-02-03 |
試練を、絶好の成長の機会としてとらえることができる人、 さらには、人生とは心を高めるために与えられた期間であり、 魂を磨くための修養の場であると考えられる人…。 そういう人こそが、限りある人生を、 豊かで実り多いものとし、周囲にも素晴らしい幸福を もたらすことができるのです。 |
2010-02-02 |
脳は、もともと 「忘れるようにできている」と考えてください。 少なくても、見ただけの情報、聞いただけの情報を 必ず後で思い出せるようにはできていないんです。 だからこそ、学生時代には、ノートを取ったり、 単語帳をつくったり、練習問題をたくさん解いたりして、 試験に備えていたわけですよね。 今、物忘れがひどくなって忘れてしまうという その情報に対して、覚えるための努力を何かしましたか? 毎日たくさんの情報の前を通りすぎているだけ、 という生活になってしまっていないでしょうか? |
2010-02-01 |
「なぜ言ったことがわからないんだ」 それは、聞いていないから。 「何度言ったらわかるんだ」 何度言ってもわからない。そもそも、 人の言うことに従う気がない。危ないからね。 「どうして違うことをやってしまうんだ」 それは、あなたと、私は違うからです。 「常識がない」 ありますけど、あなたのとは違うんだ。 人それぞれ違うから、自分が思ったのと同じように、 思ったり、感じたり、行動してくれるわけではありません。 まして、いつも自分を喜ばせるために、 気を配ってなんてくれないんですよ。 そういうことを期待するのをやめると、 また新鮮な気持で人とつきあえます。 |