■「今日のことば」カレンダー 2022年1月■
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2022-01-28 |
私の知り合いに、インドネシア人と 国際結婚され、インドネシアで暮らす 日本人女性の方がいます。 この方がインドネシアで暮らしている 中で一番衝撃を受けたのは「迷惑」に ついての考え方の違いだったそうです。 日本では親でも学校でも、 「人に迷惑をかけないようにしましょう」 と教えられて育ちます。 ですが、インドネシアでは、 「お前も人に迷惑をかけて生きて いるのだから、人の迷惑も 許してあげなさい」 と教えられるそうです。 |
2022-01-26 |
Aさんに質問を受けたことがありました。 「私は、職場で誰よりも頑張って 仕事をしています。何度も確認するので 仕事でミスしたことは一度もありません。 無駄口が嫌いなので、上司の雑談には 乗らず、仕事中は一切余計な話はせず 仕事をしています。 でも、上司は、私より仕事ができず 無駄口をたたいているBを可愛がります。 納得がいきません。 どうしたらいいでしょうか?」 みなさんならこの質問にどう答えますか? 実はこの質問の中に思い込みが 隠れているのですが… わかりますか? それは、 「一生懸命仕事をすれば上司に 認められ可愛がられる」 という思い込みです。 「一生懸命仕事をすること」と 「上司に可愛がられること」は、 全く別物なのです。これは、 その2つを混同しているために 起きている悲劇です。 |
2022-01-24 |
安い商品や特典に釣られて 集まってくる人は、さらに安い商品を 売っているお店を見つければ、 そちらに移っていきます。 女の子の気を引きつけたくて 高いプレゼントをしたり高級レストランに 連れて行ったとしても、もっとお金を 持っている男性が現れたらすぐに 振られてしまいます。 特典で女の子の気を引こうと思っても 限界があるのです。(略) 大切なのは特典をつければ集まる お客様の質が変わることを理解して 集客することです。 せっかくお客様が集まっても、 集めたいお客様でなければ、 無駄な努力で終わります。 集めたくないお客様が増えると、 本当に必要なお客様が 集められなくなるのです。 |
2022-01-20 |
(プレゼンなど)通す場面では、 おそらく全員が「採用されたい」と 思っているはずです。 しかし私は、心のどこかで 「断られてもOK」という 気持ちでいます。 なぜかといえば、そのほうが リラックスして挑めるからです。 「採用されないと…」と思うと、 緊張してしまうものです。 その結果、満足のいくプレゼンが できないこともありえます。 もちろん緊張感をもって挑むことも 大切ですが、度が過ぎてしまえば、 プレゼンは失敗を招きます。 また「断られてもOK」の気持ちで いると、相手に卑下することもなく 堂々と話すことができる… これが大きなメリットです。 その結果、表情や言動にゆとりが出て、 相手に「自信があるなと思って もらえるようになるのです。 |
2022-01-18 |
松竹梅の法則とは、 三段階の選択肢を前にすると、人は、 真ん中のものを選ぶ傾向が強いと いう心理傾向をいいます。 お寿司屋さんに「松6000円」 「竹3000円」「梅2000円」 の3つのメニューがあった場合、 多くの人は「竹」を選ぶ傾向にあります。 このときの人の心理は次の通りです。 「一番高いものはさすがにちょっと? 一番安いものを選ぶとケチと思われそう。 だったら真ん中が無難かな」 では「竹3000円」と「梅2000円」 の2つだったら、どちらを選ぶでしょうか。 多くの人が「梅2000円」と 答えるのではないでしょうか。 2つだけになると、高いものは避けて、 安い方にお得感を感じるのです。 |
2022-01-15 |
自分の痛みはすべて誰かの役に立つ。 苦しみを味わって 自分の弱みを知った人は 相手の痛いところを推測して、 「もしかしたら、こういうことに 困っているの?」 と、問うこともできます。 自分の持ち札の中に、ネタがなければ、 そういうことも言いようがありません。 どんな人でも、何もかも うまくいっているわけではないので、 ネタがないのは 「いつかこれを使わないともったない」 という、もったいない根性を出して いないだけだと思います。 本当は、忘れているだけで、 自分のネタはいっぱいあるはずです。 学校の先生や、親たちも、 いっぱい失敗しているはずですが、 よく見せること、 「らしく」すること、 完璧に見せることばかりに エネルギーを使っています。 だから、子どもたちと わかり合えないのです。 それはもったいないです。 |
2022-01-12 |
生きづらいと感じる人は、 世間一般で言われる「普通」の 枠におさまろうと努力するよりも、 「自分はどうすれば社会の中で いい部分を発揮できるか、自分の 個性をプラスにできるか」という 自分思考を身につければ、 必ず道は開けます。(略) 人は生きづらければ生きづらいほど、 どうしたら生きやすくなるだろうと 思って本も読むし、勉強もするし、 人の話も聞いて考えますよね。 ですから、生きづらい人ほど 生涯にわたって成長する 可能性が高いのです。 |
2022-01-10 |
「あとでじっくりと考えてから 取り掛かろう」 と思うのは、おそらく次のような 考え方をしているからです。 「あとでじっくり腰を据えてやろう。 今やると中途半端で終わってしまう 可能性がある」 なぜ、このように考えてしまって 今すぐやろうとしないのでしょうか。 このように考えてしまう理由は、 「じっくり時間をかけて取り組むことで いいものが生まれる」 と信じているからです。 果たしてこの考え方は 本当に正しいのでしょうか?(略) そもそもあとで時間をかけて 取り組むということは、今考えたことを もう一度検討することになりますので、 時間のロスが生じます。 また、「あとでやる」ことは、 「あとでやらない」という可能性を 含んでいることになります。 |
2022-01-07 |
人は死を前にして、 自分が死んでいくことを知るときには、 今まで生きてきたのとは、まったく 違った視点から「いのち」を 見直します。(略) 「末期(まつご)の目」で見る人生は、 慈しみに満ちています。 その人の生き方が個性的で他の人とは 違うように、どの人の死もひとつとして 同ものではありません。 それぞれの意味をもって、人生、 最後の瞬間を完結していきます。 生と死は切り離されたものではなく、 延長線上にあるということ、それゆえに 死は生の意味を閃き見せるのです。 死にゆく人たちは、 人類の先輩として あとに残る私たち生者に 最後の贈り物を残してくれます。 |
2022-01-05 |
私個人としては グローバル化の波も人工知能の台頭も、 過度に恐れることはないと思っています。 むしろ過敏に反応することのほうが 危険だと思います。 しかし親世代が「常識」だと思って 疑っていなかった価値観が、意外と早く 役立たずになる可能性は大いにあります。 その現実から目をそらしてはいけません。 その意味で、親が自分の成功体験や 損得勘定をもとにして子供に 「ああしろ」「こうしろ」と 教育するのは非常に危険です。 それで逃げ切れると思ったら大間違いです。 先行き不透明な時代には、 いい意味で、「出たとこ勝負」が できるひとに育てるしかないのです。 そのための教育をする必要性が 高まっています。 そのことをまず親自身が認識する。 |