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■「今日のことば」カレンダー 2011年1月■

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2011-01-31 中国のある国境の塞(とりで)に一人の老人が住んでいた。
ある日、飼っていた馬が胡の国の方へ走って行ってしまった。
近所の人たちが、気の毒に思って「災難でしたなぁ」と
同情していた。それに対して老人は、
「いやいや、まだわかりませんぞ。ひょっとすると、
 よいことがあるかもしれませんぞ」と悠然としていた。

やがて数ヶ月過ぎた、ある日、なんと逃げた馬が
胡の国の名馬をつれてきたのである。
近所の人たちは、こんどは、お祝いの言葉をかけた。
それに対して老人は
「いやいや、よいことか、めでたいことかわかりません。
 悪いことにつながるかもしれません」と答えた。
案の定、一人息子が、名馬を気に入って乗り回していたところ、
落馬して大腿骨を折って片足が不自由になってしまったのである。

近所の人たちは、「大変でしたね」と見舞いにやってきた。
ところが、老人は相変わらずのにこやかな顔で、
「いやいや、同情してくださらなくても結構ですぞ。
 これで不幸と決ったわけじゃないですからな」
と言っていた。

それから一年余りが過ぎ、隣国の胡が侵略してきた。
若い男性は兵役にやりだされたが、
一人息子は足が不自由なため、兵役を免れた。
10人のうち9人は戦死してしまったが、
老人と息子は難をまぬがれたのであった。
世の中、何が幸いに結びつくか、それとも不幸に結びつくか、
わからないことを教えてくれている。
2011-01-28 神経学者によれば、愛、思いやり、喜びといった
プラスの感情は脳を活性化してくれます。
しかもそれらの感情は自分のためになるだけでなく、
周囲にもじわじわと伝わっていくものなのです。

否定的な出来事に直面しても動揺することなく、
常に愛情に満ちた気分でいることを心がけましょう。
これこそ心の調和を回復し、よいカルマを溜めるためにも、
最も役立つ方法なのです。
2011-01-27 人間というのは、誰でも悪い部分といい部分を持っていますね。
悪い部分は魔性といわれ、いい部分は仏性といわれ、
皆さんも仏の部分を持っていらっしゃるわけです。
そして、自分自身の中でたえずこの2つの部分が
戦いをしております。

魔性の部分と仏性の部分が干潮と満潮のように
揺れ動いているわけで、いい人であるように思っていたら、
次の瞬間にはもうカーッとして、
悪い人になってしまったりするわけです。
ですから、仏性の部分を広げていくことが大事なんです。

今日は1分だけいい人で、後の23時間59分は悪い人だったら、
翌日は仏性を2分だせるように努力するというふうに、
だんだん仏性の部分を多くしていき、そしてしまいには
魔性の部分を全部放逐して、仏性の部分を100%にするべく
努力していくということですね。
そうすると、いつも弥勒菩薩のようなほほえみをたたえた中に
厳しいものを持っている人のようになれるわけです。
仏性の部分が増えてまいりますと、その人が来ただけで、
あたりがなごむような力というのが出てきます。
2011-01-26 世の中は批判だらけです。
この批判を怖れていると成功することができません。
なぜなら、成功には漏れなく、
大量の批判がついてまわるからです。
(失敗には少量の批判がついてまわります)
ですから、あなたが成功したいなら、
批判に対して、無神経になる必要があります。(略)

考えてみてください。
批判する人とされる人、どちらが自分の人生を
最高にエンジョイしているでしょうか?
もし疑問に思うなら、今日のスポーツ新聞を見てください。
必ず誰かが批判されています。
どこかのチームの監督だったり、
選手だったりが好き放題批判されています。

では、この批判されている選手と批判している記者では、
どちらになりたいと思うでしょうか?
子どもはどちらを尊敬するでしょうか。
映画監督と映画評論家ではどちらが充実した
人生を送っているでしょうか。
2011-01-25 イヤな記憶を思い返して自分を責め続けても、
過去の問題を解決することはできません。
後悔は誰にでもあるものです。
カルマは「私たちの行いを裁く天の意志」ではありません。
「ここで自分自身を見つめ直したほうがよい」
という手がかりにすぎないのです。

カルマは私たちにこんなことを語りかけてくれています。
「あなたの経験を注意深く振り返りなさい。
 そうすれば、自分が世の中に対してどんな反応を返しているか、
 そのパターンが見えてくるでしょう」
今のあなたに必要なのは、
自分を妨げている要素をパッキリと見極めることです。
その要素から解放されるほど、
思い通り人生を送れるようになるでしょう。
2011-01-24 人は、絶対何かのスペシャリストを目指すべき。
料理でも仕事でも趣味でもいい。(略)

勉強したからスペシャリストになれるわけじゃない。
単純に練習したり、経験したから
スペシャリストになれるわけでもない。
自分で、「○○のスペシャリストになろう!」と思ったときから、
勉強や努力が生きてくるんだということがわかった。

何よりも、思ってから、3年、5年とこだわっていくうちに、
その道のスペシャリストに少しずつなっていくものなのだ。
まず、自分の価値観に素直になって、自分にとって、
意味のあることを見つけて、そこにこだわっていたら、
誰でもスペシャリストに近づけるということがわかった。
2011-01-21 いま、あなたがいる場所で成功できる
いま、あなたのいる場所で幸せになる

成功するためにどこか遠くに行く必要はありません。
いま置かれた場所が不利ですか。
でも、チャンスはそこにあります。
成功する人は、いま置かれた場所で、
情熱を燃やし知恵を尽くし、成功します。

幸福になるためにどこか遠くに行く必要はありません。
いま置かれた場所に不満ですか。
でも、チャンスはそこにあります。
幸福になる人は、いま置かれた場所で、
すべてを肯定し、もっと幸福になります。
2011-01-20 「他人に夢を語るなんて恥ずかしくてできない」
という方も多いことでしょう。
そんな人は日々の日記でホラを吹き続けてください。

「ありえない」とか「不可能に決っている」
などとは、一切考えてはいけません。
日記に書かれたあなたの夢は、
確実に頭脳にインプットされます。
そしてあなたは、無意識のうちに夢への一本道を
爆走しているはずです。(略)

ことの大小は問題ではありません。
“毎日書く”というところが肝心です。
たったこれだけのことで、
夢に対する「思い」は強化されるのです。
そして夢への思いが強化されるほど、
その夢がかなう可能性が高くなるのです。
2011-01-19 「ほめ言葉を待つな」 

いい大人になっても、他人の言葉を聞かないと
自分の行動やその結果の評価ができないのでは情けない。
しかし、私の知る限りでも、高い地位にある人が
他人の言葉の中に自分へのほめ言葉がないか捜す人もいる。
そして、自分をほめる人間を重視し、ほめない人間を
軽視したり、嫌ったりする。
こうした人は「ほめられ病」にかかっているのである。

お互いに、大人の心の中には、自分の行動や結果を厳しく
評価する判断尺度を持っているものである。
他人に言われないと安心できないという人は、
自己不確実という病気になっている。
他人の言葉を待つようになったら、
自己敗北の道を歩いていると思うことである。

ほめることは他人に、やる気や、勇気を出させる
結果となるからよいことである。
しかしあなたがほめ言葉の山の中に住みたいと思ったら、
やがて不幸がくる、と思っても欲しい。
早く、自分の行動、その結果に自信をもって
自己評価する癖をつけたいものである。
2011-01-18 「カイシン」という言葉があります。
カイシンとは一般的に「心を改める…改心」と書きますが、
「心を回す…回心」とも書きます。(略)

自分は絶対に正しいと信じて歩み続けてきた人が、
ふと足を止め
「ああ、こういう苦しみも、もしかしたら
 意味があるのかもしれない」と気づく。
「こんなに苦しんで、こんなに辛いことばかりあるけれども、
 まだ自分に手を差し伸べてくれる温かい人たちも
 いるではないか、自分の中に命があるではないか」
といって、自分が背を向けてきた側に向きなおる。

自分が命を創りだすのではなく、命というのは
与えられているのだということに目覚め、
自分を許してくれるその方向、今までは
背を向けていた方向に戻ってくる、それが回心です。
2011-01-17 トラブルの後始末に、ていねいに取り組むか否かが、
まわりの人たちとの関係性を左右します。

何の手当もせずに、亀のように首をすくめて、
トラブルの台風一過を待っていたのでは、一見
窮地を脱したかのように見えても、本質的なことは、
ひとつも解決していません。

解決しないままでも前に進めますが、それは、
「忘れたふり」「許したふり」をお互いに演じているだけなので、
2度目のトラブルがなければいいが、いつかどこかで
2度目が勃発した時に、騒ぎが大きくなります。
(そういえば、以前にも同じようなことがあった)という
記憶の引き出しが開いてしまうと、火の勢いは2倍3倍!

大人のトラブルの後始末は、そもそも自分の方に
非があったか、非がなかったかにかかわらず、
自分の方から、解決に向って歩み寄ることです。
2011-01-14 どんなにつらくても自分の弱点を正直に認めることだ。
もっとも弱いことというのは、
あまりやりたがらないことである場合が多い。
できるだけ避けようとし、ますますそれに弱くなる。
そのうち、あなたは、あれこれ理由付けや弁明をはじめる。(略)

もしも成長したいなら、
建設的な批評には喜んで耳を貸さなければならない。
たいていの人に死角があり、自分の弱点に気づかない。
弱点を指摘されると相手と議論になることもある。
どうしても自己弁護し、言い訳をしようとするのだ。

あなたの分野で誰にも引けを取りたくないなら、
仕事ぶりをたえず改善するために他人からの
建設的な意見をもらうべきである。
虚栄心や自尊心が傷つくのを怖れて、
学ばなければならないことを学びそこねてはならない。
2011-01-13 私たちは何かを考えたり、行動したりするときに、
たとえば「ほかのお母さんたちがそう言っていたから」
「上司の命令だから」「夫がそうしろと言ったから」など、
判断の基準を、自分ではないほかの人に
ゆだねてしまうことが多いものです。

このように、「他人のものさし」で物事を計っていると、
他人に依存するクセがついてしまい、その結果、
他人に振り回されたり、自分が本当はどうしたいのか、
ということがわからなくなってしまいます。

ですから、意識して
「私は○○だと思う。だからこうするんだ」とか、
「私は○○したい」というように、あえて「私は」という
主語を念頭において考えるクセをつけるのです。
そうすることで、自分の頭の中には、
「自分のものさし」が出来上がり、同時に自分の意志で、
積極的に前に進もうという強さが生まれます。
2011-01-12 問題を「挑むべき課題」と考える。
さらによいのは「好機」と考えることだ。

言葉は重要である。
言葉は感情を生起させる力を持っている。
言葉によって幸せで創造的になることもあれば、
怒りと反発を招くこともある。
「問題」という言葉は、否定的な言葉である。
緊張と懸念を生じさせ、不安とストレスの原因になりかねない。
誰かが電話で「深刻な問題がある!」と
せき込んで言ったとしよう。
あなたはたちまち不安に襲われ、心配になるだろう。

しかし、問題や困難を
「挑むべき課題」や「好機」と考えれば、
ずっと落ち着いて対応できるはずだ。
2011-01-11 生きるとは、次々に起こる新しい問題から
何かためになるものを引き出すことです。
老化とは、そうした問題を前に諦めてしまうことです。

生きるとは、驚いた家族がこう尋ねることをすることです。
「おばあちゃん、また大学へ、それも60歳になっていくの?」
「おじいちゃん、また旅行するの?」

壁を乗り越えていこうという気持ちこそ、人生の一部です。(略)
幸福の秘密の一つは、人生が自分次第で何とでもなる、
そういう状況をつくり出す方法を知ることです。
2011-01-07 私たちには、向上心がある。欲もある。
だから、
「昨日よりも今日、今日よりも、
 明日をいい日にしたい」と思う。
たとえ、“今”に不満を持っていたとしても、
「このままではいけない」
「このままのはずがない」
と、将来に希望を抱く。
 
しかし、そんな思いを抱いているにもかかわらず、
なかなか現状が変わらないのはなぜだろう?
   
それは自分が、“変わるための行動”を
起こしていないからだ。
“自分を変えるための行動”
それは、何でもいい、今日、
「ひとつ手をつける」ことだ。
2011-01-06 誰かに教わった正しい道より、
自分の選んだ間違った道を歩きたい。

人生においては、正しいか間違っているかは、
いちばん大切な問題ではありません。
その道を自分で選んだか、誰かに教えられた道かどうかと
いうことがいちばん大事なのです。
どんなに正しくても、人に言われた道を歩き始めた時から、
それは、あなた自身の人生ではなくなるのです。

どんなに間違った道を歩いていても、
自分で選んでいるかぎりは、自分の人生なのです。

■ほっこりしたい方、
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じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!


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