■2011年01月11日の「今日のことば」■
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生きるとは、次々に起こる新しい問題から
何かためになるものを引き出すことです。 老化とは、そうした問題を前に諦めてしまうことです。 生きるとは、驚いた家族がこう尋ねることをすることです。 「おばあちゃん、また大学へ、それも60歳になっていくの?」 「おじいちゃん、また旅行するの?」 壁を乗り越えていこうという気持ちこそ、人生の一部です。(略) 幸福の秘密の一つは、人生が自分次第で何とでもなる、 そういう状況をつくり出す方法を知ることです。
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この本には、さらにこんなことが書かれています。
「老いてなお大きな野望に生きる人は、 瞳に若さの輝きを宿しています。 なぜなら、その野望が彼らの魂に、 生命を吹き込み続けているからです。 まだ40代とか、50代でありながら、死を待つだけの 人生を送っている人を見るのは悲しいものです。 夢に対して心を閉ざしている、 妙に老け込んだ若者は、見るに耐えません。 こうした人たちにとって、 生きるとはただ日を送ることであり、 季節の移ろいを待つことであり、 カレンダーに線を引くことです。 夢を置き去りにして生きる人々の姿を見るのは、 つらいことです。(略) 夢こそ、心にともる聖火です。 それは、人生のエッセンスです」 老若男女、それこそ年齢を問わず、 「もう年だから…」という人は多い。 私より、まだうんと若い人でもそう言う。 また「こんな時代に、夢なんて持てない」 と言う人も多い。 せっかく今生きていて、まだ元気なのにもかかわらず、 自ら年だと言いきかせてあきらめ、夢を持つこともあきらめ、 自分が本当にやりたいということのひとつもせずに、 見つけもせずに生きている人がいる。 人それぞれ生き方があるから、それでもいい人はいいし、 否定はしないけれど、とてももったいないことだなあと思う。 今の人生は、一度しかないのになあと。 |
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