■2011年01月12日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
問題を「挑むべき課題」と考える。
さらによいのは「好機」と考えることだ。 言葉は重要である。 言葉は感情を生起させる力を持っている。 言葉によって幸せで創造的になることもあれば、 怒りと反発を招くこともある。 「問題」という言葉は、否定的な言葉である。 緊張と懸念を生じさせ、不安とストレスの原因になりかねない。 誰かが電話で「深刻な問題がある!」と せき込んで言ったとしよう。 あなたはたちまち不安に襲われ、心配になるだろう。 しかし、問題や困難を 「挑むべき課題」や「好機」と考えれば、 ずっと落ち着いて対応できるはずだ。
まゆの感想
この本では「問題解決」について、こうも言っています。
「問題解決法の第一段階は、落ち着いて自信と期待をもって、 問題に取り組むことだ。そうすれば、おのずと、 合理的で実行可能な解決法が見つかる。(略) 問題志向ではなく、解決志向であるべきだ。 誰かの責任を問うのではなく、自分にできることことや 実行可能なことを考えるのだ。 いつも解決志向であるという観点で考えれば、 より楽観的に、より冷静に、より創造的になれるはずだ」 何か問題が起きたときに、 「ああ、また問題が起きた、どうしよう」と思うと、 解決しようとするより、まただイヤだな、面倒だな、 なんでいつもこうなるんだ、なんで私ばっかり、 という気持ちが強くなり、右往左往する。 けれども、問題を「挑むべき課題」や「好機」と 思えば、なんとなく…前向きな気持ちや解決してやるぞ、 というような気合いが入り力がわいてくるように思う。 どうしたって、何をしたって生きていれば問題は起きる。 そんなとき、問題をどんな言葉で受け止めるか、 どんな姿勢で立ち向かうかが、大事なのだと思う。 |
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