■「今日のことば」カレンダー 2021年10月■
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2021-10-29 |
中途半端に詳しいお客様は、 自分なりの意見を言いたがるものです。 そうしたお客様には、訂正したり、 専門知識で対抗したりするのではなく、 「よく勉強されていますね」 と認めてあげたほうがいい結果に つながります。 お客様はそれで満足するのです。 また、そういったお客様は、 詳しいと思われたいと思うあまり、 難しい質問もしてきたりします。 そんなときも、まずは、 「よく勉強されていますね」 と言ってあげます。 その後、きちんと調べ、 データで示してあげるのです。 扱いにくいお客様の最大の防御法は、 完全に受けいれることです。 どんな意見も一度は受けいれ、 相手が攻撃しなくなってから、 自分の意見を言うようにしましょう。 |
2021-10-25 |
私たちは、自分を変えるよりも、 相手を変えたいと思いがちで、 時にはどなったり、威圧したり、 説得したりして相手を 思い通りにしようとします。 しかし実際は、よく 「他人と過去は変えられない」 といわれるように、 変わりたいと思っていない他人を 変えるのは至難の業です。 そして、思い通りにならない状況に 余計なストレスを感じてしますのです。 |
2021-10-22 |
怒りの耐性が小さい人は、 人や物事に対する許容範囲が狭い人です。 そのため、自分と違う価値観を 受けいれる事が上手にできません。 極端な話、自分と同じか違うかで 判断しようとしてしまいます。 価値観は、 人それぞれ違っていいのです。 自分と違う価値観の人がいるから、 社会は成り立っています。 もし、みんなが 自分と同じ価値観だったら、 自分がやりたくないことは、 みんなもやりたくないことになり、 世の中が動かなくなってしまいます。 自分と違う価値観を 受けいれる努力をしましょう。 そのときに、0点か100点で 考えるのではなく、50点ぐらいは同じ、 70点くらいは同じといった具合に、 「違い」よりも自分と「同じ部分」を 見ようとする努力をしてください。 そうすると、人や物事に対する 許容範囲を広げることができ、 怒りの耐性を大きくすることができます。 |
2021-10-20 |
人の発した何気ない言葉で、 よく傷ついてしまう方がいます。 きっと真面目な方なのだと思います。 相手の言うことを真面目に受けとめ、 相手はどういう意図で言っているのか 深く考えてします。 そして後ろ向きに考えたり、 イライラしたり。でも、 人生の時間は限られているのです。 そんなことに時間を費やすのは 本当に無駄。 言葉を発した相手の方は、 なんの気なしに発している 言葉であることがほとんどです。 |
2021-10-18 |
一番まずい謝罪のしかたは、 謝ったあとに相手に何か言われて 言い返すこと。 「でも、私だってけっして そんなつもりではなかったんです」 「だって、そうはおっしゃいますけど、 しかたないじゃないですか」 仕事の場でこういう言葉を口にする人を 私はいままで何人も見てきましたが、 そういう人は、結局その仕事を はずれざるを得なくなります。 言い返したり、言い訳したりする ということは、自分の本心で 謝罪していない証拠。 これですべて台無しです。 相手には、謝罪の言葉は、 「とりあえず口にしてみた」 嘘と認識されてしまうのです。 嘘をついたら、人間は 信用されなくなります。 |
2021-10-15 |
「いい子ちゃんだったら 何の問題はないのでは?」 と思われるかもしれませんが、 その「いい子ちゃん」という人格は、 その子にとって 「本来の自分」ではありません。 脳内で孤独に関係する部位が 活溌に活動した結果の 「いい子ちゃん」にすぎません。 「本来の自分」で生きていないと、 周りの人には「偽りの自分」で 判断されますから、 「誰も自分のことをわかってくれない」 という孤独に襲われ、 発作がとまらなくなります。 こうして 「自分の人生を生きられない」 という苦しみの虜になって しまうのです。 |
2021-10-13 |
私たちは、親であろうと、 会社の上司であろうと、 偉い先生であろうと、 億万長者であろうと、 誰もが孤独を感じていて、 そのために発作を起こすんだ、と いうことを認めることが大切です。 すると「自分だけ」という錯覚から 解放されて、きちんと自分の孤独の発作を 認めることができるようになります。 他の人の孤独の発作を次から次へと 認めていくことができるようになると、 自分の孤独をなんとか解消しようと がんばることもなくなり、 自分の孤独の発作を 無意識にゆだねることが できるようになります。 |
2021-10-12 |
具体的に何に生きるか、 それはわからないけれど、今、 苦痛に耐えてがんばることが、 いつかきっと報われるに違いない、 こんなふうに考えて、 我慢を続けてはいないでしょうか? 「そうでも考えないと、 とてもやってられないよ…」 という気持ちもあるのかもしれません。 でも僕はやっぱり、今がツラいなら、 「ツラい」とはっきり自覚して、 抜け出す方へと動いてほしいと思います。 苦労や努力を 否定しているわけではありません。 一生懸命がんばることが、大きな 成果を連れてくることも多いでしょう。 ただ「いつか」「何らかの形で」 「報われる」と信じて、やみくもに 努力を重ねるというのは、どうしても、 幸せにつながるやり方とは思えないのです。 |
2021-10-09 |
他者と勝ち負けを争っても、けっして 心が通い合う関係にはなりません。 相手に勝ったとしても、 支配-被支配の関係になるか、 反目し合う関係が続きます。 また、屈服させて 相手を支配したとしても、 その相手は、チャンスさえあれば、 いつでも裏切り、復讐を図るに 違いありません。 そして自分が負けに転じれば、 〝相手に弱みを握られた関係〟 になるだけです。 じつは、戦う意識と恐怖は、 背中合わせの関係です。 相手におびえ、相手を認めることが、 負けにつながると思い込んでいるから、 すぐ攻撃的になって、戦う意識を むき出しにするのです。 |
2021-10-07 |
「他人のことを気にしすぎて 不平不満でいっぱいになるより、 〝私はどうしたいんだろうか?〟 〝どうすれば安心できるだろうか?〟 〝気持ちよく過ごすには、 どうしたらいいんだろうか?〟 と、自分をラクにするための 解決方法を考えていったほうが、 考える甲斐があるのではないしょうか。 相手のためではなく、 〝自分のために〟です。 |
2021-10-04 |
僕はこれまで、 大きな夢を叶えた方々に インタビューする機会に恵まれました。 その方々に共通していることが ひとつあります。 それは、 「このままじゃ人生もったいない!」 と強く思う瞬間があったということ。 その気持ちを無視せずに、 自分の心の中心にすえたとき、 人は深い眠りから目覚めたように、 羽ばたいていくことができるのです。 |