■2021年10月18日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
一番まずい謝罪のしかたは、 謝ったあとに相手に何か言われて 言い返すこと。 「でも、私だってけっして そんなつもりではなかったんです」 「だって、そうはおっしゃいますけど、 しかたないじゃないですか」 仕事の場でこういう言葉を口にする人を 私はいままで何人も見てきましたが、 そういう人は、結局その仕事を はずれざるを得なくなります。 言い返したり、言い訳したりする ということは、自分の本心で 謝罪していない証拠。 これですべて台無しです。 相手には、謝罪の言葉は、 「とりあえず口にしてみた」 嘘と認識されてしまうのです。 嘘をついたら、人間は 信用されなくなります。
まゆの感想
小林さんは、謝るとき、
「相手の目をみてから深く頭をさげます。 これは家族に対してもいっしょで、 身近な人間であっても、 こちらに非があるときは謝罪します」 と言っていますが、逆に、 安い謝罪をしてはいけない、 頭を下げてはいけないときもあるとも 言っています。 それは、 「覚悟をもって、自分の信念を貫き通すときで、 自分の信念を適当にねじ曲げ、その場を なんとなく丸くおさめるために 頭を下げてはいけない。 また、人としての品格が問われるときで、 それまで自分を信じて、 自分に力を貸してくれた人、それまでの 自分を信じて、自分についてきた人たちを 裏切ることになるとき」 だそうです。 自分の誤りや非を認めたくないばかりに、 突っ張ってしまい、 うまく謝罪できないこともありますが(汗) もう十分な大人なのだから、 きちんと謝罪をしよう、でも、 ここぞというときに「安い謝罪」は、 しないようにしようと思ったしだいです。 |
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