■「今日のことば」カレンダー 2024年7月■
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2024-07-30 |
「これだけやってあげたのに…」と思って、 気持ちがつらくなることがよくありました。 そんな経験を重ねて、気が付いたのです。 相手に見返りを求めたら、 嫌な気持ちになります。 相手のためにやったのではなく、 自分も一緒に悩み、苦しみ、悲しみを 共有したかったから、こう思うほうが、 ずっと気持ちがラクになりました。 これは牧教会だけではなく、 毎日の生活の中でも当てはまります。 私は自分にはできないなと感じたら、 無理はしません。 「なんで私ばっかり」と不満が 出てきたら、早めにやめます。 何事も自分のためにやっていると 考えるようになったら、生きることが ずっとラクになりました。 |
2024-07-26 |
・なんで自分が、こんな仕事をしなければいけないのか ・自分の現状を知っているはずなのに どうして上司は何も手をうってくれないのか ・なぜ、自分の周りには仕事ができない人ばかりなのか このような不平不満でいっぱいになってしまうと、 やめるための建設的な思考からも行動からも 遠ざかってしまいます。 さらに、自分が現在の状況に追い込まれたのは、 自分のせいというよりは、周囲の無理解や 環境の悪さ、運の悪さが原因であると考えてしまう (自責思考ができず他責思考になる)ので、 やめるための努力を試みなくなります。 結果的にやめられない人になっていきます。 これに対して、やめられる人は、 人のせいや環境のせいにはしません。 どちらかというと、原因を自分の中に見ていきます。 だから、現状に不安はあっても、 不平不満を抱くことは、あまりありません。 やめられないことに対して 自責的に捉えることができると、 「やめるためには自分が変わればいい、 自分が行動すればいい」 という思考になるので、やめやすくなるのです。 やめられる人は、 他人や環境が変わるのを待たずに 自分を変えていく努力をするので、 結果的にやめられるようになります。 |
2024-07-23 |
今の時代は、私たちが意識しようがしまいが、 ビュッフェスタイルになっています。 というのは、人生というお皿に何を盛るのか、 料理がいっぱいあるから、選ぶのも難しいし やめるのも難しいのです。 インスタグラム、ライン、ツイッター、 フェイスブック、YouTube、ゲーム、 ドラマ、ゴシップ、テレビ、メール、本、 漫画、カラオケ、飲み会、仕事、家事、 育児、介護、英会話、ゴルフ、 ボランティア、レジャー……。 私たちには24時間しかありません。 体力、知力、精神力、集中力、 意思力にも限界がありますから、 すべてを自分のお皿に盛ることは できないのです。 今、私たちに 足りていないのは睡眠時間、 1人静かに自分と対話する時間、 大切な人とじっくり向き合う時間、 くつろぐ時間、回復する時間、 自己投資として勉強する時間、 人生についてじっくり考える時間です。 ビュッフェでは、元をとろうとしなくていいし、 並んでいる料理を全部食べてみなくてもいいのです。 むしろ、食べないものを決めることが大事です。 それと同じように、今私たちに必要なのは、 手放すこと=やめることです。 「もったいない」「損するかも」と 思うかもしれませんが、 自分なりの基準で選び、決断していくことで、 気持ちにも時間にも余裕が持てます。 そうすることで 「大事なことができた」と、 1日の終わりに充実感を 感じることができるようになります。 |
2024-07-19 |
一般的に、 給料を1万円上げてもらった喜びよりも、 1万円下げられたときの心理的ダメージのほうが インパクトは大きいものです。 たとえば、最近はアベノミクスの効果か、 多くの人の給料が上がり始めてますが、 なかなか消費のほうにまわりません。 これは、多少の昇給では、 「お金をたくさん使おう」という 気になるほどのインパクトがないからだと 考えることができます。 かなり大幅に給料を上げてもらわないと、 お金をどんどん使うようにはならないのです。 逆に、損の場合はすぐに反応してしまいます。 カーネマン(「行動経済学の祖」と称される研究者) の研究では、損は得の2.5倍の 心理的インパクトがあるとされています。 つまり、1万円の減給の心理的影響は、 2万2千5百円の昇給と同じということです。 このように人間は、 損をしたくないという心理のほうが 強く働きます。 景気が悪くなるとすぐに 「財布のひもが堅くなる」のも、 そのためです。 |
2024-07-15 |
人生を変えるのは、 一発逆転の出来事ではなく、 些細な日常の習慣です。 「続けること」 そのものに価値があります。 たとえば、 「早起きする」でも、 「通勤時間に必ず本を読む」でもいい。 仕事も同じです。 「電話を毎日10本かける」でも、 「お客さんに心を込めてメールを書く」 でも、なんでもいいです。 とにかく、小さな習慣から 人生は変わります。(略) 電話を毎日10本かけ続けた社員は、 トップ営業になりました。 心を込めてメールを書いた社員は、 リピート率NO.1です。 2年もすれば、誰にでも自信が生まれます。 とにかく、何かを続けることができた、 という実績が人生を変える第一歩です。 |
2024-07-11 |
権限を持っていてもダメな人はダメです。 どんな仕事でも、一番偉いのは、 「最初に案を出す人」なんですよ。 批判なんて誰でもできる。 でも「最初に案を出す」のは 勇気もいるし、何より皆から馬鹿に されないように一生懸命勉強を しなければいけない。 だから、最初に案を出す人を 尊重するのは仕事では当たり前です。 いまでは、若手から 「仕事ができるようになるためには どうすればいいですか?」 という質問を受けたときには、 おせっかいながら必ず 「一番最初に案をだせるように頑張る」 と回答するようにしている。 |
2024-07-08 |
一番身近な人にこそ、 「ときどき、きちんと」 「親しき仲こそ礼儀を」意識すると、 スッと気持ちのいい風がながれます。 家族の悩みは、家族の数だけ多種多様です。 そして、それはどれも尊い悩みですが、同時に 家族だからこそ距離がとりづらく、 心の距離を保つことも難しいものなのです。 でも、家族だからこそ 「親しき仲にも礼儀あり」を実践することで 関係性がよくなることはよくあります。 これは、他人行儀ということではなく、 他人に対してするように 「ときどききちんとする」ということ。 自分の思いの丈は 「少しお時間いいですか?」と、 時間をもらって、本音で話すことであったり してもらったことに、きちんと正面から 「ありがとう」の言葉を伝え、 悪かったと思ったら「ごめんなさい」を 伝えるということです。 |
2024-07-06 |
いやなこと、執着、行きすぎたこだわり、 誰かへの期待、後悔、過去の栄光は ほどよく忘れるほうがいい。 その一方で、 自分自身のことに集中すること、 自分の居場所を心地よく保つこと、 大事にした絆を大切にし続けること、 ありがたいと思う心。 それらは忘れずに、日々心に留め置く。 いい按配を見つけたいと私も日々 模索中です。 人はもしかしたら「覚えていすぎ」 なのかもしれませんね。 「忘れていい」とちょっと気持ちを 変えることで、さっぱりとした気持ちの いい心で、毎日を過ごせる気がします。 |
2024-07-01 |
長い目で見れば、 愚痴はしつこい怒りを生むもと になるのです。 「上司の言葉に腹が立った」 「家事に協力してくれない夫にイライラする」 「子どもが言うこときかなくて…」 など、愚痴の内容は様々ですが、 それらに共通しているのは 「既に終わったことについて話している」 ということ。 過去のイヤな出来事をくり返し思い出し、 怒りの感情を再び燃え上がらせているのです。 つまり、思い出す必要のない怒りを わざわざ引っ張り出して、イヤな思いを もう一度味わっているのです。 そして、その怒りは、思い出すたびに 記憶に定着されていきます。 暗記の方法を思い出してください。 暗記はくり返し思い出すことで、 情報を記憶して定着させます。 愚痴を言うことは、怒りの記憶を 暗記しているのと同じです。 そして、記憶に定着されれば しつこい怒りとなって、ちょっとしたことで 思い出すようになって、さらにイライラ… という悪循環を生むのです。 |