■「今日のことば」カレンダー 2019年5月■
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2019-05-27 |
確実なものを求め、すべてをはっきりさせようと するのをやめれば、ストレスの大半は消えてなくなる。 わかることなんて一つもない。(略) 人生は冒険だ。 そこには無数のチャンスが転がっている。 その壮大で、恐ろしくて、同時にわくわくするような 不確実さをフルに100%楽しめるかどうかはあなた次第だ。 「先が分からないおもしろい」 このシンプルな言葉を口にすることで、 あなたの生き方は一変する。 人生は瞬間ごとに変わっていく。 唯一確実なのは、 この先どうなるかなんて、わからないということだけ。 わかるのは、わからないということだけだ。 さあ、こう言って楽しもう。 「先がわからないからおもしろい」 |
2019-05-24 |
他人と自分とを無闇に比べないほうがいいと思います。 自分自身への不満が噴き出して、 心が静まる時がなくなってしまう場合が多いからです。 他人と自分を比べると、往々にして、 自分の劣っている部分だけが気になってきます。 「あの人はどんどん収入を増やしているのに、 どうして私の収入はこの何年か変わらないのか」 「あの人は才能に恵まれているのに、私には何の才能もない。 自分の親を恨みたい気持ちになってしまう」 などのように思えてきて、なにか自分だけが 不幸な運命に見舞われてばかりいるように思えてくるのです。 その結果、 「自分はどんなにがんばっても、しょせん幸せにはなれないんだ」 と、投げやりな気持ちになってしまいます。 また、自分自身の人生に対する怒りの感情にとらわれてしまって、 ちょっとしたことでキレてしまいそうなります。 しかし、そんなふうに感じる自分自身にも、 実際には、いいところがたくさんあるのです。 しかし、他人と自分を比べてばかりいると、 そんないいところがみえなくなってしまいがちなのです。 他人と自分を無闇に比べるのではなく、 「自分は自分、人は人」という割り切った気持ちで 生きていくほうが楽だと思います。 |
2019-05-23 |
相手の心を読みすぎると、そのために自分の心が 振り回されてしまう、という事態になりがちです。 相手の心の中を読み過ぎるタイプの人は、 最近元気がない人をみて 「なにか悩み事があるのだろうか。 もしかして私のことで悩んでいるのではないか?私の事を、 「あんな不器用な人と一緒にいると、自分まで迷惑をこうむる。 どうしたらいいんだろう と思って悩んでいるのではないか」 といった具合に、よけいな考えにまで及んでしまいがちなのです。 こうなると自分自身のほうが、 どんどん落ち込んでいってしまうことにもなりかねません。 ですから、相手の心の中を察するにしても、 「何か、悩み事があるのではないか」 というところで止めておくほうがいいと思います。 その「何か」まで、自分のほうで勝手に悪い方向に 想像をめぐらさないほうがいいと思います。 |
2019-05-22 |
「君のことが好きだ、 理由なんかないけど君のことが大好きだ」 「一緒にいられてとても嬉しい」 「君がいるっていうだけで、今日も生きている張りあいがある」 「僕の子どもとして生まれてきてくれてありがとうね」 「君の全部が好きだ、全部だ」 今さらこんなことを言わなくても、てれちゃう… でも今これを伝える勇気を持たないと、 失うものが多すぎます。 |
2019-05-21 |
弁護士になりたかったけれど、司法試験に受からずあきらめた。 憧れの女性との恋が実らずあきらめた。 そういった、過去にあきらめたことを、今も引きずっていると、 いつまでも後悔の上に立っているような後味の悪さを感じながら 生きていかなければなりません。 そして、やりたくない仕事を任されたときに 「こんな仕事、したくなかったのに…」と否定的になったり、 「好きなことを仕事にできなかったからつらいんだ」と 勝手な自己分析をしてしまいます。(略) 冷静に考えると、希望の職業に就けたとしても、 上司や部下に恵まれないとか、過酷な労働環境で 働かなければならないこともあります。 どんな選択をして、何をあきらめてきたとしても、 今いる場所は、あなた自身が歩んできた先にあったのです。 ですから、過去の自分があきらめたことを、あきらめる。 言い換えるなら、現在の自分を受け入れることが大切なのです。 |
2019-05-20 |
家族や友人と過ごす時間も、 ストレスが溜まっているとぎくしゃくすると 感じませんか? なぜか言い争いばかりになる。 いつもなら笑って済ませられることにイライラしてしまう。 そんな経験があると思います。 そういったときは、どちらかがストレスを抱えているために 相手を傷つけるような言動をとっている可能性が高いのです。 また、疑念や嫉妬といった気持ちを 持ちやすくなることもあります。 配偶者や恋人が浮気しているのではないか、 自分を嫌っているのではないかと、 急に不安に襲われることもあります。 ですから、特に夫婦の場合、どちらかが 頑張っているときほど、関係が崩れやすくなります。 頑張っている本人は、相手を傷つけていることに 気づかないまま、「自分は頑張っているのに」 という思いだけを押しつけてしまうことになるからです。 |
2019-05-18 |
楽しかったら楽しいと言いましょう。 相手がしてくれたことで気持ちがよかったら、 素直に言葉に表現しよう。 相手もきっと喜んでくれるはずです。 身体の感覚や感情こそ、自分そのものの出発点です。 身体の自然な欲求に従ってみましょう。 気分が悪く、どうしても仕事がはかどらないときは、 思い切って休みをとって遊びにでよう。 マズローも、 「自分は何を喜びとしているかを見る能力を取り戻すことが、 大人にとっても踏みにじられている自己を再発見する 最善の方法である」 と述べています。 こうした自分になろうとする努力をしていると、 自分の殻が取れる感じがします。 肩の力が抜ける感じがします。 自分の感性が回復しつつあることを感じます。 素直な感情を取り戻しつつあることを感じます。 自分自身をたしかに生きている、という実感が得られます。 |
2019-05-16 |
人生には勝ちも負けも存在しません。 ただ自分が生きてきたという事実が、そして、自分が どれだけ満足であったかということだけが残るのです。 だとしたら、これまでの人生を慈しみを持って 受け入れようではありませんか。 これまで生き抜いてきた自分を、 褒め称えようではありませんか。 自分と自分の人生を受け入れること。 これだけでも自己価値の感慨が湧いてくるはずです。 なぜなら、それは、自分と自分の人生を 価値あるものと讃えることなのですから。 自分で自分の人生を愛さなかったら、 だれが自分の人生を愛してくれるでしょうか。 |
2019-05-15 |
「習うより、慣れろ!」とはよく言ったものです。 感想力トレーニングの基本は、まさにこの格言どおり、 場数を踏むことに及ぶものはありません。 舞台や講演会に行ったら、自分なりの感想を考える。 奥さんや恋人の手料理には、必ず「うまい」以外の ひと言を付け足す。 大切なのは、面倒くさがったり逃げたりせずに、 とにかく感想を口にすること。 野球でいえば、何はともあれ打席に立つことです。 ときにはピントはずれの感想を言ってしまって 恥をかくこともあるでしょうが、それはそれ。 最初から10打数打とうなんてムリな話ですから。 そもそも失敗を恐れるのは、打席に立つ回数が少ないからです。 「来週の会議では、うまいことを言ってやろう」と〝ここ一番〟 しか狙おうとしないから、失敗がダメージになるのです。 一打数一安打の10割バッターより、三割バッターでいいから、 できるかぎり打席に立った人の方が成功のはずです。 積み上げた経験こそが、いざというときに役立つものなのです。 |
2019-05-14 |
「フラット=ふつう」でいいんだよね? テレビ番組のプロデューサーとして、ぼくはタレントさんに 「ふつうでいいですから」と送り出すことにしています。 タレントさんのようにしゃべり慣れている人でさえ、 がんばろうとしている人に「がんばれ」とたたみかけると、 かえって混乱してしまうのです。 そこでぼくが考えた「ふつう」でいるための条件、それが 「必要以上に○○しない」というキーワード。 どんな状況でも、必要以上でなければ、 自分をフラットな状態にとどめておけると思うのです。 必要以上に、笑わない。 必要以上に、怒らない。 必要以上に、泣かない。 必要以上に、感謝しない。 必要以上に、感動しない。 必要以上に、力まない。 必要以上に、大声をださない。 必要以上に、長くしゃべらない。 必要以上に、へりくだらない。 必要以上に、威張らない。 必要以上に、リアクションしない。 必要以上に、形容詞を使わない。 これはあくまでコメントの表現についての基準です。 それぞれの生き方や趣味においては、 必要以上にやるべきこともあるでしょう。 もちろんそれは、その人しだい。 大いにやっていただいていいのです。 |
2019-05-13 |
精神的に追いつめられても追いつめられても、 なお寛容の精神で持ちこたえるほど人間の度量は広くない。 だから、いくら怒り心頭に発する出来事があっても、 怒りの対象とした人間を極端に追いつめるのは好ましくない。 その一方で、心の狭さは、 「他人のやっていることが道義的に許せない」 という正義感の強さを生むこともある。 だから、心の狭い人間が正義感を持って、 心の狭い人間を猛烈に追い込んでいったら、 極端な「化学反応」を起こして、 どんな悲劇につながるかわからない。 100%向こうに非があるとわかっていても、 時には追求の手を意識的にゆるめることも 社会生活では必要だ。 正論を押し通せば、必ず相手が折れて謝る、 と保証できるほど人間は甘くない。 それは、自分自身を顧みれば明らかだ。 |
2019-05-10 |
言葉はコミュニケーションの道具だ。 そのコミュニケーションでいちばん大切なのは、 真実や本心を相手に伝えることであって、 感じのよさを演出することではない。 ところが日本人は、ホンネを言うのに臆病だ。 本心をその場で言えず、あとになって言ういやらしさがある。 ネットで隠れて物を言うのは得意だが、相手と面と向かうと 自分の意見が言えない。そして、無意味な笑いで、 その場を和ませることに懸命だ。(略) それもこれも、真実のコミュニケーションよりも、 相手にとって感じのよい自分を演じることのほうが大切だと 思っているからだ。 |
2019-05-09 |
やさしさが巷に溢れている。 やさしくない人は敬遠される。 だからだれもがやさしい自分でありたいと思う。 でも、改めて考えてみると、 何がやさしさなのかよくわからない。 叱らない親は、自分のことをやさしい親だと思っているかも しれないが、子どもはそこに嫌われたくないといった利己的な 匂いを嗅ぎつけ、頼りがいのない親だと感じていたりする。 ミスをしてもうるさく叱らない上司、何でも言い分を 聞いてくれる上司のことをやさしいと言う人がいるが、それは 本当にやさしさに裏打ちされた態度なのかは非常にあやしい。 やさしい彼氏でいいねと友だちから言われるし、人当たりは 良いし、やさしい言葉をかけてくれるものの、今いち本気で つきあっている手応えがなく、やさしいのか関心がないのか、 よくわからないとこぼす人もいる。 周囲を見わたしてみると、 表面的なやさしさが蔓延しているようにも思える。 |
2019-05-08 |
ほめて育てられ、ほとんど叱られたことがない という若者が増えている。 「僕たちは、ほめられて育った世代だから、ほめてもらえないと へこむし、やる気になれません」 「私たちは、ほめて育てられたから、ほめられて伸びるタイプだし 叱られるのは苦手です」 などと自ら言ったりする。 そんな若者ゆえに、厳しい扱いには非常に弱い。 厳しく注意されたりすると、傷ついたり、落ち込んだりしやすい。 まずい点を指摘されても、そこを反省して直そうという気持ちより 不快感の方が強く、反発する気持ちの方が勝る。 あるいは傷つきに耐えられずに逃走する。(略) このような傷つきやすい若者は、 社会に出ていきなりそうなったわけではないはずだ。 望ましくない行動をしても、業務を果たさなくても、 厳しく叱られたことがない。 そうした、叱らない子育てや教育の結果、 傷つきやすい心がつくられてきたのであろう。 過保護なほどにやさしい保護膜に守られて育ったのに、 いきなり厳しい現実に投げ出され、そこに立ち向かえと 言われても困惑するばかりなのは当然と言える。 |
2019-05-07 |
人はそれぞれ自分のことで忙しく、 関心はもっぱら自分のことに向いています。 私たちは、自分が失敗したことや恥をかいたことを 次々と思い出せますが、ほかの人の失敗や恥ずかしい出来事は、 ほんの少ししか思い出せません。 ほかの人に対しては、自分に対するほど関心がないからです。 それは、誰もが同じです。 人はみんな、それぞれ生活があり、 あなたが気にするほど、 あなたに気を留めているはずがないのです。 また、ほかの人は無数にいて、 それぞれお互いに注目の対象となるのですから、 「あなただけに注目している」ことなどあり得ません。 いちばんあなたを気にしている人は、あなた自身です。 あなたほど、あなたを気にしている人はどこにもいません。 |