■「今日のことば」カレンダー 2023年4月■
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2023-04-28 |
一ヶ月前の出来事はすっかり忘れているのに、 「昔はよかった」「私の若い頃はね…」など 何十年も前のことほど、よく覚えている 高齢者は少なくありません。 一般的に人は、直近の出来事ほどよく 覚えているものですが、高齢者自身の 「自伝的記憶」だけは例外です。 自伝的記憶とは、 10代後半から30代前半までの 出来事をよく思い出す現象のことで、 30代後半以降のことは それほど思い出しません。 この若い頃の記憶を最も思い出す現象を 「レミニセンス・バンプ (自伝的記憶のこぶ、隆起)」 と言います。 なぜ、これが起こるのかというと、記憶には、 「強い感情をともなう出来事ほど忘れにくく、 何度も思い出しやすい」という 特徴があるからです。 (子育て中の話を)繰り返すのは、 一生懸命子育てをした頃の記憶がとても大切で、 お子さんへの優しい愛情をともなう 出来事だったからではないでしょうか。 |
2023-04-26 |
と言って、 自分の行動を反省すれば、 明日の仕事がよくなる、 そんなことは絶対にありません。 それどころか、重箱の隅をつつくように、 その日あった悔しい記憶をわざわざ掘り起こし、 それを処理するでもなく、頭を ストレスいっぱいにして 眠れなくなってしまうだけなのです。 そこでという 悔しい思いが沸き上がってきたら に 口ぐせを変えちゃいましょう。 仕事で失敗したな、と思って 不快な記憶が湧いてきたら と言ってしまう。 するとのときとは違って、 「確かによくやったかも!」と 思えるような記憶も一緒に蘇ってきます。 と いう口ぐせに変えれば、 ストレスが脳にたまらず、 テレビとかインターネットで不快感を 薄める必要がなくなり、 すぐに眠れるようになるのです。 |
2023-04-23 |
「普通は、いい年になったら結婚するでしょ?」 「基本は、初対面の人とは仲良くするよね?」 「世間では、フリーランスに厳しいよ」 雑談の中で、ついこんなことを 言っていませんか?(略) <普通は~><基本は~><世間では~>と いう言葉が口ぐせになっている人たちは、 自分で作った身勝手なモノサシに頭の中が 支配されています。 口ぐせにしばられずに、 孤立しないようにするには、それを ほどいてやる必要があります。(略) <普通は~><基本は~><世間では~> を<面白いのは~><興味深いのは~> <不思議なのは~>と言い換えるだけで、 嫌な顔をしないで真剣に聞いてくれます。 その上、話の内容にもちゃんと興味を 持ってくれるようになります。 |
2023-04-21 |
挫折経験のある人が優しく見えるのは、 自分が弱いことを知っているから。 人は弱いもの、心の深いところでそれを 実感した人は、相手の弱さに対してまったく 他人事ではいられなくなる。 人生は思い通りにならないことがほとんどで、 努力は報われないことが多い。 頑張った人が成功するわけでもなくて、 それでも人はしっかり懸命に生きるしかない。 挫折は辛いし苦しいけれど、でも、 挫折があるからこそ感じる本当の 喜びと優しさもある。 そして、挫折を乗り越えるためには、 努力は報われないことが多いけれど、 それでも自分にできることを今、 精一杯やるしかないのだと知ること。 そして、懸命に努力した自分を許し、 いたわってあげることが、 真の癒しなのだと思う。 |
2023-04-14 |
誰かの期待に応えられないことへの恐れ、 人からがっかりされることへの恐れ。 「なんだ、あんなものか」と 思われることの恐れ、 「結局ダメだな」への恐れ。 自分が「自分にがっかりする」ときの 基準とはまた違っている。 自己評価をするとき、自分の基準がメインで 他人の目線をサブとして参考にするのならいい。 でも、他者からの評価がメインで自分が どう思うかがサブになるのは本末転倒だと思う。 そこに自分はなくて、 あるのは他人の評価、目線(略) 残念なことに、どれだけ生きても 人から失望されることがまったく平気に なることはないだろう。おそらく、 これからもずっと気になるはずだ。 ただ、少なくとも人の評価に 自分の人生を乗っ取られないようにしたい。 どうすればいいか。それは 「人からの評価や目線がすごく気になっている」 という自分を、客観的に眺めることに尽きる。 「気にしてはダメ」ではなく、 「気になってもいいんだよ」と 自分に言い聞かせながら、自分で自分を 卑下する部分を少しずつ減らしていこう。 |
2023-04-09 |
「できるか、できないか」は 後回しにして 「取り組む価値があるかどうか?」 を考えてみてください。 そして、 「やりたいけど、できないかも」 という気持ちを、 「できないかもしれないけれど、 やる価値はある」 と考えてみるのです。 すると「できない」という感情が 「やってみたい」に、やがて 「できるかも」 に近い感情に変化していきます。 「ここに壁はある。 でもこれは取り組む価値のある壁だ。 よし、やってみよう!」 そうです、その感情をキープし続けて さえいれば、壁は必ず越えられます。 |
2023-04-06 |
やりたいことがある人でも、 不安や怖さを強く感じているうちは、 いつまでも「今はまだ準備期間」と思って、 行動を先延ばしにしてしまいがちです(略) なかなか一歩を踏み出せない人たちは、 かつて私と同じように「知識」や「資金」 などの、外的な準備ばかりしてしまいます。 そしていつまでも「まだ準備ができなくて」 と言っています。 でも、本当に必要なのは 「感情」の準備です。 むしろ、感情こそが最大の準備であると いっても、過言ではありません。 私たちが行動できないのは、 心配のしすぎで行動する前に 苦しくなってしまうからです。 どんなに精神力が強い人でも、 ストレスや不安やプレッシャーを もちながら行動し続けることは できないからです。 |
2023-04-03 |
子どもが食べてくれない時や、つい 「なんで食べないの!」と 言ってしまいそうになった時に、この 言葉を心の中で唱えてみてください。 それは… 「そうきたか!」 という言葉です。 「食べない子」のみならず、 普段子どもが問題を起こすと 「はぁ、またか……」と落ち込んだり、 「どうしよう!」と深刻になったり、 「なんでそんなことをしたの?」 と怒りたくなりますよね。 もちろんその気持ちは自然なことですが、 あまり感情的になりすぎると、 平常心に戻るには時間がかかります。 そんな時、 「そうきたか!」と、 心の中で唱えてみましょう! すると、気持ちが引き締まり、 感情的になるのを妨げるので、 「よし、それならやるべきことをやろう」 「今度は、その作戦でいこうかな?」 と心を切り替えて前を向くことができます。 |
2023-04-01 |
「オレは何にも悪くない。 みんながしていることじゃないか」 みんなが悪いことをしているからといって、 自分が悪いことをしていい理由にはならない という当たり前が、いよいよ わからなくなっている。 わからないのは、 わかりたくないからである。 みんながしている悪いことは、 みんながしているのだから、 悪いことではない、 してもいいことなのだと、 こう思っていたいのである。 しかし、 みんながしているからといって、 悪いことが善いことになる道理が あるわけないではないか。 面白いのは、人は、 みんながしているじゃないか悪いことを、 とは言っても、 みんながしているじゃないか善いことを、 とは言わないのである。 悪いことは倣っても(ならっても) 善いことは倣わない。 行動原理を他人に倣うということなら、 善いことを倣う方が善いに決まっている。 |