■「今日のことば」カレンダー 2024年11月■
2024年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 122023年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2022年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2021年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2020年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2019年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2018年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2017年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2016年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2015年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2012年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2011年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2010年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2009年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2008年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2007年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2006年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2005年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2004年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2003年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2002年 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2001年 : 11 12
2024-11-25 |
他人の権利を侵害するわけでもないのに、 「欲しいものを諦める」のも、 共同体のために良いことなのに 「やりたいことに挑戦しない」のも、 本当は周囲への配慮なんかじゃありません。 そう自分に言い訳しているだけです。 その正体は 「自分が痛い思いをするのが嫌だからやめている」 だけ。それを「羊気質」と言います。 羊気質の人はとにかく、痛いのが嫌で、 自分がかわいくて、自分が平穏無事で 傷つかず生きていくことに必死です。 欲しいものを追いかけるにも臆病で、もしも 手に入らなかったら自分にガッカリして傷つくので やらないことを選択するのが大好きです。 また「やりたいこと」をやった結果、周囲と摩擦が 起こって怒られたり責められたりするのが怖いから、 やらないことを選択するのがほとんど デフォルトになっています。 本当は周囲のことを思いやっているのではなく、 周囲から反撃されて自分が痛い思いをすることを 常に心配している。 それは周囲への優しさでも思いやりでもありません。 単純に弱さです。 |
2024-11-23 |
東大名誉教授の畑村洋太郎さんが書かれた 「直感でわかる数学」(岩波書店)という本の中に 「(わかるとは)あらかじめ 頭の中のテンプレートという、その人なりの 「考えの脈絡」というようなものがあって、 外から来たものがそれにピッタリ合致する、 ということ」という記述があります。 相手がわかる言葉に置き換えるということは、 (伝える人の)頭の中にあるテンプレートに 合致させるということなのです。 さらにもうひとつ、大事なポイントがあります。 それは 「頭の中のテンプレートは、人によって違う」 ということです。 人間は、言葉が情報として入ってきたとき、 実は文字列で理解するのではない、 ということをご存じでしょうか。 その文字列をイメージに変換して理解するのです。 だから、まったく知らない言葉など、 イメージに変換できない言葉は 理解することが不可能なのです。 |
2024-11-19 |
「テーマ」「数」「結論」を 絞り込んで話をすると、次のようになります。 ≪話のテーマ≫ 「これから、マイナス金利が一般家庭の家計に どのような影響を及ぼすかについてお話します」 ≪数≫ 「重要なポイントは3つです」 ≪結論≫ 「現時点での影響は、 1.預金金利の低下 2.住宅ローン金利の低下 3.保険商品の金利の低下 です」 いかがでしょうか? とても短い文章ですが、これで、 「話の全体像」がわかりますね。 聞く人は、 「これから、だいたいこんな方向で話が進むんだな」 と、頭の準備をすることができます。 これが、わかりやすさに直結するわけです。 |
2024-11-11 |
不安は、じっとしているときに 頭に浮かび、ふくらみます。 とくに夜、闇は不安を増長させます。 「暗い」という不安感が、 人間の心を不安の方向に導くようです。 ですから、夜、 布団の中で、大切なものごとを 決断しないほうがいいでしょう。 |
2024-11-09 |
意見の対立といっても、相手と意見が 100%違うことはまずありません。 たとえば、8割は考えが根本的に違うが、 2割の部分は自分の考えと共通している、 ということも少なくないでしょう。 そういう場合に、 「あなたが言っていることは間違っている」 と、自分の意見を押し付けようとすると、 衝突を避けられなくなります。 頭ごなしに100%否定されると、相手は自分の 存在を否定されたように感じてしまうからです。 そんなときには「同時」を思い出してください。 「あなたの意見のこの部分については私も理解し、 共感しています。しかし、こちらの部分については 私の考え方と違うところですね」 と、相手の意見にしっかり耳を傾けてから 自分の考えを説明すると相手も感情的になりません。 こうして、 お互いの意見の違う部分を歩み寄っていけば 落としどころを見つけやすくなります。また、 相手の意見に耳を傾けることは、自分がこれまで 持っていなかった知識や知恵、情報など、 新たな気づきを得るチャンスでもあります。 |
2024-11-04 |
我々は恵まれ過ぎていて、昔のサムライと違って 命を取られることなんてないのです。 ほんの75年前の日本人も、私の祖父のたちの世代は 成功しようがしまいが共同体のために 死ななければならなかった。 そんな時代を生きてきた人たちの息吹が まだ残っている我々が、この贅沢と安全の 蜜漬けのような現代社会で、 リスク?失敗が怖い!?って、 一体何を言っているのだか!? そう思うことにしませんか?(略) 失敗恐怖症の「痛がり屋さん」 のままではダメでしょう。 失敗のリスクを過大に感じさせるのは、 現状維持を第一に考える自己保存の脳が、 あなたに見せている幻覚です。 本当は、ある目的で討死してもまた新たな 目的を設定したり、あるいは私のように、 環境を変えて目的を追い続けたり、たいていは その経験からもっと良い景色が見られるように なるのだから、大丈夫です。 |
2024-11-01 |
実は、リーダーシップの強弱は、 「才能」よりも、その土台となっている 「欲の強さ」で決まっています。 その人が、どうしても成し遂げたいことが あるかどうかが、すべてのはじまりであり、 何よりも大切なのです。 何が何でも成し遂げたいならば、 考えるし、工夫するし、行動します。 リーダーシップが身につけられるかどうかの 分岐点は、成し遂げたいことを見つけられるか? に、ほとんどかかっているのです。 |