■「今日のことば」カレンダー 2020年12月■
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2020-12-28 |
「なんだかうまくいかない時期」というのが、 誰にでもやってくるもんやと思います。 人生は本当に山登りみたいなもんで、 地平があれば頂上もあります。 平坦な道もあれば、起伏の激しい道もある。 自分だけがそうなのではなく 「人生そういうもんや」 と思ってみてください。 いろんな人を見てきましたけど、どんな人も 思いどおりいかない経験をしてはる。 で、その中で「折り合いのつけ方の妙」 みたいなもんを学んでいくんですな。 いわば必修科目というか、 人生の勉強なんやと思います。 |
2020-12-26 |
長いこと生きているとわかってくるんです。 人生というものはね、 幸福だのなんだのと言ったって、 どうっていうことはないんですよ。 私の人生も人から見たら悲劇であり、 苦難の連続かもしれない。 けれども、実際に生きた本人にしたら、 やっぱり良いこともいっぱいあるんですよ。 借金取りやら金貸しやら、私の目の前を いろいろな人が通り過ぎていきましたが、 その中の何人かが、人は信用できるものだと いうことを教えてくれました。 それを知ることができたのは、 私が苦労したからなんです。 両親にぬくぬくと守られて 我がままに育った私が、もしもそのまま、 物わかりの良い金持ちの旦那さんと 結婚していたら、わからなかったで あろうことがですよ、ボンクラ亭主と一緒に なったお陰で、いろいろわかりました。 だから、苦労するまいと思って、 がんばる必要はないんですよ。 その方が、いろいろなことがわかるんだから。 苦労したってどうということはない。 反対に、幸せになったからと言って、 別にどうということはない。 そう思うようになれたということが、 ひとつの幸福だとも言えます。 |
2020-12-24 |
ある調査によると、日本の平均的 ビジネスパーソンは、1日平均23回くらい 否定的な言葉を使っているそうです。 人生に成功するためには、今後一切、 次のような言葉を使わないことです。 ≪否定語の例≫ 「まいった、まいった」 「ひどい天気だなあ」 「ああ、疲れた」 「金がないからダメだ」 「どうせやっても無駄だよ」 「おれには力がない」 「ウチの会社じゃダメだ」 「上司が理解してくれない」 「会社の体質が問題だよ」 「もう間に合わないよ」 「そのうちやります」 「周りはバカばっかり」 「世の中が悪い」 「おれには向いてないよ」 「私にはできません」 「おれには能力がない」 …など。 どうですか? あなたは、ここにあげた否定語を 使っていませんか? |
2020-12-21 |
よく私は面談を求められます。 たまたまその日、先約があり、 「別な日にしていただけませんか?」 とお願いしますと、 「15分でいいですから」 と強引にいわれる人がいます。 用事の緊急性を感じた私は、 「そうですか」と、早朝の面談を約束します。 ところが、30分過ぎても1時間過ぎても なかなか話が終わりません。 すでに別室でお待ちいただいている人のことが、 私は気になって仕方ありません。 一度、こんなことがありますと、 「次にもう一度」といわれても、 どうしても腰が引けるものです。 逆に「15分」の約束を 「今日はお忙しいのにすみません」 と、10分で帰られる人がいます。 この人から次に面談を申し込まれますと、 「今度は30分間いいですよ」 といって差し上げたくなります。 |
2020-12-19 |
電車に乗る時、乗車後にこの電車は どこに行くのだろうと考える人はいません。 目的地が決まっているから、その行き先に 向かう電車に乗れるのです。 人生も同じです。 行き先が曖昧だと、反対方向の電車に 乗ってしまうかもしれないのです。 一度立ち止まって、今の生き方や仕事が 本当に自分の行きたいところに向かっているか、 考える時間が必要なのではないでしょうか。 それを知る簡単な方法は、 自分が一番力を発揮しているのはどんな時か、 ということを考えるみることです。 それがわかると、自分の前にある曇りが晴れ、 やるべきことが明確になってきます。 自分のすべきことが明確になると、 ものすごいエネルギーとパワーがでてきます。 |
2020-12-16 |
「人生とはできることに集中することであり、 できないことを悔やむことではない。 スティーブン・ホーキング」 とある上司と部下の会話。 「ちょっと、これやっといてくれる?」 「あ、無理です」 「じゃ、こっち頼めるかな?急ぎで」 「あー、無理ですね」 女子同士の会話。 「この服かわいい。ねぇ、似合うんじゃない?」 「無理無理!私になんて似合わないよ」 「そう?これ着て、 ○○君を食事に誘ってみれば?」 「無理~無理~」 カジュアルに「無理」を連発する人は、 非常に相手をイラつかせます。 部下には部下の言い分があると思うのですが、 だいたいの上司は「できないヤツ」と レッテルを貼ってしまうでしょう。 この女子は、これまでいろいろ辛い目にあってきて、 自信を失っているのかもしれません。 しかし、連れの女子はもうこの女子を買い物に 誘わないでしょう。(略) つい「無理」と言ってまわりの人を イラつかせてしまっている人は、 自分の得意なことで相手の役にたてば いいのではないでしょうか。 |
2020-12-14 |
「後輩をどうにかするより、 まず、自分をなんとかしろよ。 厚切りジェイソン」 人気若手芸人でありながらIT企業役員の 顔を持つ男、厚切りジェイソンさんが語る、 生意気な後輩への対処法です。 年功序列がいつまでも存在すると 思ったら大間違い。 デキる後輩は、デキない先輩を 尊敬しなくて当たり前。 人間関係で尊敬される実力をつけよ、 というのが彼の考え方です。 |
2020-12-11 |
元マラソンランナーで現在は解説者として 活躍している増田明美さんの言葉。 これは引退後、ラジオの仕事をはじめたものの しっぱい続きだった増田さんを電話口で 励ましたお父さん作の川柳です。 それ以来、増田さんは徹底した情報収集と 小気味よい語り口で 「走るスクープ記者」 「細かすぎる解説者」 として活躍しています。 それでは、ミスした心にじんわり沁みる 一言をどうぞ。 「生きている 証拠に今日も 恥をかき」 |
2020-12-09 |
性格よりも行動のほうが変えやすい、 というのは当然です。 落ち着きのない正確を落ち着いた性格に変えるのは 容易ではありませんが、腕組みをして どっしり座ることはすぐにできます。 そもそも性格は、 自分で把握するのでさえ簡単ではありません。 自分で思っている性格と、他人から見た性格は 真逆だったりします。また、 性格が変わったかのどうかの判定も難しい。 それに比べて、行動はどう変えるか、 変わったかを認識しやすいのもメリットです。 変えやすいところから行動を変えていくことで、 性格は確実に変わります。(略) ですから、性格を変えたいなら、 普段自分が取らない行動を意図的に取るように 習慣づければいいのです。 もしも今の自分の性格を変えたいなら、 まずは1つ、いつもと違う行動を とってみましょう。 |
2020-12-07 |
男性の場合はいまだに 「仕事ができる」「いい大学を出た」 といったひとつかふたつのセールスポイント、 あるいはそこまで具体的でなくても 「オレはオレなりにがんばっている」 といった思い込みなどが、自分全体の 自信にもすぐつながるのだ。 女性の場合は逆に、セールスポイントが いくつあっても、努力をいくらしていても、 「まだ私にはこれが足りない」という マイナス点ばかりが目について、そこを 中心に「私ってダメだ」と自信を失っていく。 だから、客観的に見ると、 「どうして、あんなことくらいで 自信満々になれるんだろうねぇ?」 という程度の男性がイバっていて、 「あれだけがんばっているんだから、 もっと堂々をしていればいいのに」 という女性が、 「私なんてまだまだ…」と、 落ち込んでいる、という構図ができあがる。 |
2020-12-04 |
「私、ダメなんですよねえ、このままじゃ」 診察室にやってくる女性たちの口から、 とてもよく聞く言葉のひとつだ。 「「ダメ」って決めているのは、 誰なんでしょう?」 すると、そういう女性はたいがい 「えっ」という表情になって、 しばらく考えた後でこんなことを言う。 「誰って…。 それは、直接言われたわけじゃないのですが、 会社でがんばっている同僚とか結婚して 子育て中の高校時代の同級生とか、 そういう人をみていると、 「私なんてダメだな」と、 自然に思えてくるんですよ」 結局、誰かと自分をくらべて、 「これじゃいけない」と 自分に言い聞かせている、ということだ。 そして、次第に 「人にできることができていない自分は ダメな人間だ」 と自分を責め、ついには日常生活にも 支障が出てきて、診察室を訪れるように なってしまう人までいるのだ。(略) 他人とくらべたために、自分がすでに 持っている幸せも見えなくなって、 幸せ不感症になるなんて、 本当にもったいない。 |
2020-12-02 |
規則正しい生活を送らなければ、と 肩に力が入って神経質になってしまい、 かえって身体を弱めている人が少なくありません。 健康については、いい意味でいい加減な気持ちで 接する方がいい結果のつながりやすいのです。 たとえば、 健康のために運動する人は結構いますが、 負担に感じるようなら毎日する必要はありません。 適度な運動ががんを予防する、というのは、 医学界では世界的な定説ですが、あくまでも、 “適度な運動”がいいのであって、 毎日することにこだわる必要はないのです。 たとえば、ゴルフが趣味の人で、 うまくなるため練習するのはいいのですが、 まるでゴルフ道でも極めるかのように、 一生懸命にゴルフと向き合う人は めずらしくありません。 これでは、ストレスになってしまいます。 食にしてもそうです。 たとえば、1日30品目の食品を 摂るようにしている人がいますが、 そこまでこだわる必要はないのです。(略) こだわりをもって規則正しい生活を送るより、 たまにはときめきに任せて不摂生をしてみる ほうが、かえって身体に負荷がかかって 鍛えられる、とも考えられるのです。 |