■2020年12月21日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
よく私は面談を求められます。 たまたまその日、先約があり、 「別な日にしていただけませんか?」 とお願いしますと、 「15分でいいですから」 と強引にいわれる人がいます。 用事の緊急性を感じた私は、 「そうですか」と、早朝の面談を約束します。 ところが、30分過ぎても1時間過ぎても なかなか話が終わりません。 すでに別室でお待ちいただいている人のことが、 私は気になって仕方ありません。 一度、こんなことがありますと、 「次にもう一度」といわれても、 どうしても腰が引けるものです。 逆に「15分」の約束を 「今日はお忙しいのにすみません」 と、10分で帰られる人がいます。 この人から次に面談を申し込まれますと、 「今度は30分間いいですよ」 といって差し上げたくなります。
まゆの感想
鍵山さんは、こんなちょっとした配慮、
時間の使い方でも、その人の信頼性が 低くなったり、高くなったりすると言っています。 そうですよね、たとえば、緊急性があって、 どうしても時間をとってほしいとき、 「すいません、15分だけ話てもいいですか?」 などと声をかけることはあるものです。 その時には、大事なことを手短かに伝え、 次回にちゃんと時間をとってもらう、 そんな配慮が必要だと思います。 もちろんそのときに、15分を過ぎても、 「まだ、大丈夫だよ」といってくだされば別ですが、 それでも、だらだらと話すのは、 相手の時間をもらっているので、 避けたいものですよね。 こんなちょっとしたことも、 自分やその人の信頼性が試されますね。 先日、GOTOキャンペーンの宿泊先で、 価格操作が行われている所があると書かれていました。 たとえば、通常だと1万円で宿泊できるのに、 GOTOキャンペーン中は、1万4千円に アップされていたりするそうです。 これでは、GOTOキャンペーンで割引になっても、 通常価格と変わらない、ということになりますよね。 いつも宿泊している人は、このカラクリが分かりますが、 GOTOキャンペーンで行く人にはわかりませんよね。 宿泊先には、宿泊先の事情もあるでしょうが、 これではいつか信頼性が失われてしまう、 そんな気がいたします。 こんなこと人は気にすまい、気付かないと考え、 目先の自分の利益や権利を優先すると、 あとあと、信頼性を失うのだと思います。 |
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