■「今日のことば」カレンダー 2017年5月■
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2017-05-30 |
ユリの花はね、ダリアにあこがれないんだよ。 桜の花はね、ハスの花にあこがれたりしないんだよ。 タンポポはタンポポで、精いっぱい咲いている。 どの花も、てんでんに、いっしょ懸命、咲くんだよな。 わかるかい? そうやって、みんなも、精いっぱい自分の花咲かせてさ。 元気に堂々と咲いてりゃ、いいんだよ。 それを、誰かが勝手に決めた基準を持ち出して、 あーだ、こーだ、ヨソと見比べて、落ち込んで。 それより、タンポポはタンポポとして咲けばいいんだ。 ユリはユリとして、ダリアはダリアとして、咲けばいいの。 それが自分にできるようになったとき、たとえば、 「自分は介護向きで、最高だな」とかって。 各自にピッタリはまる場所があるんだよ。 |
2017-05-29 |
過去を変える、というのは、たとえば、 みっちゃんが何年か前に、パーティで乾杯の音頭をとることに なったんだけど、アガちゃって、コップを持ってないのに、 「カンパーイ」 って言っちゃったんだよね。 そのときのことを思い出すと、みっちゃんは、 「今でも、顔が火が出るぐらい恥ずかしい」 って言っていたんだよ。 で、そのとき、一人さんは 「みっちゃん、それやめな」って。 「それを言うなら、腹がよじれるぐらい笑っちゃう、 って言ってごらん」って。 みっちゃんが、それを言ったら、その過去はホントに、 笑える楽しい思い出に変わっちゃったんだよね。 |
2017-05-26 |
成功にはラッキー面も伴う しかし私でなかったら、他人なら その道を通らなかっただろうと思うことが多い。 私の研究分野では、 一年間まったく成果がでないこともよくあります。 これまで世界の誰もやらなかったことをやり、 新しい発見をしようとするのですから、それは当然のことです。 研究が成功する要因には、たしかに運もあるのですが、 運だけではありません。 「自分が見つけてやるのだ」という強い気持ちが 成果を呼び込むことを、私は長年の研究生活を通して 実感してきました。 |
2017-05-22 |
あるとき、一人の学生が「卒論の作成が手につかない」 と相談にやってきたことがあります。 彼女は、「不安でたまらない」と訴えるのです。 心の中では 「卒論を書けたとしても、不合格の点がつくかもしれない」 という気持ちが渦巻いているというのです。 しかし、卒論をまだ出してもいないのに、 そのあとのことまで先回りして考えてしまうのは、 おかしな話です。 私は、こうアドバイスをしました。 「卒論は、提出しなければ、点もつきません。 こう口にだして言ってみたらどうでしょう。 『提出して、不合格になったら、それはそのとき考える。 出さなかったときと同じ結果でしかない』」 彼女は何度もこの言葉を繰り返しました。 そして無事に卒業し、今は 社会人として充実した日々を送っています。 心の中の声を言葉にして、それをプラスの文章に 変えてみるだけで、気持ちはふっと楽になるものです。 |
2017-05-19 |
私は自分の目標が半分達成できていれば、 それで十分と思うようにしています。むしろ 「50%の力を出し切ることができて、ありがたい」 と感謝をします。 これは私が年齢的に「無理がきかない」という 理由も大きいかもしれません。 ですが、長年生きてきて得た知恵でもあります。 できた部分については喜び、できなかったことについては 謙虚に受け止め、能力を冷静に把握すること。 私はこの態度を「聖なるあきらめ」と名付けています。 「聖なるあきらめ」で大切なのは、 ただ「あきらめる」のではなく、 「自分の身の丈を知る」ということです。 人は、完璧に何でもこなそうとしたり、 能力以上のことに挑むとき、 苦しくなったり無理が生じるものです。 |
2017-05-18 |
自分の人生は自分が作っているのであって、 この人生の主人公は自分自身であることを知ったとき、 人は自分が動くしかないと考えるようになる。 人生をシンプルなものだと受け止めたとき、 その人は人生の主人公になり、 自発的に行動を起こすようになるのだ。 また、やろうと思ってできることをすれば、 事態は変わるときには 変わるものだということを忘れないでほしい。 自分で考え、決定したならば、 とりあえずできることからやってみる。 そこから、あるいはそこからしか、 自分の人生を変えていくことはできない。 人生を複雑に考えない、シンプルに考える。 このことが、自分や人生を変えていく秘訣である。 |
2017-05-17 |
たとえ劣等感の原因を明らかにできたとしても、 そこからは生きる勇気は生まれてこない。 過去の出来事をあれこれ詮索しても、今日を生きる、 そして明日にむかって歩み始める勇気はでてこない。 いまの自分を認め、そこから未来を考え、 目標を持って生きることが大切なのだ。 過去の出来事を分析して、現在の自分の状況を 解き明かそうとしてもうまくはいかない。 それは、物の性質を解き明かす物理学の方法であり、 人の心理の解明には役立たない。 いままでの自分にこだわり過ぎるな。 自分の未来を見つめ、自分の可能性に目を向け、 劣等感をバネにして、自分を向上させることを考えるべきだ。 |
2017-05-16 |
「もっと将来のことを考えて、ちゃんとしなさい」 「不況が続いて、老後が心配だ」 そんな声は多い。 明るい味蕾を妄想してワクワクするならまだしも、 未来を懸念するのはごめんだ。 なぜなら未来を懸念する人は、 死ぬまで未来を懸念し続けるからだ。 10年後を懸念する人は、 10年後さらに10年後を懸念している。 老後を懸念する人は、 老後はなってからさらに老後を懸念している。 いい人生というのは、 過去が美しい記憶で満ち溢れることだ。 |
2017-05-15 |
行動の主体者は、あくまで相手自身です。 相手が自分の意思で行動しようとすること、 変わろうとすること、が必要なのです。 つまり、こちらの役割はそのキッカケを与えることなのです。 しかし、名案と言えるようなキッカケがあるわけではありません。 そのときどきの相手の状況によって、キッカケになる こちらの行動は、次のように様々なものがあります。 ・相手の話を聞く ・相談に乗り、一緒に考える ・自分の意見を伝える ・知識や情報を教える ・自分の体験を語る ・共に夢を語り合う ・相手がやる気になる言葉で励ます ・自由に相手に任せる ・いつでも笑顔でそばにいる ・心の底からほめる ・共に喜びを分かちあう ・相手に感謝する ・相手のために尽くす そして、一番大きなキッカケになるのが、 相手を感動させることです。 感動は人の意識を一瞬にして、 大きく変えてしまうことがあります。 |
2017-05-11 |
これは優等生タイプにとても多いのですが、 とにかくみんな頭でっかちなんですね。 なんでも頭の中だけで考えて、 「できる」とか「できない」の判断を下している。 どんなに優秀な人であっても、頭の中だけで完結していては いいアイデアも生まれません。 頭を動かすのと同じように、手を動かしながら考えるのです。 たとえば、ロボットについて 70点レベルのアイデアが浮かんだとしましょう。 このとき、机の前でうんうん唸って80点や90点のアイデアに 練り上げようとするのではなく、とりあえず70点レベルで いいから試作品を作ってみる。 そしてでき上がった試作品を実際に動かしながら、 足りないところを考える。 目で見て、耳で聞いて、手で触れることによって、 課題や解決策を探っていく。 そしていくつかの問題を改善した80点の「試作品2」を つくって再び動かしてみる。 こうすると、頭の中で考えていた時には 思いもしなかったような発見があったりします。 |
2017-05-10 |
男女の会話のメカニズム 《女性は感情、男性は論理》 異性との会話がうまくいかないと 悩む方は多いはずです。 それもそのはず、男女によって会話の メカニズムは異なります。 ひとことで言えば、 男性は論理的かつ結論重視。 問題があれば原因を究明して 解決に至ろうとしますし、 話に論理的な整合性が見られないと 素直に受け入れることができません。 一方女性は感情的でプロセス重視。 自分の気持ちを伝えることが できれば心が満たされるので、話を聞いて 理解と共感を示してあげることがポイントです。 また、プロセス重視なので結果よりも行為 (頑張っていることなど) をほめられた方がうれしくなります。 女性同士の会話は男性からすれば、 「どうでもいいことを言い合いしているだけ」 のように思えますし、男性同士の会話は 女性からすれば 「なんで話を仕切ろうとするのかな」 と思うでしょう。 でも、それが価値観の差。 価値観の差は「埋める」のではなく、 「認める」ことが重要です。 こうした歩み寄りの姿勢がスムーズな会話と 対人関係を生みます。 |
2017-05-09 |
会話を弾ませるには、相手の言ったことの中から 自分が興味を持った、または相手がもっと話したそうな キーワードを拾い、それを糸口として展開するのが基本です。 ×「いつですか?どこですか? 彼氏さん、何をしてる人ですか?」 一気に3つも4つも質問されても 相手は対応できず話す気が失せてしまいます。 聞きたい気持ちをグッとこらえて、ひとつずつ質問しましょう。 ◎「どこに行くか決めてるんですか?」 日常会話はもとより、インタビューや質疑応答の場面でも、 基本は一問ずつ質問すること。 その方が相手もスマートに回答できますし、 会話のリズムも生まれます。 |
2017-05-08 |
心の中に迷いがあるというのは、 小さなことが気になり、積極的な行動ができずに、 ものごとがうまくいかなくなってしまいます。 そのようなときは、「楽しんでやろう」と 決めてしまうことが大切なのです。 「楽しむ」と決めてしまうことで、 無駄な力が抜けていくのです。 楽しもうと決めたら、後はやるべきことをやり続ける。 そうすることで、めざしている結果に、 もっとも近づくことができるようになると思います。 |
2017-05-02 |
日常を離れるということは、とても大切な刺激になります。 日常生活では、私たちは、いつも同じような刺激しか受けません。 しかし、旅に出れば、景色一つでもこれまでにない 新たな刺激を受けますし、新たな体験をすることになります。 世界を広げるということでも大きな意味があります。 あちらこちら見て歩くというのは、好奇心を刺激します。 疲れも出ますが、旅館やホテルに着けばくつろぐこともできます。 無理のないスケジュールでときどき旅行に出るのは、 適度な刺激とリラックスを得ることで、 交感神経と副交感神経のバランスをとることができます。 現代人は交感神経に偏りすぎた生活をして、 その結果、免疫力を落としているといわれます。 要は、交感神経と副交感神経のバランスをとることが 非常に大切です。つまり、 生活の中で緊張とリラックスのバランスを心がけることです。 |
2017-05-01 |
私は、本当の強さというのは、 「転んでも起き上がること」だと思っています。 起き上がることさえできれば、何度でもまた、 前進を続けられるわけで、そういう生き方をすることが 本当の強さだと思います。 たとえ99回負けたとしても、100回目に勝てばいいのです。 さらに極端にいえば、一度も勝てなかったとしても、 一生負けたとしても、最後まで挑み続ける生き方。 つまり、転んでも立ち上がり続けるという生き方そのものが、 人間としての本当の強さの証明なのだと思います。 |