■「今日のことば」カレンダー 2004年2月■
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2001年 : 11 12
2004-02-29 | 人間は、日々行う数々の決断によって、価値と尊厳に達する。こうした決断には、勇気が必要である。勇気は、人間存在にとって不可欠のものなのである。 |
2004-02-28 | 怒りを爆発させたり興奮して争ったりすることは一時的な開放感をもたらしはしますが、嵐が過ぎてみると、実際は何も変化してないことに気付かざるをえません。つまり、持続的な変化を生み出すためには、責め立てではなく、落ち着いた状態を保とうとする人間関係こそが基本と言えます。 |
2004-02-27 | 人の人生には、必ず光と闇があります。光だけの人生はありえないのです。その闇の部分まで見える感性がないから、人をうらやんでしまうのです。言いかえれば、いつも人をうらやんでいる人は、感性が欠けているのです。人の心の闇も見えれば、人はみんな平等であることがわかります。自分の幸せも気づくことができるのです。そのためには、心の視野を広く持ってください。今この瞬間の物質的な栄華に目を奪われるのではなく、その背後にあったであろう闇の部分、その人が今までにしてきた努力、これからするであろう苦労、そういうものを見てください。 |
2004-02-26 | 人生は一冊の書物に似ている。馬鹿者たちは、それをペラペラとめくっていくが賢い人間は念入りにそれを読む。なぜならば、彼はただ一度しかそれを読むことができなことを知っているから。 |
2004-02-25 | 女性が男性の感じていることや実情に合わせて「与え」ない限り、二人のどちらも男性の愛する能力をじゅうぶんに引き出すことはできません。彼は押しつけがましい「愛」に対してはネガティブな反応を示し、エネルギーを衝突や自己嫌悪にばかり注ぎます。自己中心的な愛は、彼のありのままの姿に向き合おうとしないので、うっとうしく思えるのです(略)愛情表現のつもりで何かをして、彼に感謝してほしいと望むくらいなら、何もしない方が彼のため、二人のためです。 |
2004-02-24 | 「経験の深さ」もしくは「経験のしかたの深さ」が心の深さをつくるではなかろうか。いいかえれば、ひとの心に、2つ、またはそれ以上の世界が成立し、それぞれの世界から、各々べつな角度で同じ一つの対象をみるとしたら、この「心の複眼視」から、ものの深いみかたと心の奥行がうまれるのではなかろうか。 |
2004-02-23 | 真実の持つ難点は、それがたいてい不快でしばしば面白くないことである。人の心はもっと楽しくて心和むことを求める。 |
2004-02-22 |
悲しみ、怖さ、怒りといった激しい感情は、 時には押しとどめようもなくなることがあります。(略) でも、感情がそれほど激しくなるのは、 それなりの理由があってのことです。 大事な話を伝えたいからなのです。 自分全体の中の大切な一片を呼び戻してくれているのです。 |
2004-02-21 | 私は完璧を目指さない。できっこない。狙うのは、プロとしての素晴らしさだ。 |
2004-02-20 | 人間は愛しているか、愛されているか、どっちかでないと辛いね。 |
2004-02-19 |
相談事をする時には、常に明るく振る舞うことです。 そうしないと、相手に暗い波動が伝わってしまいます。 それほどたいした問題でもないのに、 暗く言うことによって、たいしたことになってしまうのです。 話し口調によって、問題が深刻にもなるし、 それほど大きな問題でなくすませることもできるのです。 |
2004-02-18 |
人はその「人となり」の行動をする。 人は行動のとおりの人になる。 |
2004-02-17 |
相手をほめるというのは、 自分が負けることです。 自分が負けるということは、 自信がないとできません。 自信のある人間は相手をほめることができます。 相手をほめることができない人間は、 自分に自信がないのです。 |
2004-02-16 |
もっとも難しい3つのこと ・秘密を守ること ・他人から受けた危害を忘れること ・ひまな時間を利用すること |
2004-02-15 | なんとすみやかにわれわれは、この地上を過ぎてゆくことだろう。人生の最初の1/4は、その使い方もわからないうちに流れ去り、最後の1/4は、その楽しさを味わえなくなってから過ぎていく。しかも、この何の役にも立たない、両端にはさまれた期間にも、われわれに残された時の3/4は、睡眠、労働、苦痛、束縛、あらゆる種類の苦しみによって、費やされる。人生は、短い。 |
2004-02-14 | するりするりと生きるも人生。壁にぶつかり煩悶しながら生きるも人生。さらりと浅く生きるか、どっぷり深く生き抜くか…舵一つでいつもでシフト出来るのが人生です。 |
2004-02-13 |
すぐ「わかりました」という人間に、 わかったためしはない。 |
2004-02-12 | 親密な関係を築き上げるのは容易なことではない。その過程はのろく漸進的である。あまりに急速な親密さはもろい。そのようなものは、もし一方が相手について否定的な、あるいは気に入らない何かを発見したときには、たやすくこわれてしまう。それに反して、時間をかけて活動を共にし、自己開示をし合うという強い基盤の上に築き上げられた親密な関係は、簡単には壊れないのである。 |
2004-02-11 |
人生に疲れたという人がいたら、 それは人生のほうが、 その人間に疲れたのだと思えば、間違いはない。 |
2004-02-10 |
我々は自分一人の力で自分を肯定することは出来ません。 必ず誰か他の人間が、その瞳の中に我々の美点を写し出して 見せてくれなければなりません。 他者が鏡となって、 我々の姿を投げ返してくれなければならないのです。(略) すべての人間にとって本当に必要なものは、 ひとからもらう肯定的な愛であります。 |
2004-02-09 | その人その人の命があるように、その人その人の時がある。 |
2004-02-08 | 答えはない。答えは存在したことがない。答えはこれからも存在しない。それが答えなのだ。 |
2004-02-07 | 人間というものは、少しやさし過ぎるくらいでなけりゃ。もともと十分やさしくあり得ないのだから。 |
2004-02-06 | どんなときでも希望を失わないことは、底抜けの楽天家だけに許された能力ではない。それは健全な自己防衛のメカニズムであり、生物学的にしっかりとした根拠がある。 |
2004-02-05 | 「友達がいない」「心を許せる同僚がいない」と嘆く前に、もしあなたが他人だったら、日頃のあなたと友達になれるかを考えてみてください。真の友を得たいと思うなら、まず自分自身が自分に対して友達になりたいような人物になることを心がけるべきです。 |
2004-02-04 | 他人とうまくやっていく能力は、自分とうまくやっていく能力と同じです。まず、自分とうまくやっていくことを身につけなさい。そうすれば、他人ともうまくやっていけるようになります。 |
2004-02-03 | 傷つきやすい人間ほど、複雑な鎧帷子(よろいかたびら)を身につけているものだ。そして、往々この鎧帷子が、自分の肌を傷つけてしまう。 |
2004-02-02 |
あきらめ癖があり、 何事に関してもほどほどのところで 撤退してしまう人がいます。 ちょっとみると無気力でやる気のない人のようですが、 実は「うまくやりたい」という気持ちが すごく強い人が多いのです。 うまくやりたい気持ちの人一倍強い人は、 失敗することを極度に怖れます。 だからこそ、 失敗したときのダメージを軽くすることに腐心するのです。 |
2004-02-01 |
例えば、社内で奨励されている資格取得をめざしつつ、 試験で落ちたらみっともないという不安があるとします。 試験勉強に真剣に取り組んでいる人を冷やかしつつ、 自分もやらなくてはとの焦りはどこかで感じています。 でも、試験に落ちたときのことを考えると、 ムキになって、勉強できないのです。 仕事でも恋愛でも、同様のことがあるはずです。 失敗したら何を失うのでしょうか? 資格はもともとないのですから、失うことはできません。 うまくいけば得られるというだけです。 自信は失うかも知れません。 しかし、初めから逃げて失敗を免れることで保てる自信とは どれほどのものなのでしょう。(略) 落ちたことを同僚に知られたら、体面を失うという人が いるかもしれません。 でも、逃げて虚勢をとりつづけて失敗を避けている人が、 もともと尊敬されていると思っているとしたら それは虫がよすぎます。 つきあっていれば、そのくらいのことは見抜けるものです。 そうしてみると、何事によらず、 全力を尽くして失敗することで 失うものはほとんどないことになります。 うまくいけば一段と飛躍でき、 失敗してもやる前の状態に戻るだけです。 |