■2025年02月05日の「今日のことば」■
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このような方々の共通点として、
「名刺を持っていて、その名刺には ○○同好会幹事のように、何だかよくわからない 肩書きがズラズラと書いてある」 ことが多いそうです。 名刺を持ち、肩書きがないと不安なのでしょうね。 そんな人、うん、たしかに周りにいるなあ… 本の中に地域の自治会長の話が書かれていました。 その地域では、定年後の移住先として、 人気があるそうなのですが、 「ゴミ集積所の掃除やお祭りの手伝いなどを頼むと、 「私は会社では部長だったんだ、そんなことできるか!」 と怒り出す人がいて、扱いに困っています。 「地域の決まりなので、お願いします」と お願いしますが、つき合いを拒む人も多い。 しかも、本人が困らせていることに 気づいてないから、始末に悪い。 そもそも田舎では、一流企業の元部長よりも、 食べられるキノコと毒キノコを見分けられる人の方が 尊敬されるんですけどね」 自分が輝いていたとき、活躍してときのことは、 忘れられず、自慢のひとつもしたくなるし、 その頃の自分を引きずってしまいがちですが、 過去の栄光にすがっていてはね~ 今の周囲のいる人にとっては、 「だから?」というぐらいの 正直どうでもいい話ですもん。 切ないですが、過去の話ですからね~すでに… 「いつまでも過去にしがみついていたり、 相手の上に立ってやろうという気持ちを 捨てられないでいると、新しい友人などできません。 そうなれば、待ったなしで、 ひとりぼっちの定年難民でしょう。 定年後は人柄や生き方が その人の価値として評価されます。 「やっと真の自分が評価される時代がやってきた」 とポジティブに考えるようにしませんか?」 と、保坂さんは言ってます。 |
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