ことば探し
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■2025年02月05日の「今日のことば」■

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「今日のことば」

たしかに現役時代には、
立派な社名や肩書きがものを言ったでしょう。
しかし、その威光は定年とともに失われるものです。
だから、どんなに出世した人でも、
「定年したらただの人」という
自覚を持たなければ、地域にうまく溶け込めません。
ところが、それを受け入れられない人が
意外に多いようです。

そんな態度をとってしまう理由は
「社会的承認欲求」
という心理によるものでしょう。
わかりやすい言葉にすると、
「他人から一目置かれたい」
「ほめられたい」という気持ちです。

大学教授を退職した方が
「無職と書くことに抵抗がある」と話していましたが、
誰もが知っているような大企業に勤めていたり、
エリート色の強い職業の人は、社会的承認欲求が
とくに強くなる傾向があります。
ところが定年後は、どんな一流企業に勤めていた人でも、
「ただの人」。


社会的欲求が強い人は、
それを受け入れることができず、
過去の栄光にすがってしまうわけですね。


出典元 定年後、うまくいく人 いかない人
おすすめ度 ★★★★★  ※おすすめ度について
著者名 保坂 隆

まゆの感想
このような方々の共通点として、

「名刺を持っていて、その名刺には
 ○○同好会幹事のように、何だかよくわからない
 肩書きがズラズラと書いてある」

ことが多いそうです。
名刺を持ち、肩書きがないと不安なのでしょうね。
そんな人、うん、たしかに周りにいるなあ…

本の中に地域の自治会長の話が書かれていました。
その地域では、定年後の移住先として、
人気があるそうなのですが、

「ゴミ集積所の掃除やお祭りの手伝いなどを頼むと、
 「私は会社では部長だったんだ、そんなことできるか!」 
 と怒り出す人がいて、扱いに困っています。

 「地域の決まりなので、お願いします」と
 お願いしますが、つき合いを拒む人も多い。
 しかも、本人が困らせていることに
 気づいてないから、始末に悪い。

 そもそも田舎では、一流企業の元部長よりも、
 食べられるキノコと毒キノコを見分けられる人の方が
 尊敬されるんですけどね」

自分が輝いていたとき、活躍してときのことは、
忘れられず、自慢のひとつもしたくなるし、
その頃の自分を引きずってしまいがちですが、
過去の栄光にすがっていてはね~
今の周囲のいる人にとっては、
「だから?」というぐらいの
正直どうでもいい話ですもん。
切ないですが、過去の話ですからね~すでに…

「いつまでも過去にしがみついていたり、
 相手の上に立ってやろうという気持ちを
 捨てられないでいると、新しい友人などできません。
 そうなれば、待ったなしで、
 ひとりぼっちの定年難民でしょう。

 定年後は人柄や生き方が
 その人の価値として評価されます。
 「やっと真の自分が評価される時代がやってきた」
 とポジティブに考えるようにしませんか?」

と、保坂さんは言ってます。

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