■2022年09月27日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
気分というのはいつも変わるものです。 元気でハツラツとしている時、 安らいでリラックスしている時、 ブルーに沈んでいる時、さまざまです。 その日、その日でひとつの気分だけに 支配されるのではなく、1日の中で めまぐるしく変わったりもします。 朝起きた時は、ブルーな気分だったのが、 夕方には前向きで明るい気持ちに なっていることもあります。 まさに天気と同じです。 そこで大事なのは、 その時、その時の自分の気分を自覚して、 なるべくその気分に同調するように することです。 気分からかけ離れた行動をとったり、 気分に同調しない環境に身を置いたりすると、 心の中で違和感を覚えます。 たとえば「今日はなんか調子がよくないな」 と感じる日があったとします。 そんな時に、無理に元気に振る舞えば、 どこか空回りしたり、周囲から妙に浮いたりして かえってしんどくなります。(略) このように気分の状態と 回りの雰囲気がかけ離れている時、 人はその落差に不安や焦りを感じて、 情緒が不安定になる傾向にあります。
まゆの感想
気分や気持ちって、コロコロ変わること、
これを知っておくことは大切だそうです。 変わっていくのが自然で、いつも 明るく、ポジティブな気分や気持ちで いることは、不自然だそうです。 楽しく、明るく、ポジティブな 気分や気持ちのときもあれば、 暗く、辛く、悲しく、みじめなときもあり、 それが自然ということですね。 そんな気分や気持ちの中で揺れつつ、 笑ったり、悩んだりしている、 それが人間で生きるってことかもしれません。 今どきは、心配をかけまいとして、 辛くても、いつも明るく振る舞ったり、 ポジティブな自分でいないと嫌われるなど、 あまりに周囲の空気を読み過ぎて、 自分の本当の気分や気持ちに反した行動を とらざるを得ないことが多いとか。 そんなことを続けていると、 自分の気分や気持ちがわからなくなり、 知らずに、どんどんストレスがたまっていき、 あるとき突然、自分が壊れたり、爆発したりして、 自分の気分や気持ちに振り回されるようにも なるので、植木さんは、 「内側の「気分」と 外側の「環境、雰囲気」を一致、 同調させていくことがとても大切なのです。 気分と周りの雰囲気が同調すると 「気分一致効果」が起こります。 気分が明るい時は、さらに明るく を盛り上げてくれるし、憂鬱な時は 沈みながらもどこかくつろいだような 気分になれるのです」 と言っています。 暗い気分や気持ちのとき、それに耐えられず、 飲みにいき、無理にはしゃいだりするより、 その気持ちにそうような行動をとった方が、 例えば、気持ちにそった曲を聞きつつ、 ひとりで静かに飲むとかが、 身体にも自分の心にもよいそうです。 |
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