■2022年03月18日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
よく「ため息をつくと幸せが逃げる」 と言われますが、自律神経的にみると、 じつは、ため息とは、とても いいものなのです。 なぜなら、ため息をつく前は、 必ず呼吸が止まっています。 何か心配事や不安を 抱えて考え込んでいたり、 極度に根を詰めて作業していたり。 そんなときには、「はぁ……」と 息をゆっくり長く吐くことで、疲労や ストレスから滞ってしまっていた血流を よくし、副交感神経の働きを高め、 自律神経の乱れを元に戻してくれる。 つまり、ため息とは、 人間の肉体が持っているすばらしい 自助作用なのです。 実験をしても、ため息をついたあとの 末梢血管には、みるみる血流が戻る、 という効果がはっきりでています。
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